清林館-滝 観戦記(2019年秋季尾張地区1次予選)

8月12日に津島球場で行われた第1試合、清林館-滝の観戦記です。
滝は1年生主体で夏に初戦を突破。そのメンバーが清林館相手にどういう試合をするか、注目して観戦しました。
清林館
47511|18 H15 E2
00020|2 H9 E4
滝
(5回コールド)
投手成績
清林館
石丸(1) 3回 54球 被安打4 四球1 三振4 失点0
渡部(10) 1回 23球 被安打4 四球0 三振0 失点2(自責点1)
鷲見(17) 1回 18球 被安打1 四球0 三振2 失点0
滝
岡地(1) 3回 91球 被安打12 四死球6 三振1 失点16(自責点12)
兼氏(8) 2回 36球 被安打3 四死球2 三振1 失点2(自責点1)
石丸投手は右のオーバーハンド。左手を大きく上げて投げるフォーム。まっすぐはなかなか。



渡部投手は左のオーバーハンド。体格もがっしりしていてまっすぐも力強い。フォロースルーの大きなフォーム。タイミングが合わされやすいのかヒット打たれて失点しましたが、魅力が一番ありました。



鷲見投手は右のオーバーハンド。伸びのあるまっすぐを投げていました。



岡地投手は左のオーバーハンド。少し1塁側にインステップ。まっすぐはそんなに速くない。ボール先行が多かった。



兼氏投手が右のオーバーハンド。まっすぐはそんなに速くない。ストライクが取れてた分安定感はありました。



(スタメン)
清林館
6竹本 4山川 7森下 9藤島 5伊藤 3吉田 1石丸 2川部 8小林
滝
2渡邉 6奈須 8兼氏 3長瀬 9原 1岡地 4外山 7土屋 5榊原
(試合経過)
1回表、1死2、3塁から4番藤島が2点タイムリー3ベース。更に1死2、3塁から6番吉田の2ゴロをタイムリーエラー。更にワイルドピッチで1点。清林館が4点先制。
2回表、1死満塁から3番森下がタイムリー。4番藤島が押し出し四球。更に5番伊藤のライトフライを取れずタイムリーエラーと6番吉田の2ゴロを2点タイムリーエラー。2死2塁から7番石丸のタイムリー2ベース。2死3塁から8番川部のピッチャー強襲タイムリー。11-0
3回表、1死満塁から6番吉田のタイムリー。7番石丸の2ゴロゲッツー崩れで1点。8番川部のセンターオーバーの2点タイムリー3ベース。9番小林のレフトフェンス直撃のタイムリー2ベース。16-0
4回表、2死1、3塁からワイルドピッチ。17-0
4回裏、1死2塁から9番榊原のタイムリー。2死1塁から2番奈須のタイムリー2ベース。17-2
5回表、無死2塁からタイムリーエラーで1点。18-2
清林館が圧勝しました。
清林館は打線が活発。夏のチームから4番を打ってた藤島選手は2本の3塁打で2打数2安打2四球と完璧な内容。さすがの活躍でした。
川部選手は4打数4安打。下位もこれだけ打つと点がつながりますね。
どんどん仕掛けて点を取っていく姿勢は良かったです。
投手は失点したものの渡部投手の投球が光りました。ここのところ左の好投手がエースになっていますが、そういう存在になれるか。競争が見ものですね。



滝は大量失点で早々に試合が決まってしまいました。それでもヒットは5回まで9本と結構出ていて、それなりに力があることは伝わってきました。
上位打線は鋭い打球もあったので、いかにここで点を取るかでしょうね。
ベンチからの要求が高いのに選手がついていけるか。人数が少ない中でこの酷暑は大変でしょうけど、頑張ってほしいなと思います。


