中央発條-和合病院 観戦記(2023年天皇賜杯愛知県予選大会(西部))

6月28日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた天皇賜杯愛知県予選大会(西部)の決勝戦、中央発條-和合病院の観戦記です。和合病院は準決勝で大森石油に苦戦して、サヨナラホームランで逆転勝ち。中央発條は完封勝ちで決勝進出。その勢いでどこまで戦えるか注目して観戦しました。

中央発條
00000000|0 H3 E5
03000004|7 H5 E0
和合病院

中央発條
嶽野(15)、川口(11)、川畑(21)、竹田(19)-辻野
和合病院
南(17)-山田、市川

投手成績
中央発條
嶽野雄貴(日進-名院大-西濃運輸 8年目) 1回2/3 被安打1 四球3 三振0 失点3(自責点2)

川口龍一 5回2/3 被安打2 四死球6 三振4 失点3(自責点1)
川畑春介(東邦-神奈川大) 0/3 被安打1 四球0 三振0 失点1(自責点0)

竹田龍惟(豊川 5年目) 1/3 被安打1 四球0 三振1 失点0

和合病院
南大河 8回 被安打3 四球3 三振6 失点0

(出場選手)
中央発條
8山本(1) 3大石(3) 6山中(0) 7大月(7) 9鵜飼(2) D橋詰(13) 5松本(8)→H可児(24)→5 2辻野(10) 4高橋(5)
和合病院
5青木(1) 8森川(2) 2山田(23)→3吉田(25)→H落司(8) 7前田(13) D池田(5) 3市川(22)→2 9丸山(4)→R戸家(12) 6柘植(7) 4上地(9)→三ヶ尻(0)

(試合経過)
2回裏、1死満塁から8番柘植の1ゴロの間に1点。2死2,3塁から9番上地のバントヒットにエラーが重なり2者生還。1番青木の2ボールでピッチャー交代、川口。和合病院が3点先制。3-0
7回裏、1球投げたところで雷雨が近くなったため中断。15分くらいで再開に。
8回裏、1死1,3塁から代打三ヶ尻が叩きを決めて1点(そのままエラーで出塁)。ここでピッチャー交代、川畑。1死2,3塁から1番青木が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、竹田。2死1,2塁から4番前田がタイムリーを放ち、コールド成立。和合病院が優勝を決めました。これで天皇賜杯愛知県予選大会(西部)は三連覇に。

短評

和合病院の強さが目立つ試合に。2回、8回としっかりと取るべきところで叩きで点を取るところがすごいんですよね。鮮やかでした。南投手は3点もらってスイスイと投げて、雨で投げにくい場面もあったのですが、大崩れせず。チャンスを逃さない野球で全国でも優勝してきてほしいですね。
大会3連覇。安定して強いです。

中央発條は2回に嶽野投手が3四球から3点を失ったのが痛かったですね。その後の川口投手が良く粘りましたが・・・。格上相手に先に3点を失っては勝負にならない。8回表に2死1,2塁から2番大石選手のヒットでホームアウトになりましたが、タイミング的に紙一重でしたし、仕方ないかな。ここまで勝ち上がったのは立派。今後に活かしてほしいですね。

ピックアップ選手

中央発條 川口 龍一 投手(至学館-名城大 2年目)

2回裏に3点ビハインドから登板。連続死球で試合を壊しかけるもそこを踏ん張ると、粘って7回まで無失点ピッチング。8回に四球、内野安打とエラーから失点したものの、良く踏ん張って投げたと思います。

中央発條 可児 海翔 内野手(多治見工 2年目)

代打で8回に登場し、フェンス直撃のシングルヒット。あとちょっとでホームランという当たりでした。当たりが良すぎてシングルだったのが残念。

和合病院 南 大河 投手(伊勢工-福井工大 2年目)

先発して8回を無失点。3安打に抑えて、四球も3。投げにくい雨の中でも崩れなかったのは立派でした。点をもらった3回以降に三者凡退を4イニング続けたのがさすがでしたね。

和合病院 三ヶ尻 匡宏 内野手(興国-東海学園大)

8回に追加点が欲しいところで代打で登場。叩きで1点が欲しいところでしっかりと決めきるベテランの凄みを感じました。

和合病院 前田 直人 外野手(同朋-同朋大 12年目)

4番レフトで出場し、2安打2四球。最後はコールドを決める一打を打ちました。さすがですね。

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