安城-桜丘 観戦記(2022年春季全三河大会)

5月14日に豊田球場で行われた第2試合、安城-桜丘の観戦記です。
現チームを見たことないチーム同士の1戦で、この試合を目当てに球場に足を運びました。

安城
001011050|8 H8 E2
200015001|9 H15 E1
桜丘

安城
大泉(11)、本田(1)、小田(10)-水野
桜丘
小林(10)、海野(1)、高木(11)-永田

投手成績
安城
大泉汰賀 4回2/3 70球 被安打5 四球3 三振4 失点3
本田塁(2年) 2/3 24球 被安打5 四球1 三振1 失点5

小田真ノ介 3回2/3 被安打5 四球1 三振3 失点1(自責点0)

桜丘
小林東悟(3年) 6回 95球 被安打3 四死球8 三振2 失点3

海野志道(3年) 1回2/3 24球 被安打4 四死球2 三振0 失点5

高木蒼空 1回1/3 16球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
安城
6丸山 7堀田 5水谷 3高橋 4泊 2水野 8稲垣 9谷川(20) 1大泉(11)→1本田(1)→1小田(10)
桜丘
9加藤(8)→8 6岩瀬 5原田 3佐野→1海野(1)→1高木(11) 7近田 8ソウザ(9)→9後藤(12) 2永田 1小林(10)→3 4清川

(試合経過)
1回裏、1死2,3塁から4番佐野のタイムリー。5番近田の3ゴロの間に1点。桜丘が2点を先制。2-0
3回表、1死2塁から9番大泉のタイムリー。2-1
5回表、1死2塁から1番丸山のタイムリー。2-2
5回裏、2死3塁から1番加藤がタイムリー。3-2と勝ち越し。2死1,2塁でピッチャー交代、本田。
6回表、無死1,3塁から5番泊の4-6-3のゲッツーの間に1点。3-3
6回裏、1死1,2塁から8番小林のタイムリー2ベース。9番清川の2点タイムリー2ベース。1番加藤のタイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、小田。いきなり3塁牽制がボークとなり3塁ランナー生還。この回5点。8-3
8回表、無死満塁からワイルドピッチで1点。無死2,3塁から7番稲垣の遊ゴロの間に1点。2死3塁から9番小田のタイムリー内野安打で1点。2死1塁から1番丸山のレフトへ2ランホームランで同点に。ここでピッチャー交代、高木。8-8
9回裏、無死満塁から6番後藤の遊ゴロでホームに投げたボールが逸れてキャッチャーがこぼしランナー生還。
9-8で桜丘がサヨナラ勝ちを収めました。

総評

桜丘が勝ち越しては追いつき、というのを繰り返した試合。6回裏に桜丘が安城の本田投手を捉えて5点取ったところで勝負あったと思ったのですが、そこから安城が8回に追いつく粘り。
ただ、一度も勝ち越せなかったのが、やはり表の攻撃ということで、最後はサヨナラ負けとなってしまいました。
最終回にエラーが出て敗戦となりましたが、そこまでは記録としてエラーはなかったですし、ある程度やれることはやっていた印象。
バントではなく、なんとか粘って四球を取ってでもチャンスを広げようという姿勢は個人的には好きです。
積極的に打っていくところと粘るところ。いろいろ作戦を考えているところがいいですよね。
小田投手はまっすぐが動いているのか、桜丘からも結構空振りを取っていました。2年生ですし、秋以降も楽しみ。
桜丘は3年生中心のベンチ入りで、春の県大会とメンバーを入れ替えての試合でした。
投げた3投手とも春はベンチ外。それでも高木投手は遅い球をうまく使って持ち味を発揮して、チームのピンチを救いました。
3年生にとっては夏の前の最後の公式戦。1試合でも多く戦えるように、力を合わせて頑張ってほしいですね。

ピックアップ選手

安城 小田 真ノ介 投手(2年)

6回の大量点のところでマウンドに上がり、ボークで失点したもののそこから粘り強く投げました。
まっすぐは120㎞前半くらいでしたが、ボールが動いている感じで空振りも取っていました。まずまず身体もありますし、球威が上がってこれば、秋以降も楽しみな投手。

安城 丸山 翔大 内野手(3年)

1番ショートで出場。2安打で8回には同点となる2ランホームランを放ちました。風に乗った感じもありましたが見事な一発。3打点と見事な活躍でした。
最後の送球エラーはもったいなかったですが、今後の糧にしてほしいですね。

安城 大泉 汰賀 投手(3年)

先発で5回途中までで3失点。テンポの良さでまっすぐは120㎞前半ながら、変化球とのコンビネーションで桜丘打線を翻弄していました。立ち上がりの連続四球からの2失点がややもったいなかった。
打撃ではタイムリーを放っていました。

桜丘 加藤 奏 外野手(3年)

1番ライトで出場。途中からセンター。6回にタイムリー3ベースを放ち、これを含む3安打1四球と1番として役割を果たす活躍でした。

桜丘 永田 竜也 捕手(3年)

7番捕手で出場。打撃でも3安打。盗塁でも3度の企画で2つ刺して肩の強さも見せました。

桜丘 高木 蒼空 投手(3年)

左の変則フォーム。中日のマルク投手のようなフォームです。まっすぐも速くなく、変化球は球速すら出ないくらいのカーブを投げるのですが、これでストライクを取ってくるので相手からすると脅威。
私学に強いタイプの投手かな、と感じました。

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