寿々-パナソニックデバイスSUNX 観戦記(2023年天皇賜杯愛知県予選大会(西部))

6月14日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第3試合、寿々-パナソニックデバイスSUNXの観戦記です。
パナソニックデバイスSUNXは昨年まで新春選抜リーグに出ていたチーム。そこを相手に寿々がどんな試合を見せるか注目して観戦しました。

寿々
0000010|1 H1 E2
106002X|9 H8 E0
パナSUNX
(7回コールド)

寿々
小栗、橋本-瀬尾
パナSUNX
福野-赤野

投手成績
寿々
小栗翔一郎(中部大第一-四日市大 4年目) 3回 74球 被安打6 四球3 三振1 失点7(自責点5)

橋本一歩 3回 29球 被安打2 四死球2 三振1 失点2

パナSUNX
福野佑亮 7回 72球 被安打1 四死球2 三振1 失点1

(出場選手)
寿々
8山口(7) 9靏(6) 1小栗(2)→4 2瀬尾(26) 3吉橋(7) 6岡本(10) 5与世山(8) 7浦川(17) 4高柳(51)→1橋本(11)
パナSUNX
4柴山(2) 9井戸(14) D東郷(13) 5川良(9) 7(1) 6(6) 2赤野(10) 8山田(8) 3西迫(29)

(試合経過)
1回裏、2死1,3塁から5番がタイムリー2ベース。パナSUNXが先制。1-0
3回裏、無死2塁からワイルドピッチで一気にホームイン。更に無死1塁から3番東郷がタイムリー2ベース。1死1,3塁から1塁ランナーが盗塁を仕掛け、キャッチャーからの送球が逸れる間に3塁ランナーが生還。1死3塁から6番の3ゴロが野選に。3塁ランナーが生還。1死2,3塁から8番山田の2ゴロの間に1点。2死3塁から9番西迫がタイムリー。この回打者一巡で6点。7-0
4回裏、ピッチャー交代、橋本。
6回表、先頭の8番浦川がソロホームラン。7-1
6回裏、2死2塁から2番井戸がタイムリー2ベース。3番東郷がタイムリー。2点追加。9-1
パナソニックデバイスSUNXが7回コールドで大勝。

短評

パナソニックデバイスSUNXが大勝。
人数不足でギリギリの人数での戦いが続いていましたが、5番と6番に新戦力。少し戦力に余裕が出ていました。
1回に新戦力のタイムリーで先制すると、3回には打者一巡の攻撃で6点。寿々を圧倒しました。
福野投手はホームランを打たれるまでノーヒットピッチング。ベテランらしいのらりくらりで上手く打ち取りました。
新春も外れて低迷期に入りそうでしたが、ここで存在感を見せてほしいですね。この後の戦いも注目です。
寿々は前回初めて見た時に力のあるチームだと感じましたが、この日は3回にビッグイニングを作られて大敗となってしまいました。四球、エラーが出ると負けるという典型的な内容でしたが、こういう経験を活かしたいですね。
浦川選手のホームランは見事な打球でした。

ピックアップ選手

寿々 浦川 大地 外野手(啓新-岐阜聖徳学園大 3年目)

8番レフトで出場。チーム唯一のヒットがホームランとなりました。前回見た時は試合に出ていなかった選手。こういう選手が活躍するとチームは活気づいていきそうです。

寿々 橋本 一歩 投手(朧学園-日福大 3年目)

4回からマウンドに上がり、4回、5回は無失点。6回に2失点しましたが持ち味は発揮した印象です。

パナソニックデバイスSUNX 仙石 大輔 外野手(帝京可児-福井工大 1年目)

5番レフトで出場。2安打のマルチで5回のライトライナーもエラーとなりましたが、正面に鋭い当たりでライトが落としたもので、ヒットでもいいくらいの当たりでした。3方向に打球を飛ばしていましたし、こういう選手が中軸に入ると楽しみが増しますね。

パナソニックデバイスSUNX 東郷 将大 投手(小牧南-愛知大 6年目)

この日は3番DHで出場。2安打がいずれもタイムリーでさすがすぎでした。投手ですが、ここのところは内野手で出場が主でしたが、今後は本職の投手にも力が入れられそうですね。

パナソニックデバイスSUNX 福野 佑亮 投手(羽島北-愛知大)

この日は先発して5回までノーヒットピッチング。緩急というかのらりくらりと相手のタイミングを外して打ち取るのがさすがでした。ベテランですがまだまだ健在です。

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