フタバ産業-菊水化学工業 観戦記(愛知県軟式野球新春選抜リーグ戦2024)

1月23日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、フタバ産業-菊水化学工業の観戦記です。
優勝へマジック3としているフタバ産業。菊水化学工業も優勝の可能性は残す中で、エースの小松投手を立てるかと思いましたが、先発は澤田投手できました。フタバ産業は二村投手が先発。

フタバ産業
140000106|12 H12 E2
002001001|4 H7 E1
菊水化学工業

フタバ産業
二村(20)、奴賀(17)、国廣(11)-早田
菊水化学工業
澤田(18)、石原(16)-小塚

投手成績
フタバ産業
二村勘太(関西-関西国際大 2年目) 6回 105球 被安打6 四球2 三振0 失点3

奴賀大樹 2回 22球 被安打0 四球0 三振3 失点0
國廣涼太(北筑-東海大九州-ジェイグループ 7年目) 1回 37球 被安打1 四死球2 三振2 失点1(自責点0)

菊水化学工業
澤田翔(津商-星城 3年目) 1回 18球 被安打0 四球2 三振0 失点1

石原敬 8回 154球 被安打12 四死球5 三振2 失点11(自責点10)

(出場選手)
フタバ産業
8戸松(9) 6山下(6) 4豊田(10) 2早田(5) 3白井(3) 5服部(1) 9渡邉(8) D杉山(4) 7中西(7)
菊水化学工業
6江川(6) 7伊藤(0) 8冨依(1) 2小塚(10) 5栁沼(4) 9矢口(2) D渡邉(7) 3濱田(5) 4菱田(26)

(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番早田が上手く叩いて1点。フタバ産業が先制。1-0
2回表、2死1,3塁から1番戸松がタイムリー。更に中継が乱れる間に1塁ランナーも生還。2死2塁から2番山下がヒット。山下がオーバーランをして挟まれる間に3塁ランナーが上手くスタートを切り生還。2死2塁から3番豊田がタイムリー2ベース。この回4点。5-0
3回裏、1死2,3塁から1番江川がタイムリー。更に2死満塁から4番小塚がタイムリー。2塁ランナーはホームを突くもタッチアウトに。5-2
6回裏、2死2塁から6番矢口がタイムリー2ベース。5-3
7回表、1死3塁から3番豊田が叩いて1点。6-3
7回裏、ピッチャー交代、奴賀。
9回表、2死1,3塁から4番早田がタイムリー。更に2死満塁から6番服部が2点タイムリー。7番渡邉が3ランホームラン。この回打者一巡で6点。12-3
9回裏、ピッチャー交代、国廣。2死満塁から1番江川が押し出し死球。12-4
フタバ産業が勝って優勝へのマジックを2としました。

短評

序盤からフタバ産業がリードを広げるも、徐々に菊水化学工業が差を縮め、6回裏には2点差まで詰め寄る。しかし、7回表に主将の豊田選手が叩きを決めて3点差にしてセーフティリードとすると、9回には疲れの出た石原投手を攻めて6点取ってダメ押し。これで6勝1敗として単独1位をキープ。優勝にまた一歩近づきました。
フタバ産業としては投手陣がピリッとせず。それでも2番手の奴賀投手が好投を見せて勝利に貢献しっました。
打線では7番の渡邉選手が4安打の大暴れ。1番戸松選手、2番山下選手の出塁も目立ちました。
菊水化学工業は先発の澤田投手が1イニングで交代。アクシデントがあったかもですが、そのせいで石原投手がロングリリーフする形に。最後は疲れも出たと思います。
野手では矢口選手が2本の2ベースを放ち活躍が光りました。

ピックアップ選手

フタバ産業 渡邉 愛世 外野手(愛知-天理大 2年目)

7番ライトで出場。長打3本を含む5打数4安打の大暴れでした。

フタバ産業 戸松 瑞樹 外野手(至学館-至学館大 5年目)

1番センターで出場。3安打1四球と大活躍。ランナーいない時のバッティングは素晴らしいですね。

フタバ産業 奴賀 大樹 投手(八幡商-三重中京大-永和商事ウイング 13年目)

2番手で登板し、2イニングをノーヒットピッチング。3奪三振と素晴らしい投球でした。

菊水化学工業 矢口 綾耶 外野手(県岐阜商-東北福祉大 2年目)

6番ライトで出場。2安打がいずれも2ベース。

菊水化学工業 石原 敬 投手(玉野光南-天理大 6年目)

2回からマウンドに上がりロングリリーフ。投手陣が苦しい中でイニングをしっかりと食ってくれました。3回以降はテンポも良くなって好投しました。

菊水化学工業 江川 雄人 内野手(津商-愛産大 4年目)

1番ショートで出場。3回に反撃のタイムリーを放つ。9回の押し出し死球を含め2打点の活躍でした。

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