名城大-愛工大 1回戦 観戦記(2019年秋季愛知大学リーグ)

9月21日にパロマ瑞穂球場で行われた名城大-愛工大の1回戦の観戦記です。
ここまで勝ち点を落とさずに来た両チームの首位攻防戦。勝ち点を取ったチームが優勝に前進する注目の1戦でした。

名城大
000000110|2 H6 E0
10040100X|6 H11 E1
愛工大

名城大
二宮、村瀬、坂倉、横尾-野口
愛工大
中村、山口、吉村、室田-尾濱

投手成績
名城大
二宮 3回1/3 46球 被安打4 四球1 三振3 失点3
村瀬 2/3 15球 被安打3 四球0 三振0 失点2
坂倉 2回 33球 被安打3 四球1 三振2 失点1
横尾 2回 20球 被安打1 四球2 三振1 失点0

愛工大
中村 7回 95球 被安打4 四球1 三振2 失点1(自責点0)
山口 2/3 12球 被安打2 四球0 三振0 失点1
吉村 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0
室田 1回 12球 被安打0 四球1 三振1 失点0

二宮投手は右のオーバーハンド。享栄出身の3年生。かなりボールは走っていたのですが、4回に肩の違和感を訴えて降板。大事に至らなければいいのですが・・・。

村瀬投手は市岐阜商出身の4年生。緊急登板となりました。

坂倉投手は右のオーバーハンド。津商出身の4年生。

横尾投手は右のオーバーハンド。上田西出身の1年生。

中村投手は左のオーバーハンド。前回の試合で今季初登板でしたが、本来はエース。この日は序盤かなりボールが走っていました。

山口投手は波佐見出身の1年生。右のオーバーハンド。

吉村投手は綾羽出身の4年生。右のオーバーハンド。

室田投手は愛工大名電出身の1年生。左のオーバーハンド。

(出場選手)
名城大
4水谷 7小林 3加納 D大川 5吉村 2野口 8小川太→H村西→8舟橋→H大高 9坂上→H高沢→9 6飯田
愛工大
8市川 6平本 4岡田 3中井 5山本航→5江川 D渡辺 2尾濱 9近澤 7後藤

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番中井がタイムリー2ベース。愛工大が先制。
4回裏、1死1、3塁でピッチャー交代、村瀬。7番尾濱のバントヒットタイムリー。8番近澤が2点タイムリー2ベース。2死3塁から1番市川がタイムリー。5-0
6回裏、1死1塁から8番近澤がタイムリー2ベース。6-0
7回表、2死1、2塁からサードタイムリーエラー。6-1
8回表、2死1塁から3番加納のタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、吉村。6-2
愛工大が逃げ切って先勝。

名城大はここまでエースとしてチームを引っ張ってきた二宮投手が緊急降板。これがやはり響きました。
他にも投手の層は厚いとはいえ、今後の試合でベンチワークが問われそうですね。

中盤以降は中村投手から徐々にチャンスは作ったのですが、大量点は奪えず。4回の4失点が重かったです。

2番の小林選手は健大高崎出身の1年生でバントヒットで快足を披露。秋はスタメンで定着している野口捕手(栄徳)とともに1年生で楽しみな選手ですね。
野口捕手は3度盗塁を企画され、2度刺しました。さすがです。

愛工大は初回に二宮投手の速球に負けない打撃で先制。打線の鋭さは本物だな、と改めて実感する試合でした。
8番の1年生近澤選手(高知商)は2本の2ベースで3打点の活躍。打線は本当に上位から下位まで息が抜けない打線になっています。

新村投手を2戦目以降に温存して初戦を取れたのは大きいですよね。残りの対戦カードを考えると、名城大からはどうしても勝ち点が欲しい愛工大。2戦目の先発をどうするかも注目です。

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