ホンダ鈴鹿-日本製鉄東海REX 観戦記(2022年JABAベーブルース杯)

5月5日に大垣北公園野球場で行われた第2試合、ホンダ鈴鹿-日本製鉄東海REXの観戦記です。
2次予選を2週間後に控えたところで、準決勝進出の望みがないチーム同士。ある程度戦力を見極めながらの試合になった印象です。

ホンダ鈴鹿
021101000|5 H9 E1
000000000|0 H6 E1
日本製鉄東海REX

ホンダ鈴鹿
森田(21)、福島(12)、八木(18)、木田(19)、竹内(11)-長
日本製鉄東海REX
加藤優(13)、近藤(20)、吉川(18)、片山(34)、孕石(11)-阿保

投手成績
ホンダ鈴鹿
森田駿哉 6回1/3 78球 被安打4 死球1 三振6 失点0
福島孝輔(大阪桐蔭-同志社大 4年目) 1/3 3球 被安打0 四球0 三振0 失点0

八木玲於(敦賀-天理大 3年目) 1/3 6球 被安打1 四球0 三振1 失点0

木田将太朗(埼玉平成-桐蔭横浜大 1年目) 1回 13球 被安打0 死球1 三振1 失点0

竹内諒(松阪-早稲田大 6年目) 1回 23球 被安打1 四球0 三振2 失点0

日本製鉄東海REX
加藤優弥(金沢龍谷 2年目) 4回 59球 被安打6 四球0 三振3 失点4

近藤洸(福井工大福井-福井工大 5年目) 1回 17球 被安打0 四球0 三振1 失点0

吉川大翔(坂井-専修大 1年目) 1/3 23球 被安打2 四球1 三振1 失点1

片山翔太 1回2/3 18球 被安打0 四球1 三振2 失点0
孕石幸寛 2回 21球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
ホンダ鈴鹿
9栗原(29) 8小川(25) 7長野(1) 2長(27) D松本(4)→H岡澤(28) 4貞光(5) 6中川(7) 5阿部(0) 3鈴木(2)
日本製鉄東海REX
8大塚(2) 6荒木(9) 4平野(4) 5福田(8) 9吉位(7) D加藤辰(29) 3金子(23) 2阿保(22) 7稲葉(6)→H加藤樹(26)→7

(試合経過)
2回表、2死1塁から7番中川の2ランホームラン。ホンダ鈴鹿が先制。2-0
3回表、2死から2番小川がソロホームラン。3-0
4回表、2死3塁から7番中川のタイムリー。4-0
6回表、1死1,3塁から7番中川のセーフティスクイズが成功(1塁もセーフ)。1死満塁でピッチャー交代、片山。5-0
7回裏、1死1塁でピッチャー交代、福島。2死1塁でピッチャー交代、八木。
ホンダ鈴鹿が快勝しました。

総評

ホンダ鈴鹿の快勝。
先発の森田投手が昨年の2次予選の初戦を思い起こさせる好投で、日本製鉄東海REX打線を寄せ付けず。
死球は1つあったものの無四球で、先頭を出したのも1度だけ。しかもその時はゲッツー。素晴らしいピッチングでした。好不調の波が大きいタイプなので鵜呑みにはできませんが、いい形で2次予選に臨めそうな雰囲気を感じました。
打線ではルーキーの中川選手が4打点の大暴れ。ショートでこれだけ打てると来年にはドラフト候補と呼ばれそう。
日本製鉄東海REXは高卒2年目の加藤優投手が先発。期待されましたが、4回を4失点。MAXも141㎞止まりと本来の球威ではありませんでした。先発だったのを考慮してもやや寂しいピッチング。なんとか調子を上げていきたいところですが。
打線は加藤辰選手が2安打と好調。今年も頼りになる存在になりそうです。

ピックアップ選手

ホンダ鈴鹿 森田 駿哉 投手(富山商-法政大 4年目)

とにかくストライク先行でリズムが良く、5回を59球。7回途中の降板までで4安打1死球、無失点の好投でした。
東海REX相手は昨年の2次予選でも快投を見せており、その相性の良さもあったかもですが、これだけ投げられれば、どこが相手でも行けると思える内容でした。何より無四球が良かったですね。

ホンダ鈴鹿 中川 拓紀 内野手(宇治山田商-中央大 1年目)

7番ショートで出場。2安打1犠打(スクイズ)で4打点の大暴れでした。ホームランも打った瞬間の当たり。上背もありますし、楽しみな選手ですね。

ホンダ鈴鹿 松本 桃太郎 外野手(北海-仙台大 6年目)

5番DHで出場。2本の2ベースでいずれもホームインと見事な活躍でした。今年の打線のカギを握る存在になりそう。

日本製鉄東海REX 片山 翔太 投手(大社-東洋大 5年目)

6回に1死満塁のピンチでマウンドへ。1球でゲッツーに抑えると、次の回も無失点。今年も困ったら片山、になりそうです。

日本製鉄東海REX 加藤 辰祐 外野手(育英-龍谷大 12年目)

今年から兼任コーチへ。この日は2安打。まだまだ打線の中核として、結果でも引っ張ってほしい存在ですよね。

日本製鉄東海REX 孕石 幸寛 投手(島田工-東海大海洋学部 2年目)

8回からマウンドへ上がり、2回を無失点。140㎞前半のまっすぐでした。やはり、先発で期待したい投手ですよね。

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