津商-津田学園 観戦記(2022年春季三重県大会)

5月6日に四日市霞ケ浦球場で行われた決勝戦、津商-津田学園の観戦記です。
どちらも初観戦でしたので、どんなチームか注目しながらの観戦でした。

津商
102001400|8 H12 E2
100100000|2 H7 E1
津田学園

津商
古田(1)、坪井(11)-樋尾
津田学園
伊達(1)、新道(17)、加藤(11)、服部(19)-岩本

投手成績
津商
古田宏紀(3年) 7回 108球 被安打6 四球3 三振3 失点2(自責点1)
坪井将英(3年) 2回 43球 被安打1 四球0 三振2 失点0

津田学園
伊達翔成(2年) 6回 104球 被安打7 四球1 三振4 失点4(自責点2)
新道譲央(2年) 0/3 14球 被安打0 四球3 三振0 失点3

加藤漸(2年) 1回 20球 被安打4 四球0 三振2 失点1

服部優斗(2年) 2回 23球 被安打1 四球0 三振4 失点0

(出場選手)
津商
6牧戸 9佐野 3山本 2樋尾 7赤田→1坪井(11) 8樋口(15)→H野島(17)→8上林(8) 4宮本 1古田→7 5尾宮
津田学園
6前野(4) 9西原(7)→1服部(19) 5神田 3岡田→9 7近藤(15) 2岩本 4杉本(6) 1伊達→H影井(13)→3 8小林

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番樋尾の犠牲フライ。津商が先制。1-0
1回裏、1死2塁から3番神田の内野安打に悪送球が絡んで2塁ランナーが生還。1-1に。
3回表、2死1,2塁から4番樋尾の2点タイムリー2ベース。津商が勝ち越し。3-1
4回裏、1死1塁から6番岩本がタイムリー3ベース。3-2
6回表、1死2塁から8番古田のタイムリー。4-2
7回表、3連続四球で満塁となり、ピッチャー交代、加藤。1死満塁から7番宮本、8番古田の連続タイムリー。9番尾宮の2点タイムリー。この回4点。8-2
津商が勝ち、春季大会優勝を飾りました。

総評

決勝に進んだ両チームらしく、力の差はそんなに感じない試合でした。
ただ、相手のミス等でつかんだチャンスをしっかりと活かした津商が、チャンスを活かしきれなかった津田学園を上回ったという試合でした。
津田学園は2番手の新道投手が誤算に。リリーフした加藤投手も踏ん張れず、大量4点となり試合が決まってしまいました。
津商は4番の樋尾選手が2点タイムリー2ベースを含む3打点の活躍。そして下位打線が活発で、7番宮本選手、8番古田選手、9番尾宮選手とマルチで得点に絡みました。
古田投手はランナーを許しながらも7回を2失点にまとめ、勝ち投手に。投打で活躍が光りました。
津田学園はスタメンが5人2年生。投手は4人ともすべて2年生と若いチーム。そこが出てしまった印象ですが、その分、この夏、そして秋以降も楽しみなチームですね。
伊達投手がMAX139㎞、服部投手がMAX138㎞と球威があり、秋以降はもっと注目されそうです。

ピックアップ選手

津商 古田 宏紀 投手(3年)

先発して7回を2失点。7回すべてでランナーはゆるすものの、粘り強い投球で2点に抑えました。左で投げっぷりのよいタイプの投手。MAXは130㎞でした。
打撃でも3安打を記録し、投打での活躍が光りました。

津商 樋尾 龍誠 捕手(2年)

4番捕手で出場。2点タイムリー2ベースを含む3打点の活躍で勝利に貢献。下級生ながら4番を任されています。

津商 山本 雅斗 内野手(3年)

3番1塁で出場。2安打、2四球と出塁し、チャンスメイクに貢献。

津田学園 伊達 翔成 投手(2年)

右のオーバーハンド。上背はそんなにないものの、ひじの使い方が良く、MAXは139㎞をマーク。がっしりとした体格で、球威ももっと上がってきそうで楽しみな投手ですね。

津田学園 小林 京矢 外野手(2年)

9番センターで出場。2安打、1四球と出塁。足もある選手ですね。

津田学園 服部 優斗 投手(2年)

リリーフでマウンドに上がり、立ち上がりから4連続奪三振。MAX138㎞でこちらも2年生ですので、秋以降も楽しみです。

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