大府-東浦 観戦記(2023年秋季知多地区予選)

8月20日に阿久比球場で行われた知多地区予選の決勝戦、大府-東浦の観戦記です。
県大会出場、県大会シードは決まっているので、第1シードを決める戦い。新チームは初めて見るチーム同士だったので、どんな戦いを見せるか注目して観戦しました。

大府
100010222|8 H10 E1
000000000|0 H4 E2
東浦

大府
平野、蛭川、金本、岩戸、長野-竹田、宮地
東浦
松澤-松田

投手成績
大府
平野壮 4回 61球 被安打0 四球1 三振5 失点0
蛭川啓冴(2年) 2回 26球 被安打2 四球0 三振3 失点0

金本優翔(1年) 1回 11球 被安打1 四球0 三振1 失点0

岩戸奏太(1年) 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0

長野晴太 1回 13球 被安打1 四球1 三振1 失点0

東浦
松澤能琶 9回 143球 被安打10 四死球5 三振6 失点8(自責点6)

(出場選手)
大府
8戸嶋 6有瀧(16) 5大島→H後藤(15)→5 7大野→1金本(18)→3土方(13) 3河野→R片岡→1岩戸(20)→H宮地(12)→2 4遠山 2竹田→1長野(1) 9柴→H高木(19)→9 1平野(11)→H藤上(14)→1蛭川(10)→7石塚(17)
東浦
4山下 5荒川 9大沼 6藤田 2松田 7杉浦 3佐藤 1松澤 8出原

(試合経過)
1回表、無死3塁から2番有瀧の遊ゴロの間に1点。大府が先制。1-0
5回表、2死2塁から1番戸嶋がタイムリー2ベース。2-0
5回裏、ピッチャー交代、蛭川。
7回表、2死1塁から1番戸嶋がタイムリー3ベース。更にタイムリーエラーで1点。4-0
7回裏、ピッチャー交代、金本。
8回表、1死2,3塁から代打高木の2点タイムリー。6-0
8回裏、ピッチャー交代、岩戸。
9回表、1死2,3塁から代打宮地のレフト前に落ちるタイムリー2ベース。更にタイムリーエラーで1点。8-0
9回裏、ピッチャー交代、長野。
大府が勝って知多地区優勝、県大会の第1シードを決めました。

総評

知多地区の決勝ということで、好ゲームを期待しましたがちょっと力の差があったように感じます。
それでも東浦も食らいついて中盤までは接戦だったのですが・・・。終盤力尽きてリードが広がってしまいました。
東浦としては先頭バッターを出せたのが7回裏の1度だけ。投手もエースの松澤選手が最後まで投げました。県大会で勝ち上がるためにはもう一段、全体的にレベルを上げたいですね。投手ももう一人欲しいところ。松澤投手はスピードは無いもののサイドの変則で緩急とゾーンを上手く使って投げてきます。
大府も夏は3年生が主体で、ベンチに入っていたのが2年生で3人だけ(長野、戸嶋、有瀧)。
新チームは目立つ選手が少ない印象ですが、戸嶋選手はさすがの打撃を見せていました。長野投手は最後に出てきて1回を1安打1四球無失点。MAX132kmで調整という感じでしたが、状態は問題なさそう。県大会では長野投手が頑張って、接戦をものにするという戦いになりそう。
この日も途中出場の選手が終盤活躍しました。県大会までに競争してレベルUPを図りたいですね。

ピックアップ選手

大府 戸嶋 洸志 外野手(2年)

1番センターで出場。3安打の猛打賞ですべて長打。得点に絡みました。しっかりと振れる選手で大府で一番目立つ選手だな、と感じました。

大府 平野 壮 投手(2年)

右のサイドハンド。先発して4回をノーヒットピッチングでした。MAXは126kmでしたが、奪三振は5。ボールが先行しても粘れるところがいいですね。

大府 長野 晴太 投手(2年)

9回にマウンドに上がり1回を1安打1四球で無失点。調整登板という感じでMAX132km。新チームはこの人の右腕にかかってきそうです。県大会では快投を期待したいですね。

東浦 松澤 能琶 投手(2年)

右のやや変則のサイドハンド。まっすぐは110kmを超えてこないくらいなのですが、緩急と広く外を使う投球で6回まで2失点と好投を見せました。ランナーを出しても粘れるピッチャーですね。

東浦 松田 優輝 捕手(1年)

5番捕手で出場。打つ方でヒット1本。打撃よりの選手という印象です。松澤投手を上手くリードして中盤まで良く抑えました。終盤走られたので、セカスロは刺せるようにしたいですね。

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