星城-豊橋南 観戦記(2019年愛知夏大会)
7月6日に豊田球場で行われた第2試合、星城-豊橋南の観戦記です。
星城の石黒投手を見にスカウトも多くスタンドで観戦。星城としても次に東邦が控える中、どういう戦いを見せるかに注目が集まりました。
豊橋南も県大会にも進むチームですので、どこまで食い下がれるか注目しました。
星城
050302|10 H12 E0
000000|0 H5 E3
豊橋南
(6回コールド)
星城
石黒、宮崎-南、高橋
豊橋南
石川-白井達
投手成績
星城
石黒(1) 4回 83球 被安打4 死球1 三振5 失点0
宮崎(10) 2回 26球 被安打1 死球1 三振0 失点0
豊橋南
石川(1) 6回 120球 被安打12 四死球4 三振2 失点10
石黒投手は右のオーバーハンド。そんなに力が入ってない感じの初回で141kmを連発。4回にはMAX142kmを記録。ただ、まっすぐの割に変化球が少なく、豊橋南についてこられる場面も。
宮崎投手は右のオーバーハンド。MAX134kmを記録。3年生。
石川投手は右のオーバーハンド。120km後半のまっすぐと変化球を軸に星城打線に挑む。最後まで粘り強く投げていた印象。
スタメン
(交代選手)
星城
3坂井田→R木下(14)→神谷雄(13) 5木村(15)→7神谷将(7)→2高橋(20) 7舩戸(18)→5下釜(5) 2南(12)→1宮崎(10)
豊橋南
無し
(試合経過)
2回表、2死1、2塁から1番近藤がタイムリー。2番宮川の2点タイムリー3ベース。2死1、3塁から盗塁の際に送球エラーで1点。4番河田のタイムリー2ベース。星城が5点先制。
2回裏、先頭の4番白石達が2ベース。5番尾林がヒットで無死1,3塁とするもここから石黒が3者連続三振。見事なピッチングでした。
4回表、先頭の石黒がレフトへホームラン。1死1、3塁から4番河田が2点タイムリー3ベース。8-0
6回表、無死2塁から2番宮川がタイムリー。1死1、3塁からセーフティスクイズ成功。10-0
星城が6回コールドで勝ちました。
星城は春に見ていますが、単純に強いな、と感じました。
2年生でスタメンを勝ち取った3人のうち、宮川選手、坂井田選手は素晴らしい活躍。宮川選手は足も速く、打っては4打数4安打。秋以降もかなり楽しみ。
河田選手も当たると飛ぶな、と感じました。ただ、意外と捉えるまで時間がかかるタイプなのですが。
石黒投手は打ってもすごかった。ホームランは目の覚めるような当たり。身体能力がすごそうですね。
10点目をきっちりスクイズで決めるあたりはさすがというか。3年生をなるべく使って、次に備えるあたりもさすがと感じました。
石黒投手がどこまで東邦打線を抑え込めるかがカギ。なんにしてもいい試合になってほしいですね。
豊橋南も2回の無死1,3塁のビッグチャンスの他、3回~5回は毎回得点圏と星城の2人の投手からかなりチャンスを作りました。あと1本が出れば、展開も変わったと思います。
石黒投手の速球にもかなりついていっていました。くじ運があればな、というのが正直な気持ち。
石黒投手からヒットを放った尾林選手が秋からは中心になりそう。控えは2年生ばかりですし、新チームにこの経験をつなげていきたいですね。