JR東日本東北-セガサミー 観戦記(2021年都市対抗野球)

12月6日に東京ドームで行われた準々決勝第1試合、JR東日本東北-セガサミーの観戦記です。

JR東日本東北
001100000|2 H4 E1
00601000X|7 H4 E2
セガサミー

JR東日本東北
西村(11)、山田(16)、櫻糀(14)-坪倉、薗部
セガサミー
横田(17)、横山(14)、氏家(16)、陶久(35)、石垣(30)-須田

投手成績
JR東日本東北
西村祐太(浦和北-桐蔭横浜大 10年目) 3回 59球 被安打3 四死球4 三振0 失点6(自責点0)

山田周平 3回 48球 被安打1 四球1 三振4 失点1
櫻糀大輝 2回 29球 被安打0 死球2 三振1 失点0

セガサミー
横田哲(飯能南-上武大 8年目) 3回 52球 被安打3 四球0 三振1 失点1

横山楓 3回1/3 52球 被安打1 四球2 三振5 失点1
氏家優悟(古川学園-東京国際大 7年目) 2/3 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0

陶久亮太(帯広農-東農大北海道オホーツク 9年目) 1回2/3 20球 被安打0 四球0 三振0 失点0

石垣永悟(桐蔭学園-中央大 7年目) 1/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
JR東日本東北
4菅野(4) 5大保(7)→H夷塚(2)→5 8鈴木聖(24) D石井(5) 3望月(30) 7安西(6)→H大西(10) 6小山(3)→H若林(26) 2坪倉(21)→H丸山(33)→2薗部(22) 9金沢(9)
セガサミー
9植田(31) 5砂川(2) D土谷(4)→H宮川(7) 3根岸(7)→3澤良木(26) 8市根井(24) 7森(42)→H平田(9)→R本間(32)→7 6中川(1) 2須田(23) 4北川(5)

(試合経過)
3回表、2死3塁から1番菅野がタイムリー。JR東日本東北が先制。1-0
3回裏、1死満塁から4番根岸の押し出し死球。5番市根井の犠牲フライ。更に2死満塁から7番中川が満塁ホームラン。一挙6点で逆転。6-1
4回表、1死から5番望月がまっすぐを捉えてソロホームラン。6-2
5回裏、先頭の4番根岸が粘って9球目を捉えてソロホームラン。7-2
7回表、1死1塁でピッチャー交代、氏家。
9回表、2死1塁でピッチャー交代、石垣。
セガサミーが勝って準決勝進出1番乗りをはたしました。

総評

3回の一挙6点。これが勝敗を分けましたが、やはり四球とエラーが絡んでいるんですよね。四球は粘った末のものだったので仕方ない部分はあるものの、3番土谷選手の3ゴロの悪送球は結果痛かった。
オリックスから6位指名を受けた横山投手が見れて良かった。MAX148㎞。3回1/3で三振5つはさすが。ただ、ややコントロールに苦しむ感じも見て取れたので、その部分がNPBでどうなるか、ですね。
トヨタ自動車からトヨタ自動車東日本に移り、補強で出場した望月選手がホームラン。活躍が見れて良かった。
あと、JR東日本東北は櫻糀投手が登板。こちらも活躍が見れてうれしかったですね。
セガサミーは昨年もベスト4。やはりそれ以上を狙っているというチームの集中力を感じます。優勝まで行けるか、注目です。

ピックアップ選手

JR東日本東北 望月 直也 内野手(盛岡大附-トヨタ自動車-トヨタ自動車東日本 8年目)

トヨタ自動車からの補強選手。
ホームランはまっすぐ一本に絞って見事にとらえた一発でした。NPBに進む投手から打ったことは自信になりそうですね。

JR東日本東北 山田 周平 投手(京葉工-敬愛大 3年目)

いいカーブとのコンビネーションで3回1失点と好投。ホームラン1本に抑えました。MAX144㎞。

JR東日本東北 櫻糀 大輝 投手(盛岡大附-中部学院大 3年目)

MAX143㎞。小柄ですが球威のあるサウスポーで、2死球を与えるもののノーヒットに抑えました。
中部学院大時代は変則の左、という印象でしたが、力のある球を投げる投手になっていますね。

セガサミー 横山 楓 投手(宮崎学園-國學院大 2年目)

オリックスのドラフト6位指名を受けています。
肘を隠して投げるフォーム。それでMAX148㎞をマーク。その変則性がどこまでNPBで通用するか注目。
ややボール先行するところが気になる。それでも三振5つは力のある証拠ですね。

セガサミー 中川 智裕 内野手(近大附-近畿大 2年目)

満塁ホームランはセンターへ大きな当たりでした。長打を打てるのは魅力ですね。

セガサミー 根岸 晃太郎 内野手(樹徳-日本大 6年目)

4番でホームランを放ちました。チームを引っ張る打撃を期待されますね。

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