ホンダ-大阪ガス 観戦記(2020年都市対抗野球)

11月24日に東京ドームで行われた第1試合、ホンダ-大阪ガスの観戦記です。
強豪同士の一戦。序盤は投手戦かと思われたのですが、3回に試合が激変しました。

ホンダ
00⑪010000|12 H11 E1
002300000|5 H10 E0
大阪ガス

ホンダ
朝山、橘、田村、小野、福島-辻野
大阪ガス
阪本、川瀬、田中、河野、温水-鳥飼、高橋

スタメン
ホンダ
9吉田 5津田 7井上 D佐藤 2辻野 3山本瑛 8鈴木 6檜村 4千野
大阪ガス
5青柳 4峰下 8清水 9末包 3古川 6花本 7大谷 D西脇 2鳥飼

(試合経過)
3回表、1死満塁から2番津田に押し出し四球。3番井上が2点タイムリー。4番佐藤が3ランホームラン。6-0。ここでピッチャー交代、川瀬。1死1,2塁から7番鈴木がタイムリー2ベース。更に死球で満塁となったところでピッチャー交代、田中。9番千野がタイムリー。1番吉田が3点タイムリー2ベース。この回11点。11-0
3回裏、先頭の8番西脇が逆方向へソロホームラン。更に1死1,3塁から3番清水の犠牲フライ。11-2
4回裏、無死1塁から6番花本がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、橘。無死2,3塁から8番西脇のセンターへのフライをボールを見失い記録2点タイムリー2ベースに。11-5
5回表、2死1,3塁から2番津田がタイムリー。12-5
7回裏に球場を後にしました。
試合はそのままホンダが12-5で勝ちました。

総評

3回表、1死から粘り負けして四球。バントヒット。またも粘り負けしての四球。これで満塁になったんですよね。そして次のバッターに押し出し四球。ここで一度代えるタイミングでした。そして次の3番井上選手に2点タイムリー。ここで2度目の代えるタイミング。これを逃して3ラン。これで大勢が決まってしまいました。2回までパーフェクトだったことで判断が遅れたこともあったかと思いましたが、結果論とはいえ、都市対抗本戦ではおかしくなった兆候が出た時点で早めに代えるのが必要だと改めて思いました。
そこから補強の川瀬投手が乱調だったのが大阪ガスにとっては大きな誤算。それでも11-0からも反撃したのはさすがというか、都市対抗に賭ける思いの強さを感じました。
大阪ガスの補強として西脇選手が大和高田クラブから来ていましたが、ホームラン、ラッキーな形とはいえ2点タイムリー2ベースと活躍が見れてうれしかった。愛工大名電出身。頑張ってほしいですね。

ピックアップ選手

ホンダ 千野 啓二郎 内野手(東海大相模-東海大、23歳)

8回まででしたが3安打。足もあり3回のバントヒットは一つ阪本投手を崩すきっかけになりました。9番バッターが3得点は大きいですね。

ホンダ 佐藤 竜彦 外野手(国学院久我山-立教大、26歳)

3ランホームランを含む2安打。4番の役割を果たしました。

大阪ガス 西脇 雅弥 内野手(愛工大名電-龍谷大-大和高田クラブ、23歳)

11点取られた直後、反撃のホームランを放ちました。逆方向への打撃は見事。第2打席の2ベースも外野手が見失ったラッキーだったのですが、それも高く打ち上げたのも要因の一つ。
来年、プロから注目されるくらいの打撃を今後も磨いてほしいですね。

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