中京大-同朋大 2回戦 観戦記(2023年秋季愛知大学リーグ1部2部入替戦)
10月22日にパロマ瑞穂球場で行われた中京大-同朋大の1部2部入替戦、2回戦の観戦記です。
中京大先勝で迎えた2回戦。同朋大の意地に期待しましたが、一方的な展開になりました。
中京大
102320000|8 H12 E2
000000000|0 H3 E2
同朋大
中京大
柴田(15)、藤本(17)、高松(19)、中川(21)-関岡、森瀬、牧山
同朋大
三浦(18)、大村(20)、森井(16)、三代(19)、広瀬(11)-仲井、泉
投手成績
中京大
柴田青 5回 54球 被安打1 四球2 三振1 失点0
藤本逸希 2回 24球 被安打1 四球0 三振0 失点0
高松将斗(健大高崎 2年) 1回 9球 被安打0 四球0 三振0 失点0
中川健翔(三重海星 4年) 1回 25球 被安打1 四球1 三振1 失点0
同朋大
三浦猛瑠(秀岳館 4年) 3回2/3 81球 被安打5 四死球5 三振1 失点6(自責点4)
大村悠雅(都城 1年) 1回1/3 29球 被安打4 四球0 三振2 失点2
森井亮太 3回 42球 被安打2 四球1 三振1 失点0
三代昌平(豊田大谷 4年) 2/3 15球 被安打0 死球1 三振0 失点0
広瀬頼弥(静清 4年) 1/3 11球 被安打1 四球0 三振0 失点0
(出場選手)
中京大
8山本(23)→9→7 7鶴田(7)→9杉浦文(33) 5秋山(24) 3土井(25) 4桑原(2) D松山(3)→H太田(5) 9岡田(1)→H飯嶌(8)→8→H岸田(29)→2牧山(22) 6杉浦勇(10)→H狩俣(26)→8 2関岡(12)→2森瀬(6)→H白井(28)→6
同朋大
5重久(5) 6武田(10) D宮原(3) 3水向(1) 7柴田(9)→9 4島浦(7) 2仲井(23)→2泉(22) 8前田(6)→8佐藤(26) 9濱口(8)→H山口(29)→7若藤(15)
(試合経過)
1回表、2死1,2塁からタイムリーエラーで1点。中京大が先制。1-0
3回表、2死2塁からワイルドピッチで2塁ランナーが一気に生還。これは好走塁でした。更に2死1塁から6番松山のヒットにエラーが絡んでランナーが生還。3-0
4回表、2死満塁から4番土井に押し出し四球。ここでピッチャー交代、大村。5番桑原が2点タイムリー2ベース。この回3点。6-0
5回表、2死1,2塁から2番鶴田が2点タイムリー3ベース。8-0
6回表、ピッチャー交代、森井。
6回裏、ピッチャー交代、藤本。
8回裏、ピッチャー交代、高松。
9回表、ピッチャー交代、三代。2死1塁でピッチャー交代、広瀬。
9回裏、ピッチャー交代、中川。
中京大が快勝して連勝。1部残留を決めました。
総評
同朋大は1回表、3回表にエラーやミスが絡んで失点。4回表、5回表は2死無走者から。点を取った中京大が見事なんですが、なんというか防げそうなところで防ぎきれなかったというのが響いた試合でした。
1回裏、2回裏は先頭バッターが出て、送ってチャンスは作ったので、ここで1本欲しかったですが・・・。全体的には力負けだったかな、と。3番手の森井投手が好投を見せたので、タラレバですが、彼が先発、もしくは早めの登板が出来ていれば、というところでしたが、タラレバですね。
久々の1部復帰を目指しましたがかなわず。ただ、1年生中心にリーグ戦を戦って勝ち抜いた印象でしたので、この経験を来年以降につなげていきたいですね。
中京大は相手のミスに付け込めた形でしたが、4回に3点取って試合を決めた形に。本来はリーグ戦でも上位を狙える力を持っているチーム。2部相手だと強さが目立ちました。
先発の柴田投手は5回を1安打ピッチング。序盤のリードでスイスイと投げることが出来ました。藤本投手ら試すこともできましたし、来年はやはり優勝を目指して戦ってほしいチーム。
山本選手、桑原選手と3年生がマルチ。来年は核になっていってほしいです。
ピックアップ選手
中京大 柴田 青 投手(中京大中京 2年)
小柄な左腕。今季は先発、リリーフと登板機会が増えて投手陣を支えました。投球フォームが速く、少し独特。初見だとタイミングが取りにくいタイプかな、と。130km半ばのまっすぐでストライクを先行させて打たせて取りました。
中京大 鶴田 健心 外野手(中京大中京 4年)
2番レフトで出場。3安打の猛打賞。3回にはワイルドピッチで2塁からホームを陥れましたが好走塁でした。
中京大 桑原 大紀 内野手(日本文理 3年)
5番セカンドで出場。2安打のマルチ。4回には試合を決定付ける2点タイムリー2ベースを放つ。
中京大 藤本 逸希 投手(享栄 1年)
大学で初めて投げるところを見れました。リーグ戦でも投げているようで、この日は2回を投げて1安打無失点。球速は130km台後半くらいで、劇的に変わった印象は無かったですが、まだ1年生ですしここからの成長を期待したいですね。
同朋大 柴田 大地 外野手(豊橋中央 4年)
5番レフトで出場。逆方向に打つ打撃で2安打のマルチ。コンタクト力の高さを感じました。
同朋大 森井 亮太 投手(関西 4年)
6回からマウンドへ。3イニングを2安打1四球で無失点。点差が開いていたのもあるかとは思いますが、勢いのある球で中京大打線をしっかりと抑えました。
同朋大 武田 玲央 内野手(静清 4年)
2番ショートで出場。1安打1犠打。チャンスメイクの仕事を果たす。主将としてもチームを引っ張りました。
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