山岸ロジスターズ-ジェイプロジェクト 観戦記(2023年東海地区都市対抗2次予選)

5月24日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第2試合、山岸ロジスターズ-ジェイプロジェクトの観戦記です。
この試合も負けたら終わりの試合。クラブチームのレベルが高い静岡の代表、山岸ロジスターズがジェイプロジェクトをどれだけ苦しめるかに注目して観戦しました。

山岸ロジスターズ
000000100|1 H7 E1
04010000X|5 H9 E2
ジェイプロジェクト

山岸ロジスターズ
市川(66)、高橋(20)、橋詰(21)、大竹(13)、茂澄(29)-本村
ジェイプロジェクト
三木(17)、平岡(11)、保坂(16)-松坂、高田

投手成績
山岸ロジスターズ
市川良太(中京-中京学院大 7年目) 4回 81球 被安打8 四死球2 三振4 失点5

高橋優樹(湯沢-盛岡大 4年目) 1回 15球 被安打0 死球1 三振0 失点0

橋詰開斗(明豊-大工大 2年目) 1回 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

大竹輝竜(豊橋中央 4年目) 1回 18球 被安打0 四球2 三振1 失点0

茂澄由暉(中津商-朝日大 3年目) 1回 20球 被安打1 四死球2 三振1 失点0

ジェイプロジェクト
三木樹 6回1/3 114球 被安打6 四球3 三振5 失点1
平岡昌樹(佐野日大-上武大 6年目) 2/3 14球 被安打1 四球1 三振0 失点0

保坂鷹佑(千葉敬愛-駒澤大 6年目) 2回 33球 被安打0 四球2 三振4 失点0

(出場選手)
山岸ロジスターズ
8芝山(5) 6中島(8) 5山本(55)→R杉本(3) 7奥村(1) 9井上(9)→9足立(51) 3今野(2) D砂田(32)→H三輪(34)→D 2本村(22) 4小畠(6)
ジェイプロジェクト
7橋本恭(23)→2高田(22) 4片岡(2) 8住(44) 9村口(7)→9藤田龍(1) 3橋本太(25)→5木内(33) D田村(4) 5岡田(5)→3 2松坂(27)→R鈴木(66)→7 6宮内(6)

(試合経過)
1回表、連打と四球で無死満塁のチャンスも4番、5番、6番が倒れ山岸ロジスターズは絶好のチャンスを逃す。
2回裏、1死1,3塁から7番岡田がタイムリー。更に2死満塁から1番橋本恭の走者一掃の3点タイムリー3ベース。ジェイプロジェクトが4点を先制。4-0
4回裏、1死2塁から2番片岡がタイムリー2ベース。5-0
5回裏、ピッチャー交代、高橋。
6回表、四球とエラーで1死満塁のチャンスも8番本村がゲッツー。ここもチャンスを活かせず。
6回裏、ピッチャー交代、橋詰。
7回表、1死3塁でピッチャー交代、平岡。2番中島がタイムリー。5-1
7回裏、ピッチャー交代、大竹。
8回表、ピッチャー交代、保坂。
8回裏、ピッチャー交代、茂澄。
ジェイプロジェクトが逃げ切りました。

短評

山岸ロジスターズは2度の満塁(1回表の無死満塁、6回表の1死満塁)を活かせていたら、全然違った展開になったと思います。特に初回。この後も得点圏に進めるケースはあったのですが・・・。
中1日で先発してきたジェイプロジェクトの三木投手を立ち直らせたというか、粘らせてしまいましたね。
逆にジェイプロジェクトは2回に2死満塁から走者一掃の3点タイムリー3ベース。結局この差が響いてしまいました。
山岸ロジスターズは2番手以降の投手陣はランナーを出しながらも粘って0点でしのぐ好投。それぞれの投手がいいボールを投げていました。クラブチームとしてはかなりの力があるチームでした。クラブの大会での活躍も期待したいですね。
打線もいい打球もありましたし、元中日の平野監督の就任でいい方向に行っている印象を受けました。
ジェイプロジェクトは2年目の三木投手が粘って試合を作りました。
2回の集中打はお見事でした。1番の橋本恭選手はさすがの打撃を見せてくれました。
若い選手中心のチーム。こうやって勝っていくことで勢いにのりたいですね。

ピックアップ選手

山岸ロジスターズ 中島 健吾 内野手(希望が丘-至誠館大 2年目)

2番ショートで出場し、マルチ安打。7回にはチーム唯一のタイムリーを放ちました。左右に打球を打ち分けていました。

山岸ロジスターズ 芝山 幸輝 外野手(静清-拓殖大 4年目)

1番センターで出場。2安打1四球と1番として、主将としてチームを引っ張りました。

山岸ロジスターズ 小畠 漱太 内野手(近大新宮-国際武道大 1年目)

9番セカンドで出場。7回に先頭バッターで2ベース。1点につなげました。

ジェイプロジェクト 橋本 恭太朗 外野手(石見智翠館-九州共立大 7年目)

1番レフトで出場。3安打の猛打賞で2回の3点タイムリー3ベースが大きかったですね。これが出てなかったらもっと苦しんだかも。

ジェイプロジェクト 三木 樹 投手(加古川南-上武大 2年目)

中1日で先発。山岸ロジスターズの打線は結構粘り強く、初回から29球投げさせられる等苦労しましたが、三木投手も粘りを見せて好投。140km前半の球を投げていましたし、今大会のエースとして今後も頑張ってほしいですね。

ジェイプロジェクト 岡田 宗祐 内野手(大垣日大-大商大 2年目)

7番サードで出場。2回に先制のタイムリーを含む2安打のマルチでした。

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