名城大-上越教育大 観戦記(2022年清瀬杯全日本大学選抜準硬式野球大会)

9月5日にパロマ瑞穂球場で行われた準硬式の全国選抜大会、清瀬杯を見にいきました。
名城大が地元で試合。中盤までは上越教育大ペースで試合が進みました。

名城大
11100066|15 H12 E1
13000000|4 H6 E3
上越教育大
(8回コールド)

名城大
松下(14)、深田(17)、市橋(21)、成瀬(18)、八坂(16)-柴田
上越教育大
永見(18)、注連(3)-宮本

投手成績
名城大
松下舜哉(愛工大名電 1年) 2回 39球 被安打4 四球2 三振0 失点4(自責点2)

深田瑞稀 5回 62球 被安打2 四球1 三振4 失点0
市橋宗一郎(名城大附 3年) 1/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0

成瀬真也(岐阜城北 3年) 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0

八坂駿輝(大同大大同 3年) 1/3 5球 被安打0 四球0 三振1 失点0

上越教育大
永見遼河 6回2/3 128球 被安打9 四球9 三振3 失点9(自責点8)
注連悠一郎 1回1/3 51球 被安打3 四球5 三振1 失点6(自責点5)

(出場選手)
名城大
7諌山(24)→H小出(25)→9 6山田(8)→6井戸(3) 4岩田(1)→4稲垣(4) D小塚(5)→R小島(34) 9竹内(7)→8 5遠藤(9)→H石本(41)→5玉置(33) 3山形(6)→H田中(36)→3 2柴田(12) 8井上(10)→7
上越教育大
3注連(3)→1 7伊藤(31) D川瀬(16)→5竹田(36) 8宮田(14) 9滝沢(39) 4宮尾(15) 2宮本(23) 5石田(25)→3 6神井(10)

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番岩田のタイムリー。名城大が先制。1-0
1回裏、1死3塁から3番川瀬の犠牲フライ。1-1
2回表、2死2塁から2番山田のタイムリー。名城大が勝ち越し。2-1
2回裏、1死1,2塁から8番石田のタイムリー。2死2,3塁から1番注連の2ゴロがタイムリーエラー。2番伊藤がタイムリー。この回3点取って逆転。4-2
3回表、2死2塁から8番柴田のタイムリー。4-3
7回表、無死1,2塁から7番山形の送りバントを1塁送球がエラーとなり、2塁ランナーが生還。尚も1死2,3塁から9番井上がタイムリー。逆転。更に2死満塁から3番岩田の走者一掃の3点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、注連。4番小塚がタイムリー。この回一挙6点。9-4
8回表、無死満塁から9番井上、代打小出のが連続押し出し四球。2番山田がタイムリー。3番岩田が犠牲フライ。3番小塚の打席でワイルドピッチが出て2者生還。この回も6点。15-4
8回裏、1死無走者でピッチャー交代、成瀬。2死無走者でピッチャー交代、八坂。
名城大が8回コールドで逆転勝ちをおさめました。

総評

序盤は点の取り合い。2回に上越教育大がひっくり返して、そのリードを永見投手が保つ。6回表には1死満塁を何とかしのいでまだ上越教育大ペースかとも思いましたが・・・。
その6回くらいから永見投手のボールが上ずって、7回にはバント処理でミスが2つでて同点に。そうなると踏ん張り切れなくなりました・・・。変わった注連投手もコントロールに苦しみ終わって見ればコールドまでに。ただ、これは仕方ないかな。
上越教育大はスタメンがすべて4年生。ベンチが1,2年生で3年生がいませんでした。多分教育実習とかですよね。そういう中でもスタメンの4年生が最後の大舞台ということで意地を見せて名城大を苦しめました。健闘だったと思います。
名城大は先発の松下投手が捕まり、苦しい試合になりましたが、2番手の深田投手が安定した投球で無失点投球。味方の反撃まで我慢しました。これが大きかったですね。
なかなか追いつけませんでしたが、バント等、やるべきことはしっかりと出来ていました。こういう試合を経て、勢いにのりたいですね。
地元での全国大会。応援も多く来ていました。4年生にとっては最後の晴れ舞台でしょうし、頑張ってほしいですね。

ピックアップ選手

名城大 深田 瑞稀 投手(南砺福野 2年)

3回からマウンドに上がり、5イニングを2安打無失点。四球も1つだけと安定感が光りました。MAXは128㎞。テンポがいいと流れがやっぱり変わりますね。

名城大 岩田 巧 内野手(浜松工 3年)

3番セカンドで出場。初回に先制タイムリー。7回には一気に相手を突き放す3点タイムリー2ベースを放ち、かなり楽にしました。計5打点をマーク。

名城大 井上 陽 外野手(宇治山田商 4年)

9番センターで出場。途中からレフト。2安打のマルチ。3得点と活躍。主将としてチームを引っ張る立場。結果でもしっかりと役目を果たしました。

上越教育大 永見 遼河 投手(高田 4年)

先発で6回までは粘り強く投げて3失点。7回に崩れましたが、かなり疲れも出ていました。要所で力を入れて投げて三振を取る場面も。MAXは130㎞をマーク。

上越教育大 伊藤 悠佑 外野手(長岡大手 4年)

2番レフトで出場。2回にタイムリーを放ちました。初回には犠打を決めて得点につなげる等活躍。

上越教育大 注連 悠一郎 内野手・投手(洛西 4年)

1番1塁で出場。第1打席でいきなり初球を捉えて2ベースを放ち、チームに勢いをもたらす。投手としてはコントロールに苦しみました。守備からのマウンドというのもあったかもですね。

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