中京大-日本福祉大 1回戦 観戦記(2023年東海地区大学準硬式春季リーグ)

4月12日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、中京大-日本福祉大の準硬式リーグ戦の観戦記です。
中京大の道崎投手目当てでスカウトが6球団来場。準硬式ではなかなか見られない状況の中、道崎投手が登板しました。

中京大
000002000|2 H4 E0
000000010|1 H7 E0
日福大

中京大
道崎(20)、一ノ瀬(16)-佐内
日福大
佐藤(18)、黒田(34)、落合(19)、金田(47)-大庭

投手成績
中京大
道崎亮太 8回 107球 被安打7 四球1 三振12 失点1
一ノ瀬順輝(東明館 4年) 1回 12球 被安打0 四球0 三振3 失点0

日福大
佐藤龍人 6回 85球 被安打3 四球4 三振5 失点2
黒田涼太(至学館 3年) 1回2/3 13球 被安打0 四球0 三振2 失点0

落合陸(稲沢東 3年) 1/3 3球 被安打0 四球0 三振0 失点0

金田海里(豊明 2年) 1回 22球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
中京大
4石川(3) 0鈴木(13) 5赤峯(10) 7石崎(40) 3飯島(22) 8奥原(1)→H岡野(7)→8富田(38) 9山本(24)→H倉澤(47)→9和泉(9) 2佐内(19) 6橋詰(5)
日福大
6竹元(6) 5松元(44) 7古川(33) 3宮下(21) 1佐藤(18)→9 9草野(41)→1黒田(34)→1落合(19)→H村上(14)→1金田(47) 9草野(41)→9村上(14) 7土方(32)→H高橋(9) 2大庭(46)→H棚瀬(31) 8小澤(10)

(試合経過)
6回表、2死2,3塁から5番飯島が2点タイムリー。中京大が均衡を破る。2-0
7回表、ピッチャー交代、黒田。
8回表、2死からピッチャー交代、落合。
8回裏、2死1塁から5番佐藤がタイムリー3ベース。2-1
9回裏、ピッチャー交代、一ノ瀬。
中京大が競り勝ちました。

総評

注目の中京大道崎投手は初回からMAX144㎞をマーク。連続三振で立ち上がると、2回以降もまっすぐはアベレージで140㎞をマーク。ピンチは2回、4回に合ったもののそこを切り抜けると、途中7連続三振を含む12奪三振と結果を残しました。8回に1失点して、この回でお役御免となったものの、スカウトが多く見つめる普段にはないシチュエーションの中、しっかりと力を出したことは評価できますね。これが今後にどうつながっていくか、注目したいです。
試合は日福大の先発左腕、佐藤投手も好投(こちらも東邦出身)。互角の展開でしたが6回表に2死2,3塁のチャンスで飯島選手が2点タイムリー。これが決勝点となりました。
佐藤投手は5番に入る二刀流起用。3安打の猛打賞と投打で魅せました。
日福大はリリーフ陣も奮闘し、中京大打線を2点に抑え、苦しめましたのを今後に活かしたいですね。

ピックアップ選手

中京大 道崎 亮太 投手(東邦 4年)

スカウトが注視する中での登板。それでも自分のパフォーマンスはしっかりと出して8回を7安打1失点。12奪三振と素晴らしい投球を披露。MAXは145㎞があったとのこと。こういう経験を今後につなげていってほしいですね。

中京大 飯島 海 内野手(中京大中京 4年)

5番1塁で出場。6回に貴重な先制2点タイムリーを放ち、道崎投手に2点をプレゼント。勝利につなげました。

日福大 佐藤 龍人 投手・外野手(東邦 3年)

5番ピッチャーで登板。185㎝の大型左腕で、球速はそんなに出ていなかったですが角度があり、中京大打線が打ちあぐみました。そして打つ方で4打数3安打。8回には2死1塁からタイムリー3ベースを放ち1点差に迫る。東邦の1年先輩の道崎投手が相手。意識は強かったかもですね。

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