愛知工業大-三菱自動車岡崎 観戦記(2022年東海地区大学社会人対抗戦)

3月15日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた東海地区大学社会人対抗戦の第1試合、愛工大-三菱自動車岡崎の観戦記です。

愛工大
000000040|4 H8 E3
00100004X|5 H6 E0
三菱自動車岡崎

愛工大
高井(11)、室田(21)、太田(28)、小野(17)-野嵜
三菱自動車岡崎
秋山(21)、大井(17)、坂巻(34)-西川

投手成績
愛工大
高井脩平 6回 91球 被安打2 四球4 三振3 失点1(自責点0)
室田祥吾(愛工大名電 4年) 1回 19球 被安打0 四球1 三振1 失点0

太田弘海(長崎清峰 3年) 1/3 34球 被安打4 四死球2 三振1 失点4

小野七斗(愛工大名電 2年) 2/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0

三菱自動車岡崎
秋山翔 5回 71球 被安打3 四球1 三振5 失点0
大井友登(東邦 8年目) 3回 66球 被安打5 四死球2 三振3 失点4

坂巻拳(千葉英和-東京情報大 4年目) 1回 13球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
愛工大
8後藤(1) 9宮川(51) 6清水(10) D尾藤(27) 4菅野(4) 7平石(16)→H福山(8)→7 3奥山(24)→H川間(5)→3深見(55) 2野嵜(2) 5渡邊(23)
三菱自動車岡崎
9里見(28)→8 4宇都口(2)→H菅原(3)→4 8飯嶌(23)→H福永(1)→9 D星野(20)→H宮野(33)→R冨澤(4) 3荒井(5)→H堂(0)→3 5伊藤(26) 7大工原(27) 2西川(10) 6内藤(8)

(試合経過)
3回裏、2死1塁から牽制で誘い出して1塁へ投げた球が悪送球となり、一気にランナーが生還。三菱自動車岡崎が先制。1-0
8回表、無死満塁から4番尾藤が2点タイムリー。更に無死2,3塁から5番菅野が犠牲フライ。1死2塁から6番福山がタイムリー。この回4点取って逆転。4-1
8回裏、1死満塁から5番堂が押し出し四球。6番伊藤がタイムリー。7番大工原が逆転の2点タイムリー。ここでピッチャー交代、小野。5-4
三菱自動車岡崎が逆転勝ちを収めました。

総評

試合としては愛工大の高井投手、三菱自動車岡崎の秋山投手が持ち味を発揮し、ロースコアの投手戦となりました。
高井投手はエラーや四球でランナーを出しながらも粘りの投球。MAX142㎞で社会人チームを抑えたことは自信になりそう。
攻撃ではなかなかチャンスらしいチャンスを作れませんでしたが、8回に大井投手を攻めて、4番の尾藤選手のタイムリー等で一挙4点。いい攻撃でしたので、これは自信になりそう。
太田投手が崩れて逆転負けとなりましたが、これは仕方ない。経験を糧にしていきたいですね。
三菱自動車岡崎は打線がちょっと低調。8回にようやく太田投手を捉えましたが、そこまで2安打というのは少し寂しい内容でした。
今日出ていた選手は出場機会をしっかりと活かしていかなければいけない存在の選手たち。チームの底上げのためにも奮起を期待したいですね。
秋山投手はさすがのピッチング。仲井投手の勇退によって、エースとして期待したい投手。上手く調整して公式戦に備えていってほしいですね。

ピックアップ選手

愛工大 高井 脩平 投手(関商工 4年)

6回を1失点(自責点0)。やや四球が多かったですが(4つ)徐々に投球が落ち着いたのは良かったですね。
被安打が2。粘り強い投球が光りました。

愛工大 野嵜 翔太 捕手(愛工大名電 3年)

半袖でキャッチャーをこなしていたのが目立ちました。機敏な動きで投手をしっかりと支え、打撃でも1安打1四球と活躍。

愛工大 尾藤 裕介 外野手(愛工大名電 3年)

第3打席までは3打席連続三振。それでも第4打席でのチャンスでタイムリーを放って片鱗は見せてくれました。チャンスで一本打てれば4番はいいですよね。長打も期待したい打者。

三菱自動車岡崎 秋山 翔 投手(日大鶴ケ丘-武蔵大 4年目)

5回を3安打無失点。三振も5つ奪い格の違いを見せつけました。今年はエースとしての投球を期待したい投手。

三菱自動車岡崎 大工原 壱成 外野手(桐光学園-中央大 3年目)

8回に貴重な逆転のタイムリー。そこまでの四球2つに犠打とこの日は100%の仕事でした。

三菱自動車岡崎 里見 治紀 外野手(花咲徳栄-東北福祉大 3年目)

1番ライトで出場。途中からセンター。1安打1四球で出塁したところで2盗塁。足でかき回せる選手ですね。

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