豊橋工-享栄 観戦記(2019年秋季愛知県大会)

9月15日に豊橋球場で行われた3回戦、豊橋工-享栄の観戦記です。
栄徳、桜丘を破って3回戦に進んできた豊橋工を見てみたくて足を運びました。

豊橋工
0000000|0 H2 E0
0000511|7 H11 E0
享栄
(7回コールド)

豊橋工
後藤、藤城-森
享栄
上田-木下

投手成績
豊橋工
後藤(10) 4回1/3 53球 被安打5 四球1 三振1 失点3
藤城(1) 1回2/3 36球 被安打6 四死球2 三振2 失点4

享栄
上田(1) 7回 104球 被安打2 四死球2 三振11 失点0

後藤投手は右のオーバーハンド。細身でかなり上から肘が出るフォーム。まっすぐは110km半ば。享栄がタイミングを合わせるのに苦労していました。

藤城投手は右のオーバーハンド。オーソドックスなフォームでまっすぐは120km半ば。

上田投手は左のオーバーハンド。がっしりした体形で、力のあるボールが来ます。MAX138kmを記録。変化球の精度もあるので、大崩れはしないですね。

(出場選手)
豊橋工
4藤田 6中島 2森 3小林 7丸山 8小見門 1後藤 5今泉→H谷→5 9福井
享栄
8小野寺 4田村 3瀬尾 7菊田(17) 2木下 9彦坂 5真鍋 6白井 1上田

(試合経過)
1回裏、無死2,3塁のチャンスで3回瀬尾のショートライナーで2塁ランナーが戻れずゲッツー。4番菊田も倒れ先制ならず。
5回裏、先頭の6番彦坂がソロホームラン。1死2、3塁でピッチャー交代、藤城。1番小野寺が2点タイムリー2ベース。更に2死1、3塁からダブルスチール成功。2死2塁から4番菊田がタイムリー。5-0
6回裏、1死2塁から9番上田がタイムリー2ベース。6-0
7回裏、無死2塁から4番菊田のタイムリー2ベースでコールド成立。
享栄がベスト8進出を決めました。

豊橋工は背番号10番の後藤投手が先発。県大会は初登板だったんですね。
まっすぐが110km台だったのですが、ちょっと変則モーションというのもあって、逆に享栄はタイミングを合わせるのに苦労していました。
それでも5回にはさすがに合わせてきた感じで、藤城投手にスイッチ。ただ、やはり連投ということもあり、ここまで2試合完投してきていたので、享栄は待ってましたという感じになっちゃいましたね。仕方ないですが。

上田投手の力のある球になんとか食らいつく攻撃はしていました。ヒット打てるか心配になった5回に2本打ってチャンスを作りましたし、力のあるところは見れました。
コールドになりましたが、エラーは0。地力で点を取られただけで、やるべきことはやっていたことは自信にしていいと思いますね。

全三河大会が残っていますし、強豪私学を2つ破ったことは自信になりますよね。

享栄は4回まで完全に打ちあぐね。ただ、想定外の投手で、遅くて打てないという私学にありがちな感じでしたので、しっかりとコールドまでもっていったことを評価したいですね。

4番の菊田選手は打球の強さがありました。一発で仕留めた彦坂選手の打撃も光りましたね。

上田投手はさすがのピッチングでした。連投でしたがそれを感じさせず。ただ、1週間空くとはいえ、余力を残すような起用もあっていいかと思いますが・・・。
でも前日はタイブレークまで行ったことを思えば、コールドで終われたことは良かったと思います。

まずはベスト4に入ること。豊橋中央は試合巧者ですから、接戦に持ち込まれないくらいの試合にしたいところですが、なかなか難しいかな。打線の奮起を期待したいですね。

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