東郷製作所-三京アムコ 観戦記(愛知県軟式野球新春選抜リーグ戦2024)

1月11日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、東郷製作所―三京アムコの観戦記です。
三京アムコは新春選抜リーグ戦初出場。初戦は引き分けでしたので初勝利を目指しての試合となりました。

東郷製作所
010102000|4 H5 E0
010000000|1 H3 E0
三京アムコ

東郷製作所
久保田(11)―池上
三京アムコ
松原(13)、横井(20)、山本(19)―小柳津

投手成績
東郷製作所
久保田裕介 9回 112球 被安打3 四球1 三振2 失点1

三京アムコ
松原北斗 3回 66球 被安打1 四死球3 三振3 失点1
横井希(菰野-中京大 5年目) 3回 51球 被安打3 四球2 三振3 失点3

山本淳貴 3回 34球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
東郷製作所
6飯田(5) 8近藤生(7) 3牧山(22) 7手崎(10) 5野瀬(9) 1久保田(11) 4小代田(3) 9村田(24) 2池上(20)
三京アムコ
7後藤(23) 4牛島(1) 3藤澤(7) D藤江(9) 5吉野(6) 9鶴田(8) 2小柳津(22) 8松山(3) 6平戸(10)

(試合経過)
2回表、2死1、2塁から8番村田がタイムリー。東郷製作所が先制。1―0
2回裏、1死3塁から6番鶴田が犠牲フライ。1―1
4回表、ピッチャー交代、横井。1死3塁からワイルドピッチで1点。東郷製作所が勝ち越し。2―1
6回表、2死3塁から7番小代田が2ランホームラン。4―1
7回表、ピッチャー交代、山本。
東郷製作所が勝ちました。

総評

東郷製作所が投打でかみ合って快勝。エースの二刀流、久保田投手が丁寧な投球で三京アムコ打線を犠牲フライの1点に抑え、打撃でも3点に絡む活躍。6回表には7番の小代田選手に2ランホームランが飛び出し、三京アムコを突き放して勝利をおさめました。
今年からリーグ戦に加わった三京アムコに、簡単に勝たせないよ、という意地を感じた試合。開幕戦の小林クリエイトをうっちゃった試合もこれで活きてきますね。
三京アムコはルーキーの松原投手が、マイガンで143kmをマーク。軟式でこの時期としては破格のスピードを見せました。
ただ、ややコントロールがばらつき、球数を多く投げさせられました。こういう経験を今後に活かしてほしいところ。
打線も藤江選手が3安打と孤軍奮闘状態。打線の奮起を期待したいですね。

ビックアップ選手

東郷製作所 久保田 裕介 投手(中部大第一―中京大 7年目)

二刀流で活躍していて、この日も6番DH投手で出場。投打で活躍を見せました。120km台の球速ですが、丁寧な投球で打たせて取り、藤江選手以外にはヒットも許さず。三京アムコ打線にいい当たりをほとんどさせませんでした。打っても1安打1四球。進塁打もあって3点ともに絡む活躍。チームを引っ張ります。

東郷製作所 小代田 健志 内野手(大府-東海学園大 8年目)

7番セカンドで出場。6回にダメ押しとなる2ランホームランを放ち、勝利を決定付けました。7番にこういう長打のある選手がいるのは怖いですよね。

東郷製作所 野瀬 功大 内野手(愛知黎明-東海学園大 4年目)

5番サードで出場。1安打1四球に1犠打。2得点でチャンスメイカーとして貢献しました。

三京アムコ 松原 北斗 投手(栄徳-天理大 1年目)

ルーキーで先発を任され、MAX143kmをマーク。まっすぐは130km台後半をコンスタントに投げて、この時期としては破格の球速を見せました。ただ、速くても対応してくるのが軟式の強豪チーム。粘られて投球数がかさんだことは反省材料。打たせる術を身に付けたいですね。

三京アムコ 藤江 雄太 外野手(愛産大三河-愛産大 4年目)

4番DHで出場。チームのヒット3本を全て放ち、孤軍奮闘の活躍となりました。2ベース2本と長打力もさすが。この人にチャンスで回したいですね。

三京アムコ 山本 淳貴 投手(富士学苑-朝日大 10年目)

7回からマウンドに上がり、3回を1安打無失点。スピードは110km台も、ボールを動かして上手く打たせてとりました。数少ないベテラン投手。チームのアクセントとして期待したいですね。

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