小林クリエイト-ニデック 観戦記(2021年天皇賜杯愛知東部大会)

6月15日に刈谷球場で行われた第3試合、小林クリエイト-ニデックの観戦記です。
新春のリーグ戦に出てくるチーム同士の対戦。やはりレベルの高さを感じる試合となりました。

小林クリエイト
000000200|2 H5 E0
000000000|0 H4 E0
ニデック

小林クリエイト
田中-宮城
ニデック
堀田、浅川-高木翔

投手成績
小林クリエイト
田中 9回 124球 被安打4 四死球5 三振3 失点0

ニデック
堀田 7回 95球 被安打4 死球1 三振3 失点2
浅川 2回 21球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
小林クリエイト
6小杉 8浜崎 9大西 3濱元→R竹内 5近藤 4葛西 2宮城 7坂之下 1田中
ニデック
9白石 5泉 6越智 8山崎→7村瀬 3水谷 7寺嶋→8 4坪田 1堀田→H今江→1浅川 2高木翔

(試合経過)
2回裏、無死1,2塁から8番堀田がバント失敗(ファール)の後、打って2ゴロゲッツー。9番も倒れ先制ならず。
3回裏、無死満塁のチャンスも4番山崎が2-2からエンドランで空振り(三振)。ランナーもアウトで2死2,3塁。5番水谷も倒れ0点。
7回裏、無死1,2塁から4番濱元の犠打が決まり、1死2,3塁。死球で満塁となり、6番葛西がタイムリー。7番宮城が犠牲フライ。小林クリエイトが均衡を破り2点先制。
小林クリエイトが勝ちました。

総評

5回までは小林クリエイトは一人もランナーを出せず、ニデックは何度もチャンスがあったという試合。こういう試合は得てして6回以降流れが変わるもの、ということが多いのが野球ですが、この試合も御多分に漏れず、そんな試合となり、6回に初ヒットを放った小林クリエイトが、7回表に連打で無死1,2塁。ここで4番の濱元選手へ犠打を選択し、これを一球でばっちりと決めたことで小林クリエイトに点が入る流れになりました。
先制打は葛西選手でしたが、濱元選手のバントが大きい試合でしたね。
ニデックは1~4回までチャンスがあった。特に3回の無死満塁はなんとかしたかったですね。
堀田投手は素晴らしい球を投げていました。それだけにもったいない試合でした。

ピックアップ選手

小林クリエイト 田中 眞人 投手(誉-朝日大)

4回までは毎回のピンチ。四死球も多く不安定だったのですが、5回から立ち直り、終わってみたら完封勝利。初戦、難敵のニデック戦に抜擢されたのもうなずける好投でした。

小林クリエイト 葛西 優宏 内野手(三好-日福大)

7回にようやくめぐってきたチャンスでタイムリー。こういう勝負強さはさすがです。

小林クリエイト 濱元 ⼤希 内野手(豊川-愛産大)

大きなポイントになったのが7回表、無死1,2塁で回ってきて4番の濱元選手にバントを選択。これを1球目に完璧に決めてチャンスのお膳立てをしたのが素晴らしかった。
9回には2ベースを放ってチャンスメイク。軟式でもどんどん力を発揮してきていますね。

ニデック 堀田 竜也 投手(常葉菊川-専修大)

5回まではパーフェクトピッチング。速い球を中心に小林クリエイト打線を抑え込んでいたのですが、7回に上手く逆方向に打たれてピンチを背負い、粘り切れず。

ニデック 寺嶋 宗哉 外野手(関西-愛知大)

2回、4回と先頭バッターとして出塁。しっかりとタイミングもあっていました。

ニデック 浅川 哲志 投手(菰野-名城大)

8回からマウンドへ。2回を1安打無失点と抑えて反撃を待つ体勢を作りました。速球は健在でした。

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