三重大-四日市大 3回戦 観戦記(2019年秋季三重大学リーグ)
9月16日に北勢球場で行われた三重大-四日市大の3回戦の観戦記です。
勝ち点を取る取らないで大きく優勝を左右する3回戦。接戦になりました。
三重大
000000000|0 H4 E0
00000201X|3 H9 E0
四日市大
三重大
福西、北澤-田中
四日市大
吉村-伊藤圭
投手成績
三重大
福西 6回 94球 被安打8 死球1 三振4 失点2
北澤 2回 29球 被安打1 四球1 三振1 失点1
四日市大
吉村 9回 122球 被安打4 四球3 三振5 失点0
福西投手は右のオーバーハンド。中1日での登板。ランナーを出しながら粘り強いピッチングが光りました。140km前後のまっすぐも投げていました。津高校出身の4年生。
北澤投手は右のオーバーハンド。細身で内野手登録の投手。まっすぐは130km前半くらいかな。
吉村投手は右のオーバーハンド。筑紫台出身の3年生。ひじが伸びたままテイクから投げるフォーム。まっすぐは140kmくらい出ていたと思います。
(出場選手)
三重大
8野口 4加藤 7岩瀬 9山口 5佐藤友 D松田 5関根 2田中 6小川
四日市大
8村川 4加藤 3永井 2伊藤圭 D川合→R関口 7中村 5横井 9西野 6森
(試合経過)
1回裏、先頭の村川がヒット。2番加藤のところでエンドランもサードライナーを上手く取って飛び出したランナー戻れずゲッツー。3番も倒れ0点。
2回裏、無死1,2塁のチャンスで6番中村のところでフルカウントからランナーを走らせて三振ゲッツー。7番も倒れチャンスを逃す。
5回表、1死2,3塁のチャンスも8番田中の3ゴロで3塁ランナーがホーム憤死。9番が三振で先制ならず。
6回裏、2死2、3塁から6番中村のセンターオーバーの2点タイムリー2ベース。四日市大が2点先制。
8回裏、2死2塁から5番川合のタイムリー2ベース。3-0
四日市大が勝ちました。
三重大は4回まではチャンスらしいチャンスを作れず。ただ、相手が毎回先頭を出しながら、まずい攻撃もあって0-0という展開でしたので、先に点を取ればチャンスあるかも、という試合でした。
それで5回、6回に先頭バッターが出てチャンスも作ったのですが、そこで得点できなかったことで、勝機が無くなった感じです。
守備も盛り立てながら、福西投手が中1日で踏ん張っていたんですけどね・・・。まだ優勝のチャンスはあると思うので、残りの試合全部勝って他のチームの結果を待ちたいところ。
1番の野口選手は刈谷北出身の3年生で2安打とチャンスメイク。2番の加藤選手は横須賀出身の3年生ですが、こちらも2四球1犠打と仕事をしていました。
三重大は愛知県出身の選手も多く頑張っています。国立大ですごいですよね^^
四日市大は毎回のようにチャンスがありながら5回まで無得点。エンドランではライナーゲッツー。フルカウントから走らせては三振ゲッツー。4番にバントを指示すれば失敗。これでもか、という拙攻を見せたので、これは苦しいな、と思っていたのですが、6回裏は中村選手(山陽 2年)がセンターオーバーを放ち、均衡を破ってチームを救いました。
吉村投手は力がありますし、注目されていい投手ですね。この試合は3連戦目でしたが、前2試合が近大高専戦だったこともあり、ここに照準を合わせられたというのも大きかったですね。
川合選手は中部大第一出身の3年生。2安打でダメ押しのタイムリーは見事でした。
四日市大は勝ち点2で首位に。この秋は東海大会に進めるのは1チーム。混戦を抜け出せるか。