富田-名東 観戦記(2023年名古屋市立大会)

8月5日にパロマ瑞穂球場で行われた市立大会の第2試合、富田-名東の観戦記です。
昨年の夏ベスト8の快進撃も、今年の夏のチームは苦戦が目立った富田。それでも夏に1勝して、新チームはどういうチームになっているか、注目して観戦しました。

富田
131001101|8 H10 E2
003120001|7 H10 E6
名東

富田
宇佐美(1)、原口(10)-服部
名東
小岩井(2)、横地(1)、柳沢(11)-岡本、小岩井

投手成績
富田
宇佐美聡真 4回 66球 被安打3 四球1 三振8 失点4(自責点1)
原口浩樹(1年) 5回 68球 被安打7 四球1 三振3 失点3

名東
小岩井翔太(2年) 3回 61球 被安打4 四球2 三振3 失点5(自責点2)

横地信太朗 4回 87球 被安打3 四球4(1) 三振3 失点2(自責点1)
柳沢秀明(1年) 2回 33球 被安打3 四球0 三振2 失点1(自責点0)

(出場選手)
富田
9伊藤 4若松 1宇佐美→3 7鬼頭 3古庄→1原口(10) 5目黒 6山下 8宮城 2服部
名東
8久保薗→7 2岡本(6)→6→4 4竹之内→6 5桐田 1小岩井(2)→2 9山口 3中本→H宮脇(13)→3 7井上→1横地(1)→8 6柳沢(11)→7→1

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番宇佐美がタイムリー。富田が先制。1-0
2回表、2死1塁から1番伊藤がタイムリー2ベース。2死3塁からタイムリーエラーで1点。更に2死2塁からタイムリーエラーで1点。この回3点。4-0
3回表、1死2塁から7番山下がタイムリー。5-0
3回裏、無死満塁から2番岡本の遊ゴロの間に1点。2死2,3塁からタイムリーエラーで2者生還。5-3
4回表、ピッチャー交代、横地。
4回裏、2死2塁から9番柳沢の三振振り逃げで大きくボールが逸れる間に2塁ランナーが生還。5-4
5回裏、ピッチャー交代、原口。無死2,3塁から4番桐田が2点タイムリー。名東が逆転。6-5
6回表、2死1,3塁から3番宇佐美がタイムリー。6-6
7回表、2死1,2塁から9番服部がタイムリー。富田が再逆転。7-6
8回表、ピッチャー交代、柳沢。
9回表、2死1塁から1番伊藤の内野安打の際に送球が大きくそれ、1塁ランナーが長躯ホームイン。8-6
9回裏、無死3塁から2番岡本が犠牲フライ。8-7
富田が点の取り合いを制しました。

短評

エラー絡みで点が入るのは新チームでは多く発生すること。その典型的な試合になった印象です。
富田は序盤積極的な走塁が目立ち、ミスに付け込む走塁が出来ていました。チャンスでしぶとくタイムリーが出ていましたし、新チームは力がありそうです。バッテリエラーが多かった印象ですので、ここは減らしたいですね。
名東はエラー6はさすがに多すぎでしたので、ここは減らしたい。序盤に5失点したところから逆転までもっていったのはお見事でした。名東の横地選手、岡本選手の足の速さが目立ちました。

ピックアップ選手

富田 宇佐美 聡真 投手・内野手(2年)

3番投手でスタメン。降板後は1塁へ入りました。打撃で目立ち、2本のヒットがいずれもタイムリー。センター返しで強い打球を放ちます。投手としてはやや立った投げ方でまだ球威が上がりそうな投球。連動できると良さそうですね。

富田 伊藤 凛音 外野手(2年)

1番ライトで出場。3安打で申告敬遠も1つ。盗塁を2つ決める等、足もある選手です。3得点はお見事ですね。

富田 服部 瑛之輔 捕手(1年)

9番捕手で出場。7回に貴重な勝ち越しタイムリーを放ち、9回にもヒットからホームに返ってきました。捕手としてはバッテリーエラーが目立ち、反省点も。

名東 横地 信太朗 投手・外野手(2年)

4回からマウンドへ。投手としてはややくせ球で120km弱くらいの球威で粘って投げていました。失点を最小に防いだのは良かった。目立ったのは足。かなり速く、外野の守備でも守備範囲の広さが目につきました。そして4回は盗塁かわワイルドピッチで一気に生還。足で取った1点でした。

名東 桐田 大輔 内野手(2年)

4番サードで出場。5回にタイムリーを放ち。2安打1四球、エラーでの出塁もありました。

名東 久保薗 希晃 外野手(2年)

1番センターで出場。途中からレフトへ。2安打のマルチで9回の3ベースは強い打球でライトの頭を越しました。

名東 岡本 湊 内野手(2年)

2番捕手で出場。そこからショート、セカンドへ。5回のバントヒットが鮮やか。足の一芸が光ります。

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