名市工芸-名市工 観戦記(2023年名古屋市立大会)

8月6日にパロマ瑞穂球場で行われた第1試合、名市工芸-名市工の観戦記です。
お互い新チーム最初の公式戦、どんな選手がいるか注目して観戦しました。

名市工芸
022000200|6 H6 E0
200000100|3 H10 E5
名市工

名市工芸
福島(10)、山内(11)-日比
名市工
村瀬(10)、三浦(1)-柴田

投手成績
名市工芸
福島出雲 7回 113球 被安打9 四死球4 三振8 失点3
山内琉生(1年) 2回 23球 被安打1 四球1 三振1 失点0

名市工
村瀬大晋(1年) 6回2/3 121球 被安打5 四死球7 三振5 失点6(自責点1)

三浦直人 2回1/3 36球 被安打1 四死球3 三振4 失点0

(出場選手)
名市工芸
7西田 8渡邊 1福島(10)→4 3高瀬 5小川 2日比 9内田 4竹田→1山内(11) 6加藤
名市工
6諏訪 8古野 2柴田 9岩堀→H加藤竜(7) 3岩本 5飯田 4五十子 7古川(16) 1村瀬(10)→1三浦(1)

(試合経過)
1回裏、2死1,2塁から5番岩本が2点タイムリー2ベース。名市工が先制。2-0
2回表、1死1塁から6番日比がタイムリー2ベース。更に2死3塁からタイムリーエラーで1点。2-2の同点に。
3回表、2死2,3塁からタイムリーエラーで1点。更に2死1,3塁から1塁ランナーが盗塁。キャッチャーからの送球がセンターに抜ける間に3塁ランナーが生還。4-2と名市工芸が逆転。
7回表、2死満塁からタイムリーエラーで1点。更に7番内田の押し出し四球。ここでピッチャー交代、三浦。この回2点。6-2
7回裏、先頭の1番諏訪がセンターオーバーのランニングホームラン。6-3
8回裏、ピッチャー交代、山内。
名市工芸が逃げ切って勝利を収めました。

短評

お互いに毎回のようにランナーを出す試合で残塁の多い、長い試合になりました。
名市工芸は6点取りましたが、名市工の投手の自責点は1だったように、名市工のエラーがことごとく点につながったという試合で、名市工からするともったいない試合でした。攻撃も毎回ランナーを出しながら、3点のみに留まる展開。打線が上手くつながりませんでした。
三浦投手がもう少し早く投げていれば違った気もしますが、予選前ですし先を見据えた起用になりますよね。
名市工芸は大きい選手が多く、1番西田選手、2番渡邊選手のスピード、捕手の日比選手の肩等目立つ選手もいました。
1年生の福島投手はかなり粘り強く投げて、登板後はセカンドへ。貴重な戦力になりそうです。
夏までのチームも力のある選手がいましたが、新チームもなかなか楽しみなチームになりそうです。

ピックアップ選手

名市工芸 西田 翼 外野手(2年)

1番レフトで出場。大柄な選手で当たれば飛ぶパワーとスピードを持っています。かなり楽しみな選手。

名市工芸 渡邊 忠 外野手(2年)

2番センターで出場。2安打のマルチで最初の打席の3ゴロもセーフに見える足を披露していました。スピードが魅力。

名市工芸 福島 出雲 投手(1年)

3番投手で出場。降板後はセカンドへ。1安打2死球と打撃でも当たっていました。投手としては120kmに満たないスピードですが、要所で三振を取って粘りを見せました。

名市工芸 日比 開埜 捕手(2年)

6番捕手で出場。2回に唯一のタイムリーとなる2ベースを放ちました。肩が強く、2秒フラットで投げる場面も。安定した送球は魅力ですね。

名市工 諏訪 大樹 内野手(1年)

1番ショートで出場。2安打で7回にはランニングホームラン。しっかりと全力疾走で駆け抜けたのはお見事でした。

名市工 柴田 悠磨 捕手(2年)

3番捕手で出場。3安打2四死球と全打席で出塁。打つ方はコンタクト力の高さが光ります。肩でもう少し刺せるといいですね。

名市工 古川 大翔 外野手(1年)

8番レフトで出場。2安打2四死球とこちらも全打席出塁。ラッキーボーイとなっていました。

名市工 三浦 直人 投手(1年)

7回のピンチでマウンドに上がり三振。そこから2イニングを0に抑えました。左で120km前後のまっすぐですが、スライダーの切れがありますね。1年生ですし成長が楽しみ。

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