向陽-山田 観戦記(2023年名古屋市立大会)

8月5日にパロマ瑞穂球場で行われた向陽-山田の観戦記です。
この時期に名古屋の市立高校が集まって行われる大会。山田高校は昨年は相手に選手を借りて出場。今年は単独で出場となりました。ただ、9人とギリギリでの戦いだったようです。

向陽
4001425|16 H15 E2
0000031|4 H12 E2
山田
(7回コールド)

向陽
佐藤(10)、太田陽(6)、軍司(1)-大下
山田
高橋(1)、鬼頭(3)-飯尾

投手成績
向陽
佐藤弘野(1年) 3回 50球 被安打5 四球1 三振0 失点0

太田陽大(2年) 3回 68球 被安打5 四球3 三振3 失点3(自責点0)

軍司拓海 1回 12球 被安打2 四球0 三振1 失点1

山田
高橋侑大 4回 63球 被安打5 四球2 三振2 失点5(自責点1)
鬼頭晃生(1年) 3回 71球 被安打10 四球3 三振2 失点11

(出場選手)
向陽
9新島 6太田陽→1→6 2大下 5川嶋→3 3津田→軍司(1) 7兼岩 9西田 8田中→H太田伊(16)→8 1佐藤(10)→H小代田(15)→6→5
山田
6中野 4戸森 3鬼頭→1 1高橋→3 2飯尾 8佐治 9高須 5眞田 7徳増

(試合経過)
1回表、2死2,3塁から5番津田の3ゴロがタイムリーエラーとなり2者生還。更に2死2塁から兼岩のタイムリー、7番西田がタイムリー3ベース。向陽が4点を先制。4-0
1回裏、3連打で無死満塁とするも、4番高橋のスクイズがキャッチャーフライになり3塁でダブルプレー。チャンスを逃します。
4回表、無死2塁から7番西田がタイムリー。5-0
4回裏、ピッチャー交代、太田陽。
5回表、ピッチャー交代、鬼頭。無死満塁から5番津田が2点タイムリー。更に無死2,3塁からパスボールで1点。無死3塁から6番兼岩の1邪で3塁ランナーが突っ込み生還。この回4点。9-0
6回表、2死2,3塁から4番川嶋の2点タイムリー3ベース。11-0
6回裏、2死2,3塁から2番戸森が2点タイムリー2ベース。更に2死満塁から5番飯尾がタイムリー。3点を返し、11-3とコールドを回避。
7回表、無死2,3塁から9番小代田の四球の球がワイルドピッチとなり2者生還。2死3塁から2番大田陽がタイムリー。3番大下がタイムリー3ベース。4番川嶋がタイムリー2ベース。この回5点。16-3
7回裏、ピッチャー交代、軍司。2死3塁から1番中野がタイムリー。16-4
向陽が7回コールドで勝ちました。

総評

最終的には7回コールドとなりましたが、山田はヒット12本放ち、チャンスはかなりあったんですよね。あと1本、というか、バント失敗が3度あってそれでチャンスを潰したんですよね・・・。結構バスター等でチャンスを拡大していたので、バントをせずに攻めていたら違ったような気がします。上位の3人(中野選手、戸森選手、鬼頭選手)はそれぞれマルチを記録。7番高須選手もマルチ。1年生の奮闘が目立ちました。守備の球際の強さ等はノックや経験を積むしかないですが、ここぞでミスを広げない、失点を最小で止める。これをやっていきたいですね。
向陽は高橋投手に2回、3回は三者凡退に抑えられてやや打ちあぐみました。5回以降はしっかりと点を取れたのですが・・・。
下位の兼岩選手、西田選手がいいバッティングをしていた印象。打線を上手く組んで決定力を上げたいところですね。
軍司投手は左で121km。いいボールを投げるな~と思って夏のパンフを見たら1年生となっていてびっくり。1年生なら相当楽しみな素材ですね。今後が楽しみです。
捕手の大下選手も肩が強くて印象に残りました。

ピックアップ選手

向陽 西田 隼也 外野手(1年)

7番ライトで出場。2安打のマルチでいずれもタイムリー。2打点をマークしました。しっかりと強く振れる選手。

向陽 兼岩 慶太 外野手(2年)

6番レフトで出場。3安打の猛打賞。広角に打てる打者ですね。

向陽 大下 陽也 捕手(2年)

3番捕手で出場。2安打のマルチで7回のタイムリー3ベースが見事な打球でした。肩も強く、2.1秒くらいでセカスロを投げていました。能力の高い選手。

向陽 軍司 拓海 投手(1年)

左で切れのある球を投げていて、MAXは121km。1年生と考えれば十分な球威。まだ細いですしこの先の成長を期待したい投手。

山田 中野 雄太 内野手(1年)

1番ショートで出場。3安打の猛打賞で盗塁も1つ決めました。足があるので成長が楽しみ。

山田 戸森 結心 内野手(1年)

2番セカンドで出場。3安打の猛打賞で四球も1つ。しぶとくバットに当ててヒットにする技術が光りました。

山田 高橋 侑大 投手(2年)

4番投手で出場。途中から1塁へ。5回にチャンスでエンドランを決めてタイムリーにはならずもチャンス拡大。投手としては3回まで自責点0。緩急を使って上手く抑えていました。

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