至学館大-愛知大 1回戦 観戦記(2022年秋季愛知大学リーグ2部)

9月4日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、至学館大-愛知大の1回戦の観戦記です。
愛知大の中井投手が注目ということでスタンドにスカウトの姿も多くみられる中、投球に注目して観戦しました。

至学館大
001200000|3 H9 E1
002000002|4 H9 E0
愛知大

至学館大
瀧川(12)、鈴木(20)-土岐
愛知大
中井(19)、河口(21)-稲吉

投手成績
至学館大
瀧川優祐 6回 91球 被安打6 四球0 三振2 失点2
鈴木悠真(桜丘 4年) 2回1/3 29球 被安打3 四球1 三振1 失点2

愛知大
中井大和 7回2/3 108球 被安打8 四死球2 三振8 失点3
河口夏輝(桜丘 2年) 1回1/3 20球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
至学館大
7片山(40) 5都嶋(6) 4米津(2) 6瀧本(10) 9廣木(26) 8増田(33) 2土岐(22) 3山本(3)→H尾崎(9)→3 D花井(8)
愛知大
8山本(7) 9大川(3) D阿部(10) 3上田(8) 7丸山(25)→R高井(28) 2稲吉(13) 5執頭(2) 6服部(5)→H濱邉(27)→6後藤(12) 4大竹(1)

(試合経過)
3回表、2死3塁から2番都嶋のタイムリー。至学館大が先制。1-0
3回裏、無死1,3塁からワイルドピッチで1点。尚も1死3塁から3番阿部がタイムリー。愛大が逆転。2-1
4回表、2死2塁から7番土岐が逆転2ランホームラン。3-2
8回表、2死1,2塁でピッチャー交代、河口。
9回裏、1死1,2塁から7番執頭が左中間を破り逆転の2点タイムリー2ベースでサヨナラ。愛知大が劇的な勝利を収めました。

総評

至学館大は瀧川投手、愛知大は中井投手。両4年生が先発。やはり中井投手に注目が集まりました。MAXは141㎞だったとのこと。角度があり、三振は8回途中までで8つ。四死球が2つだけで安定感はありました。ただ、しっかりととらえられる打球も多く、やはり球威に物足りなさも感じる内容。このあたりがプロからどう見られるかですね。
試合は至学館大が押し気味に進める試合。土岐選手の2ランホームランは見事な打球で、熱田以外でも入ったかな、と感じる打球。肩も強いし楽しみな選手ですね。
ただ、8回のピンチで中井投手から河口投手への継投が成功。1点差で9回裏を迎えられたことで逆転サヨナラ勝ちをおさめられた形に。
愛大としては走塁ミスも多く、内容は反省も多い試合でしたが、勝ったことで次につなげたいですね。
至学館大は勝利目前でスルリ。追加点が1点でも取れていれば、という形ですね。打線は良かっただけに切り替えたい。

ピックアップ選手

至学館大 土岐 晃優 捕手(至学館 2年)

7番捕手で出場。第2打席で見事な逆転2ランを放ちました。9回にもヒットを放ちマルチ。体格もありますし、肩もセカスロが1.9秒台。かなり楽しみな選手になりそうです。

至学館大 都嶋 優司 内野手(愛知黎明 2年)

2番サードで出場。中井投手からマルチを記録し、3回にはタイムリーも。シュアな打撃が光る。

至学館大 瀧川 優祐 投手(至学館 4年)

先発で6回を2失点。ランナーを出しても落ち着いた投球で、要所でフライアウトが多かった。

愛知大 山本 泰正 外野手(東邦 4年)

1番センターで出場。3安打の猛打賞。3方向に打つ打撃が光りました。

愛知大 執頭 剛琉 内野手(豊川 3年)

土壇場の9回に逆転サヨナラの2点タイムリー2ベース。これを含むマルチを記録。勝負強さが光りました。

愛知大 中井 大和 投手(岡崎城西 4年)

8回途中まで投げて3失点。三振8つ奪っているように、三振を狙ってとる力があります。MAXは141㎞。もう少し出るといいんですが・・・。
四死球2つとコントロールの良さも武器。

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