大成-誠信 観戦記(2023年秋季尾張地区2次T)

8月17日に一宮球場で行われた第1試合、大成-誠信の観戦記です。
2次トーナメントの2回戦。勝てば県大会出場が決まる大事な試合でした。
球場施設の故障でアナウンスも選手名の表示も、スコアすら出ませんでした。

大成
002000000|2 H11 E0
001000000|1 H5 E0
誠信

大成
堺(1)-山尾、脇田
誠信
武政(11)、森土(10)-鈴木

投手成績
大成
堺千真 9回 127球 被安打5 四球4 三振5 失点1

誠信
武政楓生 8回 101球 被安打11 四球2 三振2 失点2
森土誠耶(2年) 1回 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
大成
8小宮 5服部 2山尾→9 4小島 3奥村 9大池→2脇田(12) 7山田 1堺 6石神
誠信
8土屋 4竹中 2鈴木 9佐藤(7) 5比嘉門 7山本(9) 3高木 1武政(11)→H吉浦(1)→1森土(10) 6矢賀

(試合経過)
3回表、1死3塁から1番小宮がタイムリー2ベース。2番服部もタイムリー2ベースを放ち、大成が2点先制。
3回裏、1死3塁から2番竹中のタイムリー。2-1
4回表、無死1,3塁から1塁ランナーが盗塁を仕掛けるも2塁タッチアウト。四球で1死1,3塁とするも6-4-3のゲッツーでチャンスを逃す。
9回表、ピッチャー交代、森土。
大成が逃げ切って県大会出場を決めました。

短評

誠信は前日に1回戦を勝って連戦。ということでエースの吉浦選手は代打でのみの出場でした。
それでもサウスポーの武政投手が試合を作って、3回に2点を失ったものの、粘り強く投げて8回を2失点。フライアウトが多く、手元でまっすぐも含めて動いて抑えていた印象です。ただ、打線が堺投手に抑え込まれました。積極的に打っていく姿勢でしたがゲッツーが3つ。こうなると苦しいですね。もう少し先頭バッターを出してプレッシャーを掛けたかった。
大成は堺投手が好投。MAX137kmで常時130km前半のまっすぐとカットボール、終盤カーブも使って的を絞らせませんでした。
打線は上位の3人がマルチ。3回に1番小宮選手2番服部選手の連続タイムリー2ベースで2点を取ってリードしましたが、追加点は奪えず。それでも固い守備とエースの好投で県大会切符を掴みました。
バッテリーを中心に力のあるチームだと思うので、打線の奮起で勝ち上がりたいですね。

ピックアップ選手

大成 堺 千真 投手(2年)

右のオーバーハンド。上背もあってMAXは137kmをマーク。まだ細身ですし、伸びしろを感じる投手ですね。中盤以降カーブも上手く使って打ち取った印象。アベレージは132kmくらいで安定していました。

大成 小宮 大和 外野手(2年)

1番センターで出場。2安打のマルチで3回はフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち、1打点、1得点の活躍となりました。強く振れる打者ですね。

大成 服部 塁 選手(2年)

2番サードで出場。3安打の猛打賞。2ベース2本を広角に放ちました。

大成 山尾 修一 捕手(2年)

3番捕手で出場。終盤はライトへ。打つ方で2安打のマルチ。肩も2秒を切るセカスロがありました。(1.94秒)能力の高い選手ですね。

誠信 竹中 海輝 内野手(2年)

2番セカンドで出場。2安打のマルチで3回にはタイムリーを放ちました。

誠信 武政 楓生 投手(1年)

左のオーバーハンド。まっすぐは120km弱くらいでしたが、少し動いていて、それを上手く使っている印象でした。ランナーを出しながらも粘って8回2失点は合格点ですよね。

誠信 鈴木 陸巨 捕手(2年)

3番捕手で出場。ヒット1本。4回には盗塁をしっかりと刺して、その後の抑止に成功していました。

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