甲西-北大津 観戦記(2021年高校野球選手権滋賀大会)

7月14日に皇子山球場で行われた滋賀大会、甲西-北大津の観戦記です。
雷がゴロゴロなったりして、試合開始がやや遅れたりしましたが、雨はそんなに降らずに行われました。

甲西
000000000|0 H5 E1
20030000X|5 H8 E0
北大津

甲西
森田、北村-廣田
北大津
徳本、佐野樹-柿本

投手成績
甲西
森田穏(1) 3回1/3 59球 被安打7 四球2 三振0 失点5 MAX125km

北村拓己(10) 4回2/3 46球 被安打1 四球1 三振2 失点0

北大津
徳本将行(18) 6回 51球 被安打4 四球0 三振2 失点0 MAX126km

佐野樹(11) 3回 36球 被安打1 四球0 三振3 失点0 MAX131km

(出場選手)
甲西
5前川→6 8小松 4内林 2廣田 7小山 3佐川 1森田→1北村 6稲垣→H萬里小路→5江見 9大藪
北大津
5藤澤(2) 6青田 2柿本(5) 9上坂(1) 8大西(3)→3 7桂田 3曽我(13)→H大林(8)→8 4牧野 1徳本(18)→1佐野樹(11)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番上坂がタイムリー2ベース。5番大西がタイムリー。北大津が2点先制。
4回表、無死1,3塁でスクイズ失敗。1死1,2塁から9番徳本が2点タイムリー3ベース。1番藤澤がタイムリー。ここでピッチャー交代、北村。5-0
5回表、先頭バッターの小山がヒットで出塁。バントヒットに犠打で1死2,3塁となるも代打萬里小路、9番大藪が倒れ0点。
北大津が勝ちました。

総評

北大津が快勝。
初回に2死から4番上坂選手、5番大西選手の連続タイムリー長短打で先制。4回にはスクイズ失敗のいやな流れのところで、9番投手の徳本選手が2点タイムリー3ベースを放ち、かなり楽にしました。
ただ、リリーフの北村投手を打ちあぐみ、登板後ヒット1本に抑えられたのは反省材料ですが、次の試合の糧にしてほしいですね。
4番の上坂選手は評判の高い打者で、初回は逆方向に叩いてライトフェンス直撃。パワーを感じました。
甲西は先頭を出した3回、5回に何とかしたかったですが、5点追いかけるところで無死1塁でのバントはちょっと残念でした。ヒットになってチャンスは拡大しましたが、攻めの采配が見たかったです。
どんどん早いカウントから打っていきましたが、それが徳本投手の術中にはまった印象でした。

ピックアップ選手

甲西 北村 拓己 投手(3年)

2番手でマウンドに上がり、1安打ピッチング。テンポよく投げて打たせて取ったのも良かったですが、コントロールが何より良かった。無四球は見事。

甲西 森田 穏 投手(3年)

120km半ばのまっすぐを投げます。速いカウントからどんどん打ってくる北大津打線に4回につかまりました。チーム最初のヒットは鮮やかなライトヒッティングでした。

北大津 徳本 将行 投手(3年)

右のサイドハンドで、力を入れた時は126kmをマーク。とにかくストライクをどんどん投げて打たせて取る。6回51球は見事な投球でした。打っても貴重な2点タイムリー3ベースを放ちました。

北大津 上坂 真人 投手・外野手(3年)

エースで140km前後の球を投げるということですが、打者として注目されている選手。初回の逆方向へのフェンス直撃は評判通りの一打でした。

北大津 藤澤 晟一郎 内野手(3年)

背番号2ですが、1番サードで出場。チーム唯一のマルチを記録。打撃を買われての一番という印象ですね。

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