誠信-愛知黎明 観戦記(2021年全尾張地区予選)

5月1日に小牧球場で行われた誠信-愛知黎明の観戦記です。
誠信は全チーム初でした。尾張の私学対決。好ゲームを期待して観戦しました。

誠信
000005001|6 H5 E0
102010000|4 H6 E2
愛知黎明

投手成績
誠信
平山(10) 3回 37球 被安打4 死球2 三振1 失点3
久馬(1) 6回 88球 被安打2 四死球5 三振8 失点1

愛知黎明
櫛田(1) 5回1/3 106球 被安打1 四球6 三振5 失点3
西川(10) 0/3 9球 被安打2 四球1 三振0 失点2
森(12) 3回2/3 被安打2 四球2 三振0 失点1

(出場選手)
誠信
7宮内 8河合 6高木 5澤田 3渡邉 4鷲見 9細江→H大口→9 2野濱 1平山→1久馬
愛知黎明
8尾宅 4亀井 9吹田 7高林→H渡辺→7 3加藤 2富田→2野村 1櫛田→1西川→1森 5島田→5水谷 6矢野→H中野

(試合経過)
1回裏、1死2,3塁から4番高林の1ゴロの間に1点。愛知黎明が先制。
3回裏、1死2,3塁から4番高林の2点タイムリー。3-0
5回裏、1死2,3塁から3番吹田のタイムリー。2塁ランナーはホームを狙うもタッチアウト。4-0
6回表、1死満塁でピッチャー交代、西川。6番鷲見に押し出し四球。代打大口がタイムリー。8番野濱が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、森。1死満塁から9番久馬が3バントスクイズを決め逆転。5-4
7回裏、2死満塁まで行くも5番加藤が倒れ0点。
9回表、2死2塁から3番高木がタイムリー。6-4
誠信が勝ちました。

総評

5回までは愛知黎明のペースの試合。きっちりとバントでチャンスを広げてタイムリー。着実にチャンスをものにしました。
先発のエース櫛田投手もMAX135kmのまっすぐをマークし、誠信打線を抑え込むも、6回に疲れからか、四球でピンチを招き降板。ここで後続のピッチャーが踏ん張り切れませんでした。
誠信は4回以降にエース久馬投手を投入。5回に1点は失うも、しり上がりに調子を上げ、MAX134kmのまっすぐと切れのいいスライダーを武器に愛知黎明打線を2安打に抑える好投。勝利に導きました。
誠信はこれで全尾張大会本戦出場を決めました。

ピックアップ選手

誠信 久馬 幸輝 投手(3年)

4回からマウンドへ。小柄な投手ですが、全身をしっかりと使って切れのいいまっすぐを投げてきます。マイガンでのMAXは134km。勢いはかなりあり、打撃でも自身の貴重なスクイズで勝ち越しを決めました。

誠信 大口 日向 外野手(2年)

代打で出てきて、貴重なタイムリーを放ちました。

誠信 野濱 太陽 捕手(3年)

6回に同点となる2点タイムリー2ベース。エース久馬投手とのバッテリーで愛知黎明打線を6回以降は0に抑えました。

愛知黎明 櫛田 尚輝 投手(3年)

しっかりとした体格の右オーバーハンドで、MAXは135kmを記録。ややばらつきはあるものの勢いはあり、5回まで5奪三振。ただ、相手が慣れてくる、疲れてきた時にどうするかが課題かな。6回は粘り負けして四球を3つ出して満塁にして降板。後続が踏ん張れなかった形になったので。いいものは持っている投手。今後の成長に期待ですね。

愛知黎明 高林 壱成 外野手(2年)

1年の夏から試合に出ている選手。4番に座り、3打点の活躍。スイングの鋭さでチームを引っ張ります。

愛知黎明 吹田 天登 外野手(3年)

3番ライトで出場。5回にはタイムリーを放ちました。7回は警戒されて申告敬遠。犠打2と小技も出来る選手です。

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