豊田-豊野 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月5日に岡崎球場で行われた第2試合、豊田-豊野のTV観戦記です。

豊田
0000110100|3 H11 E0
0020100001|4 H6 E1
豊野
(延長10回タイブレーク)

豊田
永田、小川-黒柳
豊野
中森-井口瑛

投手成績
豊田
永田(11) 2回1/3 28球 被安打3 四球0 三振0 失点2
小川(1) 7回1/3 98球 被安打3 四死球3 三振8 失点2(自責点1)
豊野
中森(11) 10回 123球 被安打11 死球1 三振4 失点3

(出場選手)
豊田
8橋口 3川村 4後藤 9藤根 2黒柳 5河野→H岡田(16)→5福本(15) 1永田→1小川 6吉橋 7治田
豊野
6藤澤 8松本 1中森 3井口稔 5大脇 7岩月 9奥村 2井口瑛 4勝上→H石田(1)→三浦(12)

(試合経過)
3回裏、2死2,3塁から3番中森の2点タイムリー。豊野が先制。
5回表、2死1,3塁からタイムリーエラー。2-1
5回裏、2死2塁から3番中森がタイムリー。3-1
6回表、1死2塁から4番藤根のタイムリー。3-2
8回表、無死3塁から4番藤根の犠牲フライ。3-3
延長タイブレークへ突入。
10回裏、1死2,3塁、1-2からスクイズを空振り。3塁ランナーが挟まれるも最後ランナーがタッチをかいくぐってホームイン。豊野がサヨナラ勝ちとなりました。

豊田高校としては先発の3年生永田投手で行けるところまで行って、小川投手につなぐというのは想定通りの試合だったと思います。ただ、相手の中森投手が良く、なかなか点が取れないと踏んでの早めの継投。それでも3点なので計算内だとは思いますが、思った以上に点が取れなかったという感じでしょうか。
得点を取って尚も、という場面で豊野の好守に阻まれたのも大きかった。足が完全に井口捕手に封じられましたしね。
延長10回のタイブレークではそこまで当たってなかった先頭の1番橋口選手を打たせてレフトフライ。こういう作戦のタラレバは難しいですけど、ちょっともったいない攻撃になってしまいました。
小川投手はMAXは133kmかな。インステップでクロスして投げてきて角度があり、かなり打ちにくい左腕。2年生で秋以降も楽しみです。この敗戦がまた強くしそうです。

豊野はまずは中森投手の投打にわたる活躍。これが見事でした。
投げてはMAX132kmで変化球でカウントも取れるので安定感があり、死球は1つあったものの無四球。これが最後まで粘れた要因ですね。球数も少なかったですし。
打つ方は小川投手から唯一のクリーンヒットを2本。これがいずれもタイムリーになったのも大きかったですね。センスを感じる2年生。この後、秋以降も楽しみです。
またバックも盛り立てました。タイムリーエラーでの失点はありましたが、捕手井口瑛選手、センター松本選手、ライト奥村選手、1塁井口稔選手、印象的なプレーが光りましたね。

最後のプレーは正直微妙な判定でした。3フィートオーバーを取られても仕方ないかな、と。ただ、ちょっと豊田は挟殺プレーが上手くいってなかったし、最後も追い込む方が逆。ランナー井口瑛選手の粘りも見事で、豊野のそこまでの粘りが生んだプレーかな、と思います。

これで2年連続初戦突破。次は3回戦。何とか2勝を目指して頑張ってほしいですね。

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