豊川-愛知啓成 観戦記(2022年春季愛知県大会)

4月29日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた豊川-愛知啓成の観戦記です。
夏シード獲得後の試合。豊川はエースの白須投手、愛知啓成は背番号10の小島投手の先発でした。

豊川
110002000|4 H6 E2
000000003|3 H8 E1
愛知啓成

豊川
白須(1)、川口(11)-江上
愛知啓成
小島(10)、鈴木(20)-飯盛

投手成績
豊川
白須輝一 8回1/3 118球 被安打8 四死球2 三振3 失点3(自責点0)
川口颯太(2年) 2/3 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0

愛知啓成
小島伶央(3年) 5回2/3 95球 被安打4 四球10 三振0 失点4(自責点3)

鈴木章一郎 3回1/3 51球 被安打2 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
豊川
3山田 9三谷 2江上 7鈴木 5伊藤隆→5朝夷名(15) 6猿渡 8彦坂 1白須→1川口(11) 4青木
愛知啓成
8久松 6稲吉→H立岩(9)→9 3尾崎 7小市(17)→6太田 4木村(13) 1小島(10)→1鈴木(20) 9伊藤(7)→7 5片山(15) 2飯盛→H石川(16)→R柿元(14)

(試合経過)
1回表、1死1,2塁から4番鈴木のヒットでレフトがファンブルする間に1点。豊川が先制。1-0
2回表、1死3塁から9番青木のスクイズが成功。2-0
6回表、2死2,3塁から3番江上の2点タイムリー。ここでピッチャー交代、鈴木。4-0
9回裏、1死満塁から代打石川の3ゴロを2塁へ悪送球。2者生還。尚も2死1,3塁から1番久松のタイムリー。ここでピッチャー交代、川口。2番立岩の3ゴロがゲッツーとなり試合終了。豊川が逃げ切りました。

総評

豊川は1回に4番鈴木選手のヒットにエラーが絡んでの先制。2回にはスクイズで2点目。その後もランナーを出しながら追加点が奪えませんでしたが、6回に2死2,3塁のチャンスで3番江上選手の2点タイムリーが出てかなり有利に。
白須投手は3回以降毎回のようにヒットでランナーは許すも、すべてシングルで散発。要所で力を入れて抑える投球で8回まで91球と危なげない好内容でした。
9回は内野安打、エラー、四球でピンチを招き、タイムリーエラー、タイムリーで3点を失い降板。ちょっと疲れも出ていました。ただコントロールが良く安定した内容は良かったですね。
愛知啓成は先発の小島投手が四球10個とちょっと厳しい内容。ただ、数字ほどコントロールがダメという感じはなくて、豊川打線の見極めが良かったようにも感じました。
打線は尾崎選手、伊藤選手、飯盛選手がマルチ。ただこれがつながらなかった印象。
リリーフの鈴木投手は長身のサウスポー。球威はもう少し上がっていってほしいですが、コントロール良く、豊川打線をしっかりと抑えて流れを作りました。
どちらもストライクをどんどん打っていくスタイル。タイプの似たチームですね。

ピックアップ選手

豊川 白須 輝一 投手(3年)

序盤から安定した投球で好投。3回以降はヒットを散発で打たれるも、コントロールが良く四球を出さないので安定しますね。
変化球でカウントを稼げるところが特徴。MAXは133㎞。もう少し球威は上げて欲しいところですね。

豊川 彦坂 麟寿 外野手(3年)

7番センターで出場。2安打のマルチ。2回は先頭で2ベースを放ち、スクイズでホームを踏みました。

豊川 江上 月飛 捕手(3年)

3番捕手で出場。6回は貴重な2点タイムリー。2四球で出塁もしていました。リードでも白須投手をうまく引っ張りました。

愛知啓成 鈴木 章一郎 投手(2年)

2年生サウスポー。長身で130㎞くらいの球威ですがもっと伸びてきそう。コントロールの良さもセールスポイントですね。

愛知啓成 伊藤 縞 外野手(3年)

7番ライトで出場。2安打のマルチ。しっかりとライナーで打てる打撃が光ります。

愛知啓成 尾崎 仁太 内野手(3年)

3番1塁で出場。2安打のマルチ。スピードもある選手ですね。

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