トヨタ自動車-東海理化 観戦記(2020年JABA伊勢・松阪大会)

11月4日にダイムスタジアム伊勢で行われた第1試合、トヨタ自動車-東海理化の観戦記です。
トヨタは広島のドラフト1位指名を受けた栗林投手が先発。どんなピッチングを見せるかに注目して観戦しました。

トヨタ自動車
30000104|8 H8 E0
00000000|0 H1 E1
東海理化

トヨタ自動車
栗林、嘉陽-小畑、細山田
東海理化
池田大、河野-水野

投手成績
トヨタ自動車
栗林 7回 被安打1 四球1 三振7 失点0
嘉陽 1回 13球 被安打0 四球0 三振2 失点0

東海理化
池田大 5回1/3 被安打5 四球1 三振4 失点4(自責点3) 
河野 2回 51球 被安打3 四死球2 三振3 失点4
山本 2/3 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0

出場選手
トヨタ自動車
8徳本→H中村→8 4北村 5樺澤→5河原 3沓掛 D谷→H河合 9逢澤 7望月→R高橋→7 2小畑→2細山田 6和田
東海理化
7木村4野田→R中野→49安藤D井貝3米満8武藤→H齋藤5川上→H西6河田2水野

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番沓掛の2ゴロの間に1点。5番谷の2ランホームラン。トヨタ自動車が3点先制。
6回表、1死1,2塁から5番谷がタイムリー2ベース。4-0。ここでピッチャー交代、河野。ここは後続を抑えます。
8回表、1死2塁から4番沓掛がタイムリー2ベース。更に1死1,2塁から6番逢澤が3ランホームラン。1死1塁でピッチャー交代、山本。8-0
コールドでトヨタ自動車が大勝。

短評

栗林投手はMAX143kmくらいでやや抑えめのピッチング。それでも1安打、三振7つを奪う内容でドラ1の力を見せてくれました。打つ方は西濃から補強の谷選手が大活躍。本番での活躍が楽しみ。
嘉陽投手も力のある球を投げて、予選から好調をキープしていますね。徳本選手の活躍も光ります。
東海理化は1番の木村選手が1安打、1四球と活躍。高卒ルーキーで栗林投手からヒットを打ったのは自信になりますよね。ただ、他の選手が沈黙は寂しい。投げる方もエースの山本投手が大量ビハインドで登板。池田投手、河野投手ともいいボールもあったのですが、イニングは投げ切りたかったですね。

ピックアップ選手

トヨタ自動車 栗林 良吏 投手(愛知黎明-名城大、24歳)

MAX143kmと抑え気味のピッチングだったと思いますが、それでも1安打ピッチング。より高みに上がっていっている感じがします。都市対抗優勝を手土産にプロ入り、なんてのを期待しちゃいますね。

トヨタ自動車 嘉陽 宗一郎 投手(松山聖陵-亜細亜大、24歳)

2次予選で素晴らしいボールを投げていましたが、この日も勢いのあるボールを投げていました。本戦もありますが、来季も見据えて自信を付けてほしいですね。

トヨタ自動車 谷 恭兵 外野手(横山創学館-八戸学院大-西濃運輸、29歳)

都市対抗の優勝経験のある選手。そういった経験を買われての補強指名だったかな、と思います。ホームランは見れませんでしたが、タイムリー2ベースは見事でした。本戦での活躍も期待したいですね。

東海理化 木村 大輝 外野手(下関国際、19歳)

チーム唯一のヒット、四球でも出塁。孤軍奮闘という活躍でした。
高卒1年目でプロ指名された栗林投手から打ったのは自信にしてほしいですね。

東海理化 山本 健太郎 投手(星城、27歳)

尻ぬぐいでの登板、という感じでしたが、しっかりと2人を抑えました。先発で登板があると思いますが、チームを勝ちに結びつく投球を期待したいですね。

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