碧南工科-蒲郡 観戦記(2023年春季全三河大会)
5月21日に豊橋市民球場で行われた碧南工科-蒲郡の観戦記です。
どちらも見たことがないチーム同士だったので、どんなチームか楽しみに観戦しました。
碧南工科
003000001|4 H8 E0
010011002|5 H11 E0
蒲郡
碧南工科
瀬戸(10)、末吉(1)-横山
蒲郡
尾﨑(11)、山中(16)、平方(10)、伊藤(6)-吉田
投手成績
碧南工科
瀬戸励太(2年) 4回0/3 55球 被安打4 四球2 三振1 失点2
末吉登真 4回2/3 73球 被安打7 四球2 三振1 失点3
蒲郡
尾﨑貫介(3年) 2回2/3 57球 被安打4 四死球3 三振4 失点3
山中陸(2年) 1回1/3 35球 被安打1 四球3 三振0 失点0
平方晄太 3回1/3 42球 被安打0 四球1 三振0 失点0
伊藤廉 1回2/3 30球 被安打3 四球0 三振0 失点1
(出場選手)
碧南工科
6滝沢 9北田 3亀島 7和田 2横山 4梅田 5佐土原 1瀬戸(10)→1末吉 8山本
蒲郡
6伊藤→1 8石守 3山出→6 9酒井(1) 7原田 4松橋 5渡邊 2吉田 1尾崎(11)→1山中(16)→1平方(10)→3木谷(14)→R清田(9)
(試合経過)
2回裏、2死3塁から9番尾崎がタイムリー。蒲郡が先制。1-0
3回表、2死2,3塁から3番亀島のタイムリー内野安打。4番和田の三振振り逃げで3塁ランナーが生還。2死満塁から6番梅田がタイムリー。ここでピッチャー交代、山中。碧南工科が逆転。3-1
5回表、無死1,3塁でピッチャー交代、平方。ここは後続を断ってチームを救います。
5回裏、無死1塁でピッチャー交代、末吉。1死3塁から1番伊藤がタイムリー。3-2
6回裏、1死2,3塁から6番松橋のスクイズが成功。3-3の同点。
8回表、1死1塁でピッチャー交代、伊藤。
9回表、1死1,2塁から3番亀島のタイムリー。碧南工科が勝ち越し。4-3
9回裏、2死1,2塁から2番石守のライト線に落ちるタイムリー2ベース。3番山出のタイムリー内野安打で逆転サヨナラ。蒲郡が勝ってベスト4進出を決めました。
総評
僅差の接戦となりました。
碧南工科は3回表に相手のミス(振り逃げ)もあって逆転。ペースを握ったかと思われましたが、5回表に無死1,3塁のチャンスを活かせず。9回も1点勝ち越して尚も1死1,2塁でゲッツー。これらが要因で押し切れなかった試合でした。
この日投げた2投手とも。打たせて取るタイプの投手。この日はノーエラーでピッチャーを良く支えました。こうやってしのいで接戦を取っていくチームかな、と感じました。
スタメンで2年生が6人。秋からも注目チームになりそうです。
蒲郡はエースの酒井選手は4番ライトで出場。最後延長になったら出てきそうな感じでしたが、他の4投手でこの試合はしのぎました。
ベンチからの声かけが分かりやすく的確な印象。選手が戦いやすいのでは、と感じました。
上位打線は力がありそうな選手たちでした。こちらもエラーは0。最終回の粘りもお見事でしたね。
ピックアップ選手
碧南工科 亀島 大和 内野手(3年)
3番1塁で出場。2安打がいずれもタイムリーでした。センターに打ち返す打撃で勝負強さを発揮。
碧南工科 滝沢 風太 内野手(2年)
1番ショートで出場。2安打のマルチで足もありそうな選手。守備でも安定した守備を披露。
碧南工科 末吉 登真 投手(2年)
5回の途中からマウンドに上がり、ランナーを許しながらも粘りのピッチング。MAX120kmくらいでしたが、カーブ、スライダーのコントロールが良く軌道に特徴がありました。
蒲郡 伊藤 廉 内野手・投手(3年)
1番ショートで出場。3安打の猛打賞で1四球と合わせて1番打者としては素晴らしい活躍。リリーフでマウンドに上がり、この試合の投手では一番球が速かった。
蒲郡 山出 益来 内野手(2年)
3番1塁で出場。終盤ショートへ。3安打の固め打ち。最後のサヨナラタイムリー内野安打は足で勝ち取りました。スピードもある選手。
蒲郡 平方 晄太 投手(2年)
3番手でマウンドへ。無死1,3塁という厳しい場面でしたが、ここを粘って抑えたことが蒲郡の勝利に大きくつながっていきました。ストライク先行でコントロールのいい投手。
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