杏和-新川 観戦記(2021年全尾張地区予選)

5月1日に小牧球場で行われた杏和-新川の観戦記です。
新川は春の県大会で1勝。杏和がどこまで食らいつくか、と試合前は思いましたが、逆の展開となりました。

杏和
302000100|6 H9 E3
000000000|0 H4 E4
新川

投手成績
杏和
菱田(1) 9回 106球 被安打4 四死球3 三振6 失点0

新川
近藤(1) 3回 71球 被安打7 四球3 三振3 失点5
西田(7) 1回1/3 31球 被安打1 四球3 三振2 失点0
山岸(10) 4回2/3 78球 被安打1 四球0 三振8 失点1(自責点0)

(出場選手)
杏和
2飯田 4足立 6岸 1菱田 9伊藤 5森脇 3祖父江 8宇佐美 7佐野
新川
9堀→H村田 6川合→6小林 1近藤→7 5神谷 2泉 3藤田 8野村 7西田→1→1山岸 4小林→4山田

(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番菱田が2点タイムリー3ベース。2死3塁から6番森脇のタイムリー。杏和が3点を先制。
3回表、1死満塁から7番祖父江がタイムリー。8番宇佐美が犠牲フライ。5-0
7回表、1死3塁から3塁ランナーがスタートするも、バッター見逃し。ランナーが挟まれかけるも、上手くターンしてホームイン。記録は本盗。6-0
9回裏、無死1,2塁から3番近藤のヒットで2塁ランナーがホームを突くもタッチアウトに。結局新川は得点できず。杏和が勝ちました。

総評

序盤に着実にチャンスを活かした杏和が新川を破りました。
初回にエースで4番の菱田選手が先制の2点タイムリー。ここから投球にも流れが出来て、6回までノーヒットピッチング。新川はどんどん打っていくスタイルですが、なかなか捉えられず。ツキもない感じで得点できませんでした。
新川は3番手の山岸投手が好投。それぞれいい選手はいるもののなかなかつながらなかったところを夏までの課題としたいですね。
杏和は全尾張大会本戦に出場を決めました。健闘を期待したいですね。

ピックアップ選手

杏和 菱田 投手(3年)

投げては7回1死までノーヒットピッチング。打っては先制の2点タイムリー3ベース。4番ピッチャーとしてチームを引っ張る活躍。まっすぐは120km前半くらいの球威でしたが、テンポよく投げて要所で三振も取っていました。

杏和 森脇 聡太 内野手(2年)

3打数2安打、1四球、1犠打と活躍。3点目のタイムリーを放ちました。

杏和 岸 功晴 内野手(3年)

3番ショートで出場し、2安打で2度ホームイン。守備でも要のショートとして菱田投手を盛り立てました。

新川 山岸 海人 投手(2年)

右のオーバーハンドで、5回途中から投げて8奪三振。1点は失いましたが自責点0で踏ん張りました。まっすぐは測った範囲では126kmがMAXでしたが、それ以上に感じる伸びを見せ、ひじの使い方が柔らかい。秋以降も注目したい投手ですね。

新川 泉 壮 捕手(3年)

強肩強打の捕手。セカスロで1.94秒と2秒を切る速さもありました。打つ方は1安打1四球。身体もあり、上でやれる選手ですね。

新川 西田 基哉 投手(3年)

左のオーバーハンドで、MAX133kmを記録。球威はやはり魅力です。ただ、ボール先行が目立ち、いいボールとそうでないボールの差があったのも事実。夏までに精度を上げていきたいですね。

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