一宮-誉 観戦記(2022年秋季尾張地区2次T)

8月19日に一宮球場で行われた一宮-誉の観戦記です。
尾北に敗れ2位で2次に進んだ誉。負けたら終わりの2次トーナメント1回戦でどんな試合を見せるか注目して観戦しました。
6回表までの観戦記となります。

一宮
000311000|5
100111000|4 

一宮
小松(10)-内堀

井戸田(20)、子迫(1)-平安

(出場選手)
一宮
8山田 4伏田 6森下 2内堀 5木野 9山口 7菖池 1小松(10) 3綿谷

7田所 4田中 8黒野 3高須 2平安(12) 6松下 5平松(17)→H舟橋(13)→1子迫(1) 1井戸田(20)→H栗田(5)→5 9篠田

(試合経過)
1回裏、2死1,2塁から5番平安がタイムリー2ベース。誉が先制。1-0
4回表、1死満塁から9番綿谷のスクイズが成功。2死2,3塁から1番山田が2点タイムリー3ベース。一宮が逆転。3-1
4回裏、1死1,2塁から9番篠田の2ゴロで2塁封殺。そこから3塁へ投げるもそれが逸れて2塁ランナーがホームイン。3-2
5回表、1死1,3塁から6番山口のショート後方のフライをうまくキャッチするも、3塁ランナーがタッチアップをして生還。好走塁で1点。4-2
5回裏、無死満塁から5番平安の4-6-3のゲッツーの間に1点。4-3
6回表、2死2塁から2番伏田がタイムリー2ベース。5-3
6回表終了時に球場を後にしました。
試合は一宮が逃げ切って誉を倒しました。

短評

誉が敗れてこれで地区予選敗退が決定。
一宮は左のアンダーハンド、小松投手が先発。これに予想以上に手こずったのがまず一つ。そして4回に逆転されてからは誉に焦りが出たのも大きかったですね。
やはり高校生。勝てるだろう、と思っていても、負けていてだんだん回が進んでくると普通に戦うというのが難しくなるんでしょうね。
一宮としては誉がエースの子迫投手を投入した5回、6回と点を取れたのが大きかったですね。そして守備がしっかりとしていて無駄な点をやらない。
1年生の活躍も光りましたし、好ゲームに持ち込んで勝ったのは自信になりそう。
誉は夏までは3年生が中心のチーム。エースの子迫投手は夏も1番を背負っていましたが、登板は少なかった。ただ、盗塁等、相手の嫌がることがあまりできず、崩しきれなかった印象も強かったです。
力はあるチームですし、この敗戦からどう立て直していくかも注目ですね。

ピックアップ選手

一宮 山田 晃太郎 外野手(1年)

1番センターで出場。第3打席では2点タイムリー3ベースを放ち勝負強さを発揮。盗塁も決めて5点目のホームを踏むなど能力の高さを感じる選手。

一宮 森下 和生 内野手(1年)

3番ショートで出場。3打席連続四球で出塁。5回のショートフライでのタッチアップは素晴らしい判断とスピードでした。守備でも抜群の動きを披露。これで1年生というのがびっくりでした。

一宮 小松 宙翔 投手(2年)

左のアンダーハンド。基本はまっすぐで上手く散らせて打ち取る投手。誉がなかなか的を絞れず苦しんだ要因となりました。

誉 子迫 創太 投手(2年)

以前見た時はスリークォーターだったと思うのですが、サイドハンドになっていました。MAXは133㎞をマーク。癖が少なく、まっすぐとスライダーで押す投手となっていました。

誉 平安 永遠 捕手(2年)

5番捕手で出場。1回にタイムリー2ベースを放つ。ただ、第2、第3打席はチャンスで凡退。ここで1本欲しかった。

誉 井戸田 拓真 投手(2年)

先発で4回3失点。左のサイドハンドで122㎞をマーク。球威はあったものの四死球が5つと多くリズムに乗り切れなかった印象でした。

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