6月29日に一宮球場で行われた美和－津島の試合が録画出来たので、観戦記を起こします。
両チームの好投手同士の投げ合いを期待していたのですが・・・。

美和
００００００１００｜１　Ｈ4　Ｅ2
０００００１５０Ｘ｜６　Ｈ11　Ｅ0
津島

美和
井野、澤田－岸
津島
平田佑－堀井

投手成績
美和
井野(1)　3回1/3　被安打2　四球0　三振2　失点0
澤田(6)　4回2/3　91球　被安打9　四球2　三振3　失点6
津島
平田祐(1)　9回　被安打4　四球2　三振7　失点1

（出場選手）
美和
3佐古→6　4井口　6澤田→1　5小柳　2岸　8山崎　7内藤　1井野→9近藤　9加藤(10)→3
津島
6森　3上村　8山本直　2堀井　4山本将　7東川　1平田祐　9林　5高橋

（試合経過）
4回裏にアクシデント。1死から4番堀井の1塁線よりのフライをピッチャーが取りに行って落とし、拾いにいくときにバッターランナーと激突。その場で井野が動けなくなり退場する事態に。中断後、ピッチャーが澤田に交代。ここは盗塁死もあり、澤田がなんとかしのぎます。
6回裏、先頭の上村がヒットで出るも送りバント失敗にランナー飛び出しでアウトとなり2死無走者。ここから4番堀井がヒットで出て、5番山本将のレフトへのタイムリー3ベースで津島が先制。1－0
7回表、先頭の3番澤田が2ベース。進塁打の後、5番岸がスクイズを決め同点。
7回裏、2死無走者から9番高橋が四球。1番森がライトオーバーのタイムリー2ベースを放ち勝ち越し。更に2番上村がタイムリー。四球を挟んで4番堀井タイムリー、5番山本将がこの日2本目となる3ベースを放ち2者生還。2死からの攻撃で5点を奪って津島が突き放します。6－1
9回表、2死から3番澤田が2ベースを放って意地を見せるも4番が三振でゲームセット。西尾張の近隣対決は津島に軍配が上がりました。

美和とすれば、井野投手のアクシデントが無ければ・・・。ただ、自分で取りに行ってのことで責められないし。そこまで素晴らしいピッチングで、フィールディングも素晴らしく、のってきたところだったので痛かった。大事に至らなければいいですが・・・。

そのあとを引き継いで投げた澤田投手も素晴らしいピッチングを見せました。緊急登板でしたが、コントロールが良く、ボールに力があってしのいでいました。ただ、7回裏の失点は2死からの9番への四球。これを引きずった感じはありました。ちょうど疲れも出るタイミングだったと思います。

打線が平田投手に押されてなかなかいい当たりが出せなかった。4回くらいまでは荒れていたのでそこでなんとかしたかったですね。

津島も苦しい展開でした。地力は上と思われるだけに終盤まで競る展開は避けたかったと思うんですよね。

4番堀井選手、5番山本選手が勝負どころでしっかりととらえたのは見事。中軸が当たっているのでいかにそこにチャンスで回すかが今後のカギになりそうです。

堀井捕手は肩も強く打てるキャッチャー。いい選手ですね。

平田祐投手は4回くらいまではなかなか思ったところにボールがいかず、球威で抑え込む形でしたが、5回くらいからコントロールも落ち着いてテンポも良くなり本来の投球に。テイクバックが小さくトヨタの佐竹投手のような感じのフォーム。好投手です。

津島は次は豊橋中央と対戦。好左腕大竹投手を中心に投手陣のレベルが高いチーム。何とか打って平田祐投手を援護したいですね。

美和の井野投手、澤田選手はやはりいい選手でした。是非上での活躍を期待したいです。