岡崎工科-科技高豊田 観戦記(2022年春季西三河地区2次T)

3月29日に碧南臨海球場で行われた第2試合、岡崎工科-科技高豊田の観戦記です。
決勝Tの準決勝。県大会の出場はお互いに決めていて、勝てば県大会のシードとなる戦いでした。

岡崎工科
000000600|6 H6 E1
000201000|3 H10 E3
科技高豊田

岡崎工科
濱口(1)、平岩(6)-浅井、菅井
科技高豊田
村山稜太(18)、稲垣(20)、村山太一(19)、杉本(1)-北川、今野、若林

投手成績
岡崎工科
濱口翔(3年) 3回2/3 76球 被安打5 四死球6 三振3 失点2

平岩幸樹 5回1/3 82球 被安打5 四死球3 三振3 失点1

科技高豊田
村山稜太 6回 89球 被安打2 四死球4 三振1 失点0
稲垣 2/3 25球 被安打3 四死球2 三振0 失点6(自責点4)

村山太一(3年) 1回1/3 36球 被安打2 四球1 三振0 失点0

杉本幸大(3年) 1回 15球 被安打0 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
岡崎工科
4地主 6平岩→1 8山野 5鈴木 7佐々木(17)→R本澤(13)→7 3片桐 2浅井→H長根(7)→R中谷→2菅井(12) 1濱口→6石原(10)→6大木 9岩田
科技高豊田
6淺井 4福田 3今野→2→2若林(2) 7小田(10) 5榊原(15)→5可児(5) 2北川(12)→3神谷(8) 8村上(13)→H西村(7)→8 9石川(11)→H水野(9)→9 1村山稜太(18)→1稲垣(20)→1村山太一(19)→H山内(14)→1杉本(1)

(試合経過)
4回裏、2死1,3塁から1番淺井、2番福田が連続タイムリー。更に2死満塁でピッチャー交代、平岩。ここは平岩が抑えますが科技高豊田が2点先制。
6回裏、1死3塁から2番福田のスクイズが成功(記録はヒット)。3-0
7回表、1死2、3塁から2番平岩が2点タイムリー。更に1死2塁から3番山野がタイムリー。2死満塁でピッチャー交代、村山太一。ワイルドピッチで1点。更に2死満塁から8番石原のタイムリー内野安打。更にワイルドピッチで1点。この回6点取って岡崎工科が逆転。6-3
岡崎工科が逆転勝利をおさめ、決勝進出を決めました。

総評

試合は序盤から科技高豊田がランナーを出して押し気味に進め、4回に2本のタイムリーで先制。6回にも追加点を奪って試合は決まったかと思ったのですが、7回に落とし穴がありました。
交代した稲垣投手、そしてイニング途中でマウンドに上がった村山太一投手が踏ん張れず。この回はエラーから始まったイニング。四球も絡んでワイルドピッチとミスのお手本のようなイニングになってしまいました。
スタメンから2桁番号が6人と、色々経験を積ませている感の強かった科技高豊田。それが裏目に出た形ですが、試合内容は悪くなかったですし、打者のセンターから逆方向の打撃の徹底やシフトの見事さなど、随所にいいところも見られました。
こういう経験を県大会で活かしてほしいですね。
岡崎工科は毎回のようにランナーは出していたのですが、ヒット自体は6回まで2本。なかなかとらえきれませんでした。変わった投手をようやく捕まえましたが、もう少し早く、先発投手を捕まえたかったですね。
ただ、それでも7回の集中打やつなぐ打線はお見事。リリーフして試合を作った平岩投手の好投もお見事でした。
小柄な選手が多い印象ですが、まとまりを感じるチームでした。県大会でシードを活かせるか、注目ですね。

ピックアップ選手

岡崎工科 平岩 幸樹 内野手・投手(3年)

2番ショートで出場。4回途中からマウンドに上がりロングリリーフ。打者としても2安打を放ち、2打点。
投手としては120㎞後半のまっすぐを投げて1失点。毎回ランナーは許しましたが粘り強い投球が光りました。

岡崎工科 山野 玄示 外野手(3年)

3番センターで出場。7回に貴重な同点タイムリーを放ちました。盗塁も2つ決め、足のあることを見せました。

岡崎工科 佐々木 外野手

5番レフトで出場。2ベース1本。3四死球。死球が2つとボールにもよく当たった形に。

科技高豊田 淺井 櫻介 内野手(3年)

2安打3四死球。さすがの打撃を見せました。ただ、守備のいい選手ですが、7回の先頭にエラーをしてそこから大量失点。本人的には不本意な形になったかもですね。

科技高豊田 福田 黎 内野手(3年)

2番セカンドで出場。タイムリー1本。スクイズも結果タイムリーに。犠打も2つ決めてバントの上手さが光りました。

科技高豊田 村山 稜太 投手(3年)

先発して6回を無失点ピッチング。3回を除いて毎回ランナーでしたが、打たせて取るピッチングが光りました。

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