杏和-大成 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月23日に小牧球場で行われた杏和-大成のTV観戦記です。

杏和
000200000|2 H5 E2
41110000X|7 H9 E2
大成

杏和
森、加納-山田
大成
中村、峯下-菊地

投手成績
杏和
森(7) 2回 49球 被安打5 死球1 三振2 失点5
加納(3) 6回 124球 被安打4 四死球6 三振5 失点2(自責点1)
大成
中村(10) 5回 88球 被安打5 四球2 三振4 失点2 
峯下(1) 4回 63球 被安打0 四球2 三振6 失点0

杏和
5落合 7高田→8 8杉村→9→6 2山田 1森→7 3加納→1 9井川→3→3梶浦 4菊谷 6岸→9加藤
大成
5時任→1峯下 8長岡 6後藤 7福田 2菊地 4上靏→H河合→4蟹江 9水野 3馬見新 1中村→H北村→5

(試合経過)
1回裏、1死1,2塁から4番福田がライトフェンス直撃のタイムリー2ベース。5番中村がレフトへ3ランホームラン。大成が4点を先制。
2回裏、2死2塁から2番長岡がライトへタイムリー。5-0
3回裏、1死2,3塁から7番水野の2ゴロで3塁ランナーが挟まれるもランダンプレーでエラーが出て3塁ランナーが生還。6-0
4回表、無死1,2塁から5番森の右中間を破る2点タイムリー3ベース。6-2
4回裏、1死3塁から3番後藤がレフトへタイムリー。7-2
大成が勝ちました。

杏和とすれば、序盤の失点がたしかに痛かったのですが、それ以上に痛かったのが、2回、3回、4回の攻撃。2回は1死2,3塁でスクイズを仕掛け空振りして3塁ランナー憤死、3回は1死1,2塁で2塁ランナー飛び出しキャッチャーからの送球でアウト、4回は2点取って尚も無死3塁で3ゴロでホームに突っ込みアウト。この辺りで点を2,3点積み重ねられれば、もっと大成を慌てさせられたかな、と感じます。

投手では加納投手が素晴らしい投球を見せました。右のアンダーに近いサイドハンドで、120kmを超えてくる球威。荒れ球傾向ですがそれが余計に大成には的を絞りにくくさせていました。
終盤は2点取られたらコールドという状況だったんですが、5回以降は無失点。見事なピッチングでした。
一方で、背番号1の杉村選手や秋に先発していた高田選手は登板せず。どこか不安があったんでしょうね。投球が見れず残念でした。が、加納投手、森投手が成長していたってことでもあるんでしょう。

杏和としては初回の4点が重くのしかかりましたが、大成にも力負けしないという力を見せました。秋以降にも唯一出ていた岸選手らでチーム力を引き継いでいってほしいですね。

大成は序盤の攻撃が見事でした。初回の菊地選手の3ランが大きかった。これで2試合連続のホームランとのことで、飛ばす能力の高さを感じます。

加納投手からもう少し点を取って、コールドに持っていきたかったところはありました。チャンスはあったんですが・・・。
中村投手は130km前半を投げる右のスリークォーター。ややボール先行だったのが反省ですが、力はあります。
峯下投手も130km近い球を投げるサウスポーで、上でまだ伸びそう。

2番の長岡選手、1番の時任選手が右打ちで1塁を4.30秒を切るタイムで駆け抜け。かなり速いです。俊足を活かして伸びそうな選手。

大成はやはり好選手がそろっているチームでした。新チームがどうなってくるかも注目です。

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