岐阜協立大-皇學館大 観戦記(2022年秋季東海地区大学リーグ東海大会)

10月22日に長良川球場で行われた第1試合、岐阜協立大-皇學館大の観戦記です。
東海地区大学リーグの東海大会の1回戦。勝てば三連盟王座進出が決まる大一番でした。

岐阜協立大
00000100001|2 H4 E3
00000100002|3 H6 E0
皇学館大
(延長11回タイブレーク)

岐阜協立大
村井(18)、井崎(11)、新村(41)-西谷
皇学館大
北川(18)、江南(1)-中村、床辺

投手成績
岐阜協立大
村井晴斗 7回 87球 被安打4 四球1 三振6 失点1(自責点0)
井崎虹太(三重海星 4年) 2回 33球 被安打2 四球0 三振2 失点0

新村凪(東海大菅生 3年) 1回2/3 28球 被安打0 四死球4 三振1 失点2(自責点0)

皇学館大
北川寿頼 8回 115球 被安打3 四死球4 三振5 失点1
江南怜 3回 37球 被安打1 四球0 三振3 失点1(自責点0)

(出場選手)
岐阜協立大
6西村竜(10) 4小寺(4) 8中塚(1) 7勢田(7) 3高谷(3) 5高木(6) 2西谷(2) 9外岡(25)→H一ノ瀬(9)→1新村(41) 1村井(18)→1井崎(11)→H吉田(26)→9
皇学館大
4大野(2) 7浅井(8)→9岡田(10) 6井田(23) 3村田(40) 5中川(29) 9小坂(24)→7 2中村(27)→2床辺(26) 1北川(18)→H二村(25)→1江南(1) 8三橋(9)

(試合経過)
6回表、先頭の3番中塚がホームラン。岐阜協立大が先制。1-0
6回裏、1死1塁から1塁ランナーが盗塁を仕掛け、キャッチャーからの送球が逸れ3塁へ。センターからサードへの送球も逸れてダブルエラーで一気にホームイン。1-1
8回裏、ピッチャー交代、井崎。
10回からタイブレークに突入。
10回表、送りバントを決めて1死2,3塁。代打一ノ瀬が1塁ライナー。代打吉田が1ゴロに倒れ0点。
10回裏、ピッチャー交代、新村。無死1,2塁からバント失敗×2。四球で2死満塁まで行くも1番大野が倒れ得点ならず。
11回表、1番、2番が倒れ2死1,2塁。3番中塚がタイムリー。岐阜協立大が1点勝ち越し。2-1
11回裏、無死1,2塁からバント成功。三振で2死。4番村田が申告敬遠。5番中川が押し出し死球で同点。6番小坂が押し出し四球を選びサヨナラ勝ち。3-2
皇学館大が勝って三連盟王座戦に進出を決めました。

総評

序盤はお互いの打線が打ちあぐみ、5回を終わって0-0。どちらも2安打ずつ。
6回に中塚選手が先制ホームラン。その裏にエラーで皇学館大が追いつく。皇学館大のが後半は押していましたが、結局延長タイブレーク戦へ。
タイブレークも10回の表裏はどちらも0。11回にようやく決着がつきました。
岐阜協立大は打線がイケイケで岐阜リーグを制したのですが、この日はその本来の打撃が出来ずに打線が沈黙。最後は投手が踏ん張り切れずにサヨナラ負けとなりました。
皇学館大は先発の北川投手が8回まで粘り、江南投手が9回から投げて好投。投手の踏ん張りが大きかったですね。
村田選手はやはり存在感がありました。あと、9番の三輪選手がこの日はラッキーボーイ。足で1点取ったのもお見事でした。

ピックアップ選手

岐阜協立大 中塚 大輔 外野手(金光大阪 4年)

3番センターで出場。6回に先制ホームランに11回に勝ち越しタイムリー。エラーで1点を与える等、この試合のキーとなっていました。

岐阜協立大 村井 晴斗 投手(市岐阜商 4年)

先発して7回まで1失点(自責点は0)。4安打でしたし、安定した投球が光りました。

岐阜協立大 西谷 涼輔 捕手(遊学館 3年)

7番捕手で出場。1安打1死球。犠打も決める等打撃で活躍。守備ではミスも出てしまいました。

皇学館大 三輪 真弘 外野手(三重海星 4年)

9番センターで出場。2安打2四球と全打席出塁。6回には四球から盗塁→エラー→エラーで一気にホームイン。足でプレッシャーを掛けました。

皇学館大 江南 怜 投手(津商 3年)

9回からマウンドに上がり、タイブレークの10回まで0に。1点を失いましたが、素晴らしい投球を見せました。MAX144㎞をマーク。

皇学館大 北川 寿頼 投手(名張 4年)

先発で8回1失点。MAXは130㎞でほぼ120㎞台でしたが、岐阜協立大打線がなかなか捉えられず。ゴロアウトが多かった。

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