享栄-桜丘 観戦記(2021年春季愛知県大会)

4月25日に小牧球場で行われた享栄-桜丘の観戦記です。
前日にシードを決めたチーム同士の対戦。2番手以降の投手の内容や打線の強さを確認しながらの観戦でした。

享栄
50751|18 H18 E0
00000|0 H2 E0
桜丘
(5回コールド)

享栄
濱田、藤本-大石、関、内田
桜丘
山出、長谷川、杉野-早川

投手成績
享栄
濱田(11) 4回 55球 被安打2 四球1 三振2 失点0
藤本(12) 1回 11球 被安打0 四球0 三振2 失点0

桜丘
山出(10) 2回2/3 45球 被安打10 四死球4 三振0 失点11
長谷川(5) 2/3 27球 被安打5 四球1 三振0 失点6
杉野(12) 1回2/3 18球 被安打3 四球0 三振0 失点1

(出場選手)
享栄
8田村→4→8 7佐久間 9彦坂→8→9 5真鍋→H西田→9→2関→2内田 3瀬尾 4吉田→5 6白井 2大石→4 1濱田→H前川→1藤本
桜丘
7鈴木悠 6白井 9鈴木清→5 3磯谷 2早川 5長谷川→1→5 8中西 1山出→9原→1杉野→H竹内 4林

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番彦坂がタイムリー。更に1死満塁から6番吉田が2点タイムリー。更に1死2,3塁から7番白井のスクイズ成功。8番大石のタイムリー。享栄が5点先制。
3回表、1死3塁から8番大石が犠牲フライ。更に2死1,3塁から2番佐久間の2点タイムリー2ベース。3番彦坂のタイムリー2ベース。代打西田に死球を与えたところでピッチャー交代、長谷川。5番瀬尾が3ランホームラン。この回打者一巡で7点。12-0
4回表、1死2塁から9番濱田がタイムリー。1番田村が2ランホームラン。更に1死2塁から3番彦坂がタイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、杉野。2死3塁から5番瀬尾のタイムリー。17-0
5回表、1死2塁から代打前川のタイムリー。18-0
享栄が大勝しました。

総評

初回から享栄打線が爆発。長打をどんどん、というよりはしっかりとセンター中心にライナーを打つという打撃ですが、それがつながって大量点に。
桜丘の山出投手もMAX138kmをマークするなど、力はあるのですが、享栄にはちょうど打ち頃になってしまった印象です。
桜丘のヒットはいずれも2死から。そうなると点を取るのは難しくなってしまいますね。
享栄の2番手の藤本投手は左腕でMAX136km。力のあるピッチングが光りました。

ピックアップ選手

享栄 田村 虎治郎 外野手(3年)

1番センターで出場し、3安打。いきなり初球を捉えてヒットを放ち、チームに勢いをもたらしました。2ランホームランも放ち長打も打てることをアピール。

享栄 彦坂 藍斗 外野手(3年)

3番ライトで出場し、3安打。ヒットは全てタイムリー。広角に打てるし、打撃センスの高さを感じます。

享栄 藤本 逸希 投手(2年)

3年生の層が厚い享栄投手陣ですが、2年生でも好投手がいるっていうことが分かりました。MAX136kmでボールの切れを感じる投球。秋以降も楽しみですね。

桜丘 早川 統磨 捕手(3年)

4回にチーム唯一と言っていいクリーンヒットを放つ。肩も良く打てる捕手として期待されます。

桜丘 山出 勝葵 投手(3年)

享栄打線に捕まりました。MAXは138kmと球威はあります。ただ、享栄打線にはタイミングがあってしまっていたので、こういう時どうするか、今後の課題にしてほしいですね。

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