東浦-栄徳 観戦記(2021年春季愛知県大会)
4月25日に小牧球場で行われた東浦-栄徳の観戦記です。
東浦は現チームは初観戦でしたので、どんなチームか注目して観戦しました。
東浦
000000000|0 H5 E2
10130010X|6 H9 E0
栄徳
東浦
大沼、神谷-牛田
栄徳
山下稜-池田
投手成績
東浦
大沼(18) 4回 66球 被安打4 四死球6 三振0 失点5(自責点4)
神谷(1) 4回 66球 被安打5 四球0 三振2 失点1
栄徳
山下稜(10) 9回 120球 被安打5 四球2 三振10 失点0
(出場選手)
東浦
5仲川 7小林 4磯脇 3榊原旭 2牛田→H鬼頭 8杉本→H山口 9嶽本 6夏目→榊原雅→6加藤 1大沼→1神谷
栄徳
6小笠原 4山下琉 5山本 3内山 9藤井 8齋藤 7五十嵐 1山下稜 2池田
(試合経過)
1回裏、1番小笠原が3ベース。2番山下琉が2ベースを放ち栄徳が先制。
3回裏、1死満塁から5番藤井が犠牲フライ。2-0
4回裏、無死満塁からワイルドピッチで1点。1番小笠原の2点タイムリー2ベース。栄徳が3点先制。5-0
7回裏、2死1,2塁から6番齋藤がタイムリー。6-0
8回裏、2死2塁から2番山下琉のヒットで2塁ランナーがホームを突くもタッチアウト。
栄徳が勝ちました。
総評
東浦が背番号18の大沼投手、栄徳が背番号10の山下稜投手が先発。
栄徳の山下稜投手はMAX138kmをマークするなど、力のあるピッチングで、試合をしっかりと作りました。エースの高木投手に匹敵する投手がいるっていうのは大きな戦力になりますね。
大沼投手も左でボールに力はあったのですが、ややコントロールに苦しみました。ミスも出て失点が重なりました。
リリーフの神谷投手はさすがというところを見せて好投。
東浦としては、あわやコールドという場面が7回、8回とあったのですが、そこを何とかしのいだのはいい経験となりそう。
好投手をどう打ち崩すかというのは課題。夏までに打力UPも図りたいですね。
ピックアップ選手
東浦 榊原 旭人 内野手(3年)
チーム唯一のマルチヒット。逆方向にも長打が打てるバッティングが光ります。
東浦 大沼 毅羅 投手(3年)
細身の左腕。120km後半のまっすぐで力を感じます。ややコントロールに苦しんで失点が多くなったので、ばらつきをなくしていきたいですね。
東浦 神谷 知宏 投手(2年)
小柄でまっすぐは120km後半がMAX。ただ、ボールが動いているのか、栄徳打線がなかなか捉えられない。コントロールも良く、テンポもいい。球速では測れないタイプの投手ですね。
栄徳 山下 稜太郎 投手(3年)
MAX138kmをマーク。身体もがっしりとしていて、4年前のエース、釜谷投手を彷彿とさせました。緩急も使えて、バッティングもいい。センスの高さを感じる選手ですね。
栄徳 小笠原 雅斗 内野手(3年)
1番ショートで出場し、2本の長打で得点に絡みました。守備の安定感もあり、チームの要の選手ですね。
栄徳 山下 琉斗 内野手(2年)
2番セカンドで出場し、2安打1四球。第1打席のタイムリー2ベースは貴重な先制点となりました。