高蔵寺-愛工大名電 観戦記(2023年名古屋地区1次予選)

3月22日に愛工大名電Gで行われた第2試合、高蔵寺-愛工大名電の観戦記です。
勝てば県大会出場が決まる一戦。愛工大名電が強さを見せました。

高蔵寺
00000|0 H1 E3
3109X|13 H12 E0
愛工大名電
(5回コールド)

高蔵寺
島村(1)、松野(11)、柏田(13)、新宅(10)-松村
愛工大名電
笹尾(1)、伊東(10)、小島(11)、島田(12)-秋葉、板野

投手成績
高蔵寺
島村一誓 3回0/3 56球 被安打7 四球2 三振1 失点7(自責点2)
松野 0/3 5球 被安打1 四球0 三振0 失点2(自責点1)

柏田優太 0/3 7球 被安打3 四球0 三振0 失点3

新宅悠生 1回 17球 被安打2 四球0 三振0 失点1

愛工大名電
笹尾日々喜 4回 46球 被安打1 四球1 三振2 失点0
伊東尚輝(2年) 1/3 3球 被安打0 四球0 三振1 失点0

小島雄飛(3年) 1/3 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0

島田和明(3年) 1/3 3球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
高蔵寺
5山田 9加藤(17) 8安原 7高橋(9) 3梅田 1島村→1松野(11)→1柏田(13)→1新宅(10) 6古橋 2松村 4小林
愛工大名電
6河田→H石島(18)→6田頭 4金森 3中村 5加藤 7寺田 8宍戸(19) 9岡村(8) 2秋葉→2板野 1笹尾→H中島(20)→1伊東(10)→1小島(11)→1島田(12)

(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番中村の犠牲フライ。更に2死1塁から5番寺田のタイムリー2ベース。2死3塁から7番宍戸のタイムリー3ベース。名電が3点を先制。3-0
2回裏、1死3塁から1番河田の犠牲フライ。4-0
4回裏、無死1,2塁から9番笹尾のバントヒットにエラーが絡んで2者生還。ここでピッチャー交代、松野。無死2塁から送りバントでまたもエラーが出て2塁ランナーが生還。無死3塁から2番金森がタイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、柏田。3番中村がタイムリー。無死1,3塁から5番寺田が3ランホームラン。ここでピッチャー交代、新宅。1死1,3塁から代打中島の犠牲フライ。この回9点。13-0
5回表、ピッチャー交代、伊東。1死でピッチャー交代、小島。2死でピッチャー交代、島田。
愛工大名電が5回コールドで勝ちました。

短評

高蔵寺は3回までは目の前のアウトをしっかりと取るという野球をやっていたのですが、4回にエラーが出て、投手を変えても勢いは止められず、5回コールド圏内に持っていかれました。
攻撃では2回に2死から5番島村選手のヒットと四球で2人ランナーを出したのが唯一のチャンス。ここでキャッチャーからの牽制で1塁ランナーがアウトになると、あとはランナーすら出せませんでした。
強い相手にやるほどミスを減らせるか。こういう経験を次に活かしたいですね。
愛工大名電は長打で点を取っていきましたが、なかなかつながらず。4回にようやくミスから得たチャンスで打線がつながってコールドまでもっていきました。
笹尾投手はMAX140㎞。130㎞後半の球で安定はしていました。目いっぱいは投げていないと思うのですが、三振は少なめ。試合を作ることを目標にしていたかもですね。
寺田選手は3打数3安打で2ベース、3ベース、ホームラン。あと1打席回っていたらサイクルも出来たかもでした。

ピックアップ選手

高蔵寺 島村 一誓 投手(3年)

先発して丁寧なピッチングで愛工大名電打線にしっかりと向かっていきました。コントロールが良かったのも大きいですね。
チーム唯一のヒットも放ちました。

高蔵寺 新宅 悠生 投手(2年)

4回、アウトが取れない状況の中マウンドに上がって1点は失ったもののアウト3つをしっかりととりました。ストライクをしっかりと取りに行けたところが良かったです。

愛工大名電 寺田 純平 外野手(3年)

5番レフトで出場。ホームランを含む3本のヒットがすべて長打。飛ばす能力を感じる選手ですね。

愛工大名電 笹尾 日々喜 投手(3年)

先発して4回を1安打無失点。MAXは140㎞。常時137~8で安定していたので、そんなに全力では投げていない感じかな、と。前日も投げていたそうなので余計でしょうね。エースとして春は活躍が期待されます。

愛工大名電 宍戸 琥一 外野手(2年)

6番センターで出場。2安打でしっかりと振れるしスピードもある選手。成長が楽しみです。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示