愛知商-昭和 観戦記(2023年名古屋市内県立大会)

11月5日に愛産大工Gで行われた名古屋市内県立大会の3位決定戦、愛知商-昭和の観戦記です。
お互いに多くランナーを出すもつれた試合になりました。

愛知商
010041010|7 H14 E1
200010100|4 H13 E4
昭和

愛知商
伊東航(10)、石田(12)、伊東潤(13)、林田(1)-酒井
昭和
高橋(1)-各務

投手成績
愛知商
伊東航生(1年) 2回 33球 被安打5 四球0 三振1 失点2(自責点1)

石田虎太朗(1年) 2回 27球 被安打3 四球0 三振1 失点0

伊東潤之介(1年) 1回 21球 被安打1 四球1 三振0 失点1

林田政宗 4回 58球 被安打3 四球0 三振4 失点1

昭和
高橋真丈 9回 135球 被安打14 四死球7 三振8 失点7

(出場選手)
愛知商
8榊原 4稲熊 2酒井 3伊藤 7小島→1伊東潤(13)→1林田(1) 5塚崎 9井村 1伊東航(10)→H井上(15)→1石田(12)→H門前(17)→7→H千葉(18)→7 6飯島
昭和
6東 9三矢 1高橋 2各務 4松原 7鈴木 3間野→3石原(12) 8関根 5大野→5安田(18)

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番各務のタイムリー。これをセンターが逸らす間に一気にバッターランナーも生還。昭和が2点を先制。2-0
2回表、無死1,3塁から6番塚崎の犠牲フライ。2-1
3回裏、ピッチャー交代、石田。
5回表、2死1,3塁から9番飯島が2点タイムリー2ベース。1番榊原がタイムリー。更に2死1,2塁から3番酒井がタイムリー2ベース。この回打者一巡で4点取って逆転。5-2
5回裏、ピッチャー交代、伊東潤。無死2,3塁から5番松原が犠牲フライ。5-3
6回表、1死2塁から代打門前がタイムリー3ベース。6-3
6回裏、ピッチャー交代、林田。
7回裏、2死3塁から5番松原がタイムリー2ベース。6-4
8回表、2死満塁から4番伊藤がタイムリー。7-4
愛知商が逃げ切って市内県立大会3位を決めました。

総評

愛知商は1年生がスタメンに6人名を連ねる若いチーム。序盤は球威と切れがある高橋投手を打ちあぐねましたが、5回に捕まえだして、5連打もあって逆転。その後も毎回のようにチャンスはあったものの追加点は2点に留まりますが、6回から登板したエースの林田投手が1失点に抑えて勝利を収めました。
3番の酒井選手はホームランを打てる捕手として注目されますが、この日はタイムリー2ベースを1本放ちました。4番の伊藤選手と2人、なかなかの雰囲気を持っています。
1番の榊原選手、途中出場の門前選手等、打撃の良さが光る1年生もいました。来年も注目したいチームですね。
昭和も序盤先手を取ってそれ以降も毎回ランナーを出すも、追加点を奪えなかったのが痛かった。4番の各務選手は4打数4安打と素晴らしい活躍。上位打線は力がありますね。高橋投手は結局完投。6回くらいから疲れが出ていたので、彼に代われる投手というのを作るのが課題になってきそうです。

ピックアップ選手

愛知商 榊原 瑠南 外野手(1年)

1番センターで出場3安打の猛打賞ですべてセンター返し。基本に忠実な打撃が光ります。

愛知商 伊藤 匠海 内野手(2年)

4番1塁で出場。でかさが目立ち、打球も速い。コンタクト率が上がれば脅威の打者になりそう。

愛知商 林田 政宗 投手(2年)

6回からマウンドに上がり、4回を1失点。リズムの悪かった試合を立て直しました。まっすぐは120km前後ながら、コントロールの良さとテンポの良さが光り、昭和打線を抑えきりました。

愛知商 門前 晟 外野手(1年)

5回に代打で出場するとヒット、タイムリー2ベースとマルチを記録。打撃センスが光る。

昭和 高橋 真丈 投手(2年)

まっすぐは130kmに迫り、スライダーも切れがある好投手。中盤以降はかなり疲れが出ていました。それでも5回以外は最小失点で防ぎましたし、三振8つはお見事。

昭和 各務 結貴 捕手(2年)

4番捕手で出場。4打数4安打は素晴らしい打撃でした。打球も広角に渡り、センスが光りますね。

昭和 松原 圭太朗 内野手(1年)

5番セカンドで出場2本の2ヒットがいずれも2ベース。犠牲フライの打点も含めて2打点。勝負強さが光る。

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