東邦ガス-東郷製作所 観戦記(2023年国体軟式野球愛知県大会)

5月10日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、東邦ガス-東郷製作所の観戦記です。
新春選抜に出ている東郷製作所に東邦ガスがどれだけ食らいつけるかに注目して観戦しました。

東邦ガス
000000000|0 H3 E2
00031000X|4 H7 E0
東郷製作所

東邦ガス
武村(19)、東(16)、猪原(21)-亀井
東郷製作所
山口(18)-池上、小代田

投手成績
東邦ガス
武村勇 4回 67球 被安打5 四死球3 三振1 失点3
東悠樹 3回 38球 被安打2 四球0 三振1 失点1(自責点0)
猪原 1回 19球 被安打0 死球1 三振1 失点0

東郷製作所
山口義生 9回 100球 被安打3 死球1 三振5 失点0

(出場選手)
東邦ガス
7松田(1) 8長尾(36)→4小林(28) 6木村将(10) 3児玉(13) 9木村篤(5) 5砂田(17) 2亀井(7) 4堀田(2)→8 1武村(19)→1東(16)→1猪原(21)→H芥川(41)→R奥瀬(11)
東郷製作所
4近藤柊(4) 8近藤生(7) 9久保田(11)→7 3手崎(10)→7→3 5野瀬(9) 6飯田(5) 7小代田(3)→2 D村田(24) 2池上(20)→3→H寺澤(19)→9

(試合経過)
4回裏、1死満塁から8番村田の叩きで1点。更に2死2,3塁から代打寺澤がレフト線に落ちる2点タイムリー2ベース。東郷製作所が3点を先制。3-0
5回裏、ピッチャー交代、東。3番久保田がセンターへのヒットでややバウンドが変わったので後逸。更に中継が乱れる間に一気にホームイン。3ベースとエラーで1点。4-0
8回裏、ピッチャー交代、21番。
東郷製作所が勝ちました。

総評

試合開始直前に東郷製作所のキャッチャーの池上選手が異変を訴えてベンチへ。どうも腰のようでしたがしばらく様子を見てそのまま試合に出場。ただ、結局3回くらいから1塁に回り、4回には代打が送られてベンチへ。大事に至らないといいのですが・・・。
小代田選手がマスクを被り、代役ながらしっかりと守れて事なきを得ず。
そんな東郷製作所でしたが、3回までは0-0で試合が進むも4回裏にヒット、四死球で満塁として、叩きで1点。ここで代打の寺澤選手の2点タイムリー2ベースが出て、これが大きかったですね。
5回に久保田選手が3ベースと相手エラーでそのままホームイン。どちらもピッチャー登録ですが、打撃もいいんですよね。緊急事態の試合でチームを救いました。
山口投手は危なげない投球で3安打完封。無四球(死球は1)で安定していましたね。
東邦ガスは武村投手が序盤131kmをマークする球威もあって抑えていましたが、4回はちょっとコントロールに苦しみました。
打線がなかなか打てず、先に点を取ってプレッシャーをかけたかったですが、逆に取られて苦しくなりました。

ピックアップ選手

東邦ガス 木村 将 内野手

3番ショートで出場。4回にレフトオーバーの2ベースを放つ。チームの主将で守備でも安定していました。

東邦ガス 武村 勇 投手(名市工芸 8年目)

4回に捕まりましたが、3回までは球威もあって0点で抑え込みました。4回はやや狙いすぎて少しずつ外れたのを修整できなかった印象。初回に131kmをマーク。球威はまずまずありました。

東邦ガス 東 悠樹 投手(名市工)

5回からマウンドに上がり、3回を2安打1失点(自責点は0)。テンポよく投げて打たせて取りました。

東郷製作所 山口 義生 投手(享栄-東海学園大 4年目)

先発して9回3安打1死球で無失点。初回はMAX130kmをマーク。しっかりと終盤まで安定した球威で投げていました。100球で完封というのも素晴らしかったですね。

東郷製作所 寺澤 秀也 投手(名古屋国際-愛知学泉大 5年目)

4回に代打で登場し、しぶとくレフト線に落とす2点タイムリー2ベースを放つ。この日は投手でありながら代打の後は外野でプレー。

東郷製作所 久保田 裕介 投手(中部大第一-中京大 6年目)

3番ライトで出場。この人も投手ですが、投げる時でも打順に入る選手。5回は鋭い打球をセンターに飛ばし、外野手が逸らす間に3塁へ。中継の乱れがあってホームイン。これを含む2安打としっかりと期待に応えました。

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