一宮工-五条 観戦記(2019年秋季尾張地区1次予選)

8月12日に津島高校Gで行われた第2試合、一宮工-五条の観戦記です。
この春に出来た五条を早めに見たいと思っていたので初めて見ることが出来ました。

一宮工
000150100|7 H11 E0
100000010|2 H6 E4
五条

投手成績
一宮工
清水(1) 7回 110球 被安打6 四球6 三振6 失点1
秋田(9) 2回 61球 被安打0 四球6 三振2 失点1

五条
今井(6) 4回0/3 48球 被安打5 四球1 三振2 失点4(自責点3)
石井(1) 5回 72球 被安打6 四球2 三振3 失点3

清水投手は右のオーバーハンド。オーソドックス。まっすぐはぼちぼち。時々指にかかったいいボールが来ます。

秋田投手は右のサイドハンドに近いスリークォーター。まっすぐはそこそこ。抜け球が多くコントロールに苦しみました。

今井投手は右のスリークォーター。力投せずにコントロール重視の投球。目測110km台くらいのまっすぐ。打たせて取る。

石井投手は左のオーバーハンド。ストライク先行で打たせて取る。目測で110km台。

(スタメン)
一宮工
5水野 6近藤 8宮崎 3寺脇 2板倉 7加藤莞 9斉木 4加藤心 1清水
五条
3松原 8高柳 1今井 9石井 5上野 7品田 2阪野 6木股 4渡邊

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番石井がタイムリー。五条が先制。
4回表、2死3塁から5番板倉のショートゴロをタイムリーエラー。1-1
5回表、無死1、3塁から9番清水の2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、石井。2死3塁からワイルドピッチで1点。更に2死1塁から4番寺脇がタイムリー3ベース。5番板倉がタイムリー。一挙5点。6-1
7回表、2死1、2塁から5番板倉のタイムリー。7-1
8回裏、1死満塁から7番阪野が押し出し四球。7-2
一宮工が勝ちました

一宮工は五条に先手を取られて嫌な流れでしたが、4回に相手のエラーで追いつき、5回に逆転に成功しました。
1年生だけのチームに負けられるか、という意地もあった気がします。

5番の板倉選手が3安打と大当たり。キャッチャーとして好守で活躍を見せました。

秋田投手が苦しいピッチングになりましたが、点差があったこともあってかそのまま託しました。この経験を糧にしてほしいですね。

五条は先手を取ったものの追加点が奪えない間に追いつかれ逆転を許す流れ。1年生だけのチームで暑さや風も強く、厳しい条件になった気がします。
それでもコールドを免れて、公式戦では初めて9回まで戦った形になりました。
地区予選はこれで敗退ですけど、公式戦初勝利を目指して今後も頑張ってほしいですね。そう遠くない日に達成できると思いますが・・・。

高柳選手、今井選手が打の中心。投げる方は石井投手がやはり中心。力を蓄えて、また成長した姿を見るのを楽しみにしたいですね。

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