千種-刈谷 観戦記(2021年高校野球選手権愛知大会)

7月17日に刈谷球場で行われた千種-刈谷の観戦記です。
地元刈谷球場での刈谷高校の試合ということで、スタンドにかなりお客さんが入っての試合となりました。

千種
0000000|0 H6 E1
101041X|7 H9 E0
刈谷
(7回コールド)

千種
川端、東久保、柳原、川端-井上
刈谷
遠藤、本間-深谷

投手成績
千種
川端真央(10) 4回1/3 79球 被安打5 四死球4 三振5 失点3(自責点2)

東久保治紀(11) 2/3 8球 被安打0 四球0 三振0 失点0

柳原蒼(1) 1回 23球 被安打4 四球1 三振0 失点4

刈谷
遠藤泰介(1) 5回 60球 被安打4 四球0 三振6 失点0

本間拓真(3) 2回 29球 被安打2 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
千種
8加藤 4小出(20)→H折笠(14)→4 6牛田 2井上 5細谷(12) 7溝口→9 1川端(10)→7→1 9伊藤→1東久保(11)→H丸山(13)→3 3谷口→1柳原→H寺尾(4)→7中野
刈谷
3本間→1 8鈴木 6後藤 2深谷 1遠藤→9 7今泉 4樋口 5正留→3 9村田→5高橋(18)

(試合経過)
1回裏、無死満塁から4番深谷がタイムリー。刈谷が先制。ただ、ここから5番遠藤、6番今泉、7番樋口は3者連続三振。川端が踏ん張ります。1-0
2回表、先頭の4番井上が2ベースを放ちチャンスを作るも、後続が倒れ0点。
3回裏、1死2,3塁から6番今泉のスクイズ成功(野選)。2-0
4回裏、1死でピッチャー交代、東久保。
5回裏、2死満塁から8番正留がタイムリー。9番村田が走者一掃3点タイムリー3ベース。6-0
6回裏、2死3塁から5番遠藤がタイムリー3ベース。7-0
刈谷が7回コールドで勝ちました。

総評

刈谷がコールドで勝ったのですが、千種は全然弱いチームでは無かったです。
先発の川端投手はMAX134km、エースナンバーの柳原投手もMAX132km。野手の動きも良く、牛田選手、井上選手は目立つ選手でした。ただ、それをコールドまで持っていったのは刈谷の力強さゆえ。
遠藤投手は初回に148kmをマーク。上手く抜きながら投球して試合を作れるのも強みですね。
野手のレベルも高いし、勝負どころで集中打が出るのも素晴らしい。普通に全国でも戦えそうなチーム。この後も楽しみです。
千種も遠藤投手から4安打。単発ではヒットが出ていたんですよね。この試合では下級生が多く出ていましたので、この経験を新チームに活かしてほしいです。

ピックアップ選手

千種 川端 真央 投手(2年)

右のスリークォーター。まだまだ線が細いのですが、それでいて球速は130kmを超えてきて、MAX134kmを記録。初回に1点を失って更に無死満塁。ここで三者三振は圧巻でした。秋以降の公立の注目株になりそうです。

千種 井上 清登 捕手(3年)

4番捕手で出場。肩もまずまず。そして足も意外と早く、1塁駆け抜けが右打者で4.27秒。内野安打も稼ぎました。どこか上でやってほしい選手ですね。遠藤選手から2安打放ちました。

千種 溝口 翔斗 外野手(3年)

5番レフトでスタメン。途中からライト。センター返しの打撃で2安打。遠藤投手からのクリーンヒットは見事。

刈谷 遠藤 泰介 投手(3年)

この試合で148kmをマーク。ただ、まっすぐで押さずに変化球と上手く組み合わせてストライク先行で打ち取る投球を駆使して、5回を60球で終えたことが素晴らしい。ランナーを出しても慌てませんし、見るたびに進化しています。

刈谷 本間 拓真 内野手・投手(3年)

1番ファーストで出場し、きっちりと2安打。6回からマウンドへ。自分は久々に投球を見れました。2回を0に抑えて仕事を果たしました。

刈谷 後藤 良輔 内野手(3年)

3番ショートで出場し、1安打3四球と全打席出塁。守備も安定していますし、盗塁も1つ決めて能力の高さを感じる選手。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示