岐阜聖徳学園大-中京学院大 2回戦 観戦記(2022年秋季岐阜大学リーグ戦)

9月26日にKYBスタジアムで行われた第1試合、岐阜聖徳学園大-中京学院大の2回戦の観戦記です。
負けると優勝争いがお互いに厳しくなる一戦でした。

岐阜聖徳学園大
003000010|4 H10 E0
100000000|1 H4 E0
中京学院大

岐阜聖徳学園大
有賀(13)-反頭
中京学院大
舛迫(15)、竹村(16)、大島(18)-安川

投手成績
岐阜聖徳学園大
有賀達彦 9回 104球 被安打4 四球1 三振7 失点1

中京学院大
舛迫勇汰(広島新庄 3年) 2回2/3 44球 被安打5 四球1 三振1 失点3

竹村甲希 4回1/3 49球 被安打2 四球1 三振5 失点0
大島瑠綺(長野日大 4年) 2回 37球 被安打3 死球1 三振2 失点1

(出場選手)
岐阜聖徳学園大
8長岡(8)→7 4内田力(4) 5原田(25) 3牧内(33) 2反頭(10) D矢岸(9) 9前田(22) 6横尾(5) 7松波(3)→8横井(1)
中京学院大
9加藤修(1) 8高畠(3)→H前田(24)→8 6西尾(10) 3廣田(5) 7千田(26) D瀧本(9) 5八尋(4)→H井上槙(11)→5→H片江(27)→5 2安川(22) 4豊田(35)→H大村(8)→4

(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番廣田がタイムリー2ベース。中京学院大が先制。1-0
3回表、2死2塁から3番原田がタイムリー2ベース。4番牧内がセンターへ2ランホームラン。ここでピッチャー交代、竹村。岐阜聖徳学園大が逆転。3-1
8回表、2死2塁から5番反頭がタイムリー。4-1
岐阜聖徳学園大が勝ちました。

総評

岐阜聖徳学園大は有賀投手が先発。初回に1点を失ったものの、2回以降はボールが走っていき危なげない投球。2回~5回は3人ずつで抑えて試合のリズムを作りました。
打線は3回表に1死から出たランナーを送って2死2塁として3番原田選手がタイムリー。4番牧内選手が2ランホームラン。采配がきっちりと決まったのが大きかったですね。
その後、登板した竹村投手を打ちあぐみましたが、8回にリリーフで上がった大島投手を捉えて追加点。これがものを言って、有賀投手で最後まで押すことが出来たのも今後に向けては大きい気がします。
調子が上がっていなかった牧内選手、反頭選手に打点が付いたのも今後に向けては貴重な結果になりそうです。
中京学院大は初回に幸先よく先制したものの、2回以降は沈黙。ヒットすら1本しか出ない形に。
投手の起用も竹村投手が良かっただけに、全体的に上手くいかなかった印象となってしまいました。
リーグ戦は終盤になっていきます。2位までが東海地区の決定戦に進めるので、ここからも激しい戦いが続きそうです。

ピックアップ選手

岐阜聖徳学園大 有賀 達彦 投手(東海大諏訪 2年)

初回に1点を失うものの2回以降はほぼ完ぺきな内容でヒットも1本で抑える好投でした。
最後まで投げ切ったことで、次戦以降の投手運用も楽にする、大きな投球だったと思います。まっすぐが走っていて、要所で押せたのが大きかったですね。

岐阜聖徳学園大 牧内 大斗 内野手(東海大甲府 4年)

4番1塁で出場。3回に同点のところからバックスクリーンに運ぶ牧内選手らしい一発でした。これぞ4番、ですね。

岐阜聖徳学園大 原田 和紀 内野手(岐阜聖徳学園 3年)

3番サードで出場。3回には同点となるタイムリー2ベースを放ち、これを含むマルチを記録。

中京学院大 竹村 甲希 投手(日本航空山梨 2年)

3回途中からマウンドへ。7回まで2安打、5奪三振を奪う好投でした。テンポが良く、バックの好プレーも引き出していました。

中京学院大 廣田 玲二 内野手(千葉学芸 3年)

4番1塁で出場。初回にタイムリー2ベースを放ち、先制点をたたき出しました。

中京学院大 西尾 歩真 内野手(中京学院大中京 4年)

3番ショートで出場。初回に上手く三遊間を抜くヒット。ただ、このヒット以外、ややタイミングが合っていなかった印象もありました。
プロ志望届を提出。希望の進路に進めるといいですね。

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