名商大-愛知大 観戦記(2020年準硬式東海地区大学秋季リーグ戦)

10月7日にパロマ瑞穂球場で行われた名商大-愛知大の準硬式の秋季リーグ戦、観戦記です。
前日から始まったリーグ戦。準硬式自体は2度目ですが、リーグ戦でどんな雰囲気か楽しみに観戦しました。

名商大
000101000|2 H6 E2
10106000X|8 H13 E1
愛知大

名商大
玉木、大橋、池田、横山-加藤
愛知大
浅田、笹田、大村-大岩、鈴木

投手成績
名商大
玉木 4回0/3 85球 被安打7 四死球5 三振1 失点6(自責点4)
大橋 1回 26球 被安打4 四球0 三振1 失点2
池田 2回 28球 被安打2 四球1 三振1 失点0
横山 1回 14球 被安打0 死球1 三振0 失点0

愛知大
浅田 6回 65球 被安打5 四死球4 三振0 失点2(自責点1)
笹田 2回 27球 被安打1 四球1 三振0 失点0
大村 1回 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

名商大
8小平 7澤木 D滝本 3稲留 5余合 9深見 6香村→H長澤→6桑鶴→H寺田 2加藤 4佐藤→H岡本→R鈴木→4
愛知大
5鏡味→H大木 3石岡→H牧野 8梶田 D澤田→H田中 6濱本 7梶→H細野→7水越 9大谷 2大岩→H安岡→2鈴木 4小瀬木→4立岩

(試合経過)
1回裏、2死2,3塁から5番濱本のショートゴロをエラーで1点。愛大が先制。
3回裏、無死3塁から3番梶田のタイムリー。2-0
4回表、無死3塁から3番滝本の2ゴロの間に1点。2-1
5回裏、無死満塁から6番梶のタイムリー。ここでピッチャー交代、大橋。7番大谷の2点タイムリー。更に無死2,3塁から8番大岩の2点タイムリー。更に1死満塁から3番梶田の遊ゴロゲッツー崩れで1点。この回打者11人で6点を上げ、8-1
6回表、無死満塁から6番深見の犠牲フライ。尚も1死1,2塁でしたが、6番桑鶴が4-6-3のゲッツーに倒れ1点止まり。8-2
6回裏、ピッチャー交代、池田。
7回表、ピッチャー交代、笹田。
8回裏、ピッチャー交代、横山。
9回表、ピッチャー交代、大村。
愛知大が快勝しました。

短評

名商大の1年生サウスポー、玉木投手が初回からやや不安定。コントロールに苦しみ1回に無安打で1失点すると、徐々に捉えられ、5回途中でKO。その後を継いだ大橋投手も踏ん張れず、一挙6点を奪われ試合を決められました。
打線は浅田投手の独特のテンポとアンダーハンドからの球筋に苦戦。4回、6回に1点ずつ奪うも、尚ものチャンスでゲッツー等に取られコールドを免れるのがやっと。
愛大は浅田投手の後、笹田投手、大村投手がしっかりと抑え快勝しました。
5回の集中打も見事。打線が良くつながりました。

ピックアップ選手

名商大 稲留 克哉 捕手(東邦、2年)

捕手登録ですが4番1塁で出場。一本ヒットを放ちました。1塁守備でも初回にライナーの好捕がありました。

名商大 滝本 海登 外野手(安城東、2年)

ヒット1本。四球2つで1打点。DHで出場し、仕事をきっちりとしました。

名商大 余合 航内 野手(豊川、3年)

チーム唯一のマルチ。4回のバントヒットは鮮やかでした。

愛知大 浅田 一圭 投手(愛知高校、2年)

高校時代は愛知高校でエース。変則のサイドハンドでした。 久しぶりに見たらアンダーに近くなっていました。テンポが速く、どんどん投げて打者に主導権を握らせない投球。 上手くタイミングをずらして打ち取っていました。

愛知大 梶田 健斗 外野手(東邦、2年)

3回に2点目となる貴重なタイムリー。申告敬遠を含む3四球と3番としてしっかりと活躍。6回のゲッツー崩れの1打点も大きな1点でした。

愛知大 大谷 康稀 外野手(至学館、3年)

5回に無死満塁から2点タイムリーを放ち5-1に。ここで勝負あった感じになりました。このヒットを含む2安打と活躍。


改めて準硬式の選手の出身とか見てると高校の強豪校出身が多いんですよね。そして楽しそうに野球をやっている。そういう姿が新鮮に映ります。今年はコロナでようやく出来た公式戦、というのもあるかもですが。こういう野球もいいですね。

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