福江-豊川 観戦記(2022年東三河地区2次T)

3月29日に蒲郡球場で行われた第1試合、福江-豊川の観戦記です。
1次予選で豊橋西に不覚を取って、2位・3位トーナメントに回った豊川がどんな戦いをするか注目して観戦しました。

福江
101000|2 H8 E0
410502|12 H15 E0
豊川
(6回コールド)

福江
木村(6)、田中(1)-小久保
豊川
白須(1)、伊藤(16)-江上

投手成績
福江
木村慶多(2年) 1回 37球 被安打4 四球2 三振0 失点4

田中翔愛 4回1/3 96球 被安打11 四球2 三振1 失点8

豊川
白須輝一(3年) 4回 90球 被安打5 四球2 三振10 失点2

伊藤汰祐(3年) 2回 24球 被安打3 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
福江
1木村(6)→6 6林(4)→4 5杉浦 2小久保椋 3田中(1)→1 9長神 8野村(15)→H小久保直(7)→3飯谷(3) 7川崎(16) 4楠名(8)→3→8
豊川
3山田 9三谷 2江上 7鈴木 5伊藤隆 6遠渡 8彦坂 1白須→H齋藤(17)→1伊藤(16) 4青木

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番小久保のスクイズが成功(記録野選)。福江が先制。1-0
1回裏、1死3塁から3番江上がタイムリー。更に2死1,2塁から6番遠渡がタイムリー。7番彦坂が2点タイムリー3ベース。豊川がすかさず逆転。4-1
2回裏、1死2,3塁から3番江上の2ゴロの間に1点。5-1
3回表、2死1,3塁から5番田中がタイムリー。5-2
4回裏、2死3塁から2番三谷がタイムリー。更に2死1,2塁から4番鈴木、5番伊藤隆が連続タイムリー。6番遠渡が2点タイムリー3ベース。この回5点。10-2
6回裏、1死2,3塁から7番彦坂の2点タイムリー3ベースでコールド成立。12-2で豊川が快勝しました。

総評

豊川がコールドで快勝。ただ、福江も良く食らいつきました。
豊川のエース、白須投手が4回で90球も投げているのがその証拠。ヒットも4回までに5本放ち、タイムリーを含む2点。豊川をかなり苦しめました。
上位5人は全員ヒットを放ち、能力のあるところを見せました。ここまで勝ち上がってくる力は十分ありましたね。
豊川は初回からしっかりとチャンスを活かして4点取って優位に。4回は2死3塁からの連続攻撃で5点。この辺りはお見事でした。
やはり個々の力はありますし、好選手が多い印象。あとは投手陣がどこまで整備できるか。白須投手は三振10個奪い、力のあるところは見せましたが、やや球威を含め物足りなさも感じました。

ピックアップ選手

福江 田中 翔愛 投手・内野手(3年)

5番ファーストで出場。2回からマウンドへ。左で変化球のコントロールが良くて、まっすぐは120㎞前半。まとまった投手でした。4回は2死からの大量点。追い込んでから打たれることも多かったので、なにか決め球がほしいですね。
打撃では2安打でタイムリー1本。センターから逆方向の打撃が光りました。

福江 小久保 椋真 捕手(2年)

4番捕手で出場。初回にスクイズを決め、残り2打席はヒット。打撃のいいタイプの捕手ですね。初回には盗塁阻止もありました。

福江 杉浦 陸 内野手(3年)

3番サードで出場。2安打1四球と全打席で出塁。積極的に打っていく姿勢が良かった。

豊川 遠渡 真輝人 内野手(2年)

6番ショートで出場。2安打がいずれもタイムリー。また守備の良さが光り、肩も強くて三遊間の当たりも1塁で刺す強肩を披露してくれました。好選手です。

豊川 彦坂 麟寿 外野手(3年)

7番センターで出場。3ベースを2本放ち4打点の活躍はお見事でした。いずれもしっかりと振り切ってのライトオーバーの当たりでした。

豊川 三谷 陸 外野手(3年)

2番ライトで出場。3安打と猛打賞でした。初回にはしっかりと犠打を決め、盗塁も2個。仕事のできる選手ですね。

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