イスコジャパン-豊田鉄工 観戦記(2023年新春選抜リーグ戦)

1月17日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第3試合、イスコジャパン-豊田鉄工の観戦記です。
上位争いに絡む1戦。どちらが優勝争いに踏みとどまるか、注目して観戦しました。

イスコジャパン
00000110|2 H6 E1
10115001|9 H10 E0
豊田鉄工
(8回コールド)

イスコジャパン
田畑(18)、宮間(17)-長嶋
豊田鉄工
村松(21)、長谷川(15)、蟹江(17)-吉村

投手成績
イスコジャパン
田畑修志(啓新-岐阜聖徳学園大 22歳) 4回0/3 83球 被安打6 四球3 三振1 失点6

宮間竜希(千葉学芸-名古屋学院大 23歳) 4回 62球 被安打4 四死球4 三振0 失点3

豊田鉄工
村松頌太 5回 67球 被安打3 四球1 三振4 失点0
長谷川颯(中部大春日丘-中京大 24歳) 2回 40球 被安打1 四死球3 三振2 失点2

蟹江亮太(愛知-愛知大 31歳) 1回 13球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
イスコジャパン
9吉田(3) 5尾野(2) 6村田(1) D小川(5) 3近藤(10) 2長嶋(22) 4徳浪(8) 7勢田(28)→H山崎(9)→7 8新垣(4)→H古川(25)→8
豊田鉄工
9清水(2) 4森元(1) 8森(10) 7村田(6) 3名古路(5) D土屋(23)→H工藤(7) 2吉村(27) 6安食(0) 5堀本(3)→H木村(24)→5

(試合経過)
1回裏、2番森元がソロホームラン。豊田鉄工が先制。1-0
3回裏、2死3塁から3番森がタイムリー。2-0
4回裏、この回先頭の5番名古路がソロホームラン。3-0
5回裏、無死満塁でピッチャー交代、宮間。1死満塁から4番村田が押し出し四球。5番名古路が2打席連発となる満塁ホームランを叩き込み、この回5点。8-0とします。
6回表、ピッチャー交代、長谷川。1番吉田が初球を捉えてソロホームラン。8-1
7回表、2死2,3塁からワイルドピッチで1点。8-2
8回表、ピッチャー交代、蟹江。
8回裏、2死2,3塁から3番森がタイムリー。豊田鉄工が9-2としてコールドで勝ちました。

総評

豊田鉄工が序盤からホームランを絡めて加点をして快勝。
5番名古路選手が覚醒して2打席連続ホームランを放ちました。東海学園大時代から長距離砲として名を馳せたバッター。軟式ではここまであまり打っているイメージが無かったのですが、この2本のホームランで一気に覚醒したかもしれませんね。
7回コールドに持ち込みたかったところですが、投手陣が失点して7回コールドならず。ただ、状況的にコールドにしてチームに勢いをもたらせたいところで、8回に主将の森選手がタイムリーでコールドまでもっていったのが、今後に大きくものを言いそう。この試合終了時で2位ですが、失点数では1位の状態。初優勝に向けて、前進した形になりました。
村松投手はさすがの投球で5回無失点。投球数を減らせたことも大きいですね。
イスコジャパンはルーキーの田畑投手が小刻みに失点。宮間投手も踏ん張れずに大量失点となってしまいました。
まだ2敗ですので可能性はありますが、投手陣の奮投が必要。若い投手陣の頑張りに期待ですね。

ピックアップ選手

イスコジャパン 吉田 悠真 外野手(敦賀気比-東海学園大 23歳)

1番ライトで出場。6回に反撃のホームランを含む2安打のマルチ。

イスコジャパン 長嶋 萠 捕手(静清-同朋大 26歳)

6番捕手で出場。2安打1死球と全打席出塁。打撃のいい捕手として存在感を示しています。

豊田鉄工 名古路 凌 内野手(常葉大菊川-東海学園大 23歳)

大学時代に長打で鳴らした選手。ここまで軟式であまり打っているイメージが無かったのですが、第2打席でものの見事に捉えると、次の打席では満塁からホームラン。一気に覚醒した印象。今後の活躍が楽しみになりました。

豊田鉄工 森 亮太 外野手(三好-至学館大-BC福井 31歳)

3回、8回のタイムリーがいずれも2死から。こういう勝負強さは頼もしいですよね。さすが主将といったところです。

豊田鉄工 村松 頌太 投手(愛知工-中部大 28歳)

先発して5回を無失点。5回は先頭バッターに2ベースを許して、1死3塁とされるもしっかりと抑えて流れを維持しました。三振4つとボールに切れがありましたね。

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