JR東海-三菱自動車岡崎 観戦記(2023年JABAベーブルース杯)

5月4日に大垣北公園野球場で行われた第2試合、JR東海-三菱自動車岡崎の観戦記です。
三菱自動車岡崎は勝てば準決勝進出。JR東海も勝てば少し可能性が残る中での試合でした。

JR東海
010000100|2 H5 E1
02001002X|5 H8 E1
三菱自動車岡崎

JR東海
林山(34)、増子(15)、谷(14)、河村(18)-鎌倉
三菱自動車岡崎
北畑(18)-西川

投手成績
JR東海
林山太洲(創成館-近畿大 3年目) 4回2/3 99球 被安打4 四死球2 三振4 失点3(自責点2)

増子大海(都立紅葉川-中央学院大 4年目) 1/3 11球 被安打0 四球1 三振1 失点0
谷悠大(高知中央-東北福祉大 5年目) 2回1/3 35球 被安打4 四球1 三振1 失点2
河村唯人(日大三-日本大 1年目) 2/3 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0

三菱自動車岡崎
北畑勇季 9回 125球 被安打5 四球1 三振10 失点2

(出場選手)
JR東海
6山崎(0) 4吉田有(4) 5平野(7) 3上神(28) 7堀尾(25) 8山本(5) D須永(23)→H中田(24) 9藤井(31) 2鎌倉(22)
三菱自動車岡崎
9里見(28) 3小室(6) D堂(0) 7豊住(24) 5荒井(5) 4菅原(3) 8中村(31) 2西川(10) 6内藤(8)

(試合経過)
2回表、1死満塁から8番藤井の犠牲フライ。JR東海が先制。1-0
2回裏、2死満塁から1番里見が2点タイムリー。三菱自動車岡崎が逆転。2-1
5回裏、1死1塁から2番小室がタイムリー2ベース。2死3塁でピッチャー交代、増子。3-1
6回裏、ピッチャー交代、谷。
7回表、2死から8番藤井がソロホームラン。3-2
8回裏、1死2,3塁から8番西川のスクイズが成功(記録はFC)。ここでピッチャー交代、河村。1死1,3塁から9番内藤がスクイズ成功。5-2
三菱自動車岡崎が勝って準決勝進出を決めました。

短評

三菱自動車岡崎は北畑投手が好投。最近では一番いいくらいの内容で、奪三振も10。最後まで投げ切ったのも素晴らしいですね。2次予選でも普通に軸になりそうです。
三菱自動車岡崎が2回に逆転したのですが、その時の里見選手の当たり、ピッチャーが取れそうな当たりだったんですよね。ピッチャーゴロで終われた打球が逆転タイムリー。改めてピッチャーの守備が大事だな、と実感するプレーでした。
5回は直前でバント失敗があった直後に2番の小室選手がタイムリー2ベース。こういうミスをカバーするプレーが出るとチームが乗っていきますよね。
三菱自動車岡崎はJABA大会では久々の準決勝進出とのこと。このチャンスを活かせるか。
JR東海は藤井選手がホームランを含む2打点の活躍。全体的に育成モードの試合でした。
ここから2次予選まで、上手く調整していきたいですね。

ピックアップ選手

JR東海 藤井 倭 外野手(市立尼崎-大阪産業大 3年目)

8番ライトで出場。先制の犠牲フライにホームランで2打点。チームの全得点を叩き出しました。

JR東海 堀尾 良馬 外野手(神港学園-亜細亜大 11年目)

5番レフトで出場。2安打のマルチ。ベテランですが今大会では5割超えのアベレージをマーク。元気ですね。

三菱自動車岡崎 北畑 勇季 投手(大体大浪商 12年目)

昨年くらいから球威が戻って状態が上がっている印象です。この日も三振10個奪って完投。見事な投球でした。

三菱自動車岡崎 小室 和弘 内野手(昌平-明治大 11年目)

2番1塁で出場。勝負強さはさすがですね。マルチで5回には貴重なタイムリー2ベースを放ちました。

三菱自動車岡崎 里見 治紀 外野手(花咲徳栄-東北福祉大 4年目)

1番ライトで出場。2回には2点タイムリー。ピッチャーが取れそうな当たりではありましたが、打球は速かった。これを含むマルチ。

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